Mother_(テレビドラマ)
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Mother
ジャンルテレビドラマ
脚本坂元裕二
演出水田伸生
長沼誠
出演者松雪泰子
山本耕史
芦田愛菜
尾野真千子
高畑淳子
酒井若菜
倉科カナ
綾野剛
田中裕子
音楽REMEDIOS
エンディングhinaco泣き顔スマイル
製作
プロデューサー次屋尚
千葉行利
制作日本テレビ

放送
映像形式ハイビジョン制作
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2010年4月14日 - 6月23日
放送時間水曜日 22:00 - 22:54
放送枠水曜ドラマ
放送分54分
回数11
公式サイト
特記事項:
初回は30分拡大(22:00 - 23:24)。
最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
テンプレートを表示

『Mother』(マザー)は、2010年4月14日から6月23日まで、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は松雪泰子。脚本の坂元裕二による完全オリジナルストーリー書き下ろし作品。
概要

ネグレクトや過剰な母性神話による抑圧をテーマにした社会派サスペンス作品[1]

本作を書き下ろした坂元裕二によるとテーマは最初に決まっていた一方で、描き方としては1人の人物にフォーカスを当てるか三姉妹の物語にするかどうかで悩んでいた。最終的にどうするか決めかねている初期段階では取り敢えず、長女の奈緒以外の2人の妹の背景や物語も長女と同じくらいの分量で詳細に設定資料へ書き込んでいた。その後、企画段階の話し合いの中で、この長女に関して書き込んだ話だけでも既に一本作れますねとプロデューサーが坂元へ伝えたことで、三姉妹それぞれの背景は変えずに長女の話を軸に脚本を書き下ろしていく方向へ持っていくことができたと坂元は振り返っている[2]
海外展開

トルコ共和国で『ANNE』というタイトルでリメイク版が2016年制作され、トルコ国内で視聴率1位を獲得し、さらには世界35ヶ国に輸出されて世界的なヒットを得るドラマになった[3][4][5]。日本のテレビドラマがトルコでリメイクされるのは初のことで、トルコはアメリカ合衆国に次ぐドラマ輸出国である[3][4][5]

加えて、フランス韓国ウクライナタイランド中華人民共和国などでも各国がそれぞれ独自に制作した『Mother』リメイクが行われており、そのリメイクされたドラマ群も重ねてヒットし、高視聴率及び多数のドラマ賞を受賞するなどの高評価を受け、2019年時点でアジア10カ国、世界35カ国以上で展開されるなど日本国外で異例の広がりを見せている[6][7][5][8][9]。さらには、日本での放送から12年が経過した2022年においてもスペイン版リメイクが制作・配信され、スペインで大ヒットを記録している[10]
エピソード

松雪泰子の連続ドラマ出演は3年ぶりで主演は約12年ぶり。田中裕子民間放送の連続ドラマ出演は24年ぶり。本作直前まで放送されていたNHK朝ドラウェルかめ』主演の倉科カナは民放プライムタイム連続ドラマは初出演。尾野真千子は民放地上波の連続ドラマではレギュラー初出演。

尾野真千子は、本作の翌年に主演のNHK朝ドラ『カーネーション』にて本作では恋人役であった綾野剛と不倫相手役で再共演。芦田愛菜とは映画『のぼうの城』や2014年放送の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で放送されたスペシャルドラマ『はなちゃんのみそ汁』にて母子役で再共演。

芦田愛菜の出世作になった本作において、芦田はオーディションによる書類審査の規定7歳に達しておらず、当初応募を見送っている(当時5歳)。しかし、所属事務所が駄目もとで芦田を推薦し、演技・面接審査を受けさせた結果、既定年齢に達していないにもかかわらずキャスティング担当者を悩ませる結果となり、最終的には急遽オーディション会場に呼ばれた脚本家との協議によって芦田のキャスティングが決定した。年齢差のある役を演じるにあたり、脚本家が栄養失調の設定や役の話し方などに変更を加えている[2]。ちなみに芦田は本作の最終話放送日が6歳の誕生日であった。

あらすじ

室蘭渡り鳥の研究をしていた鈴原奈緒は、大学の研究室の閉鎖によりやむなく小学校教諭となり、産休教師の代理として担任を任される。奈緒は他の児童たちと少し違った言動を行う道木怜南を苦手に思い、怜南が児童虐待を受けている様子に薄々気付くも傍観者の立場を取っていた。元の研究職に戻ろうとしていた奈緒は、別の大学の研究室を紹介してくれた准教授と待ち合わせる途中、極寒の中薄着一枚でゴミ袋の中に入れられ捨てられていた怜南を発見する。奈緒は怜南を抱きしめ、誘拐して「母親」になることを決意する。まず漁港で怜南が海に落ち行方不明になったように装い、警察の大捜索が始まる中で二人は札幌駅寝台特急北斗星に飛び乗り、東京へと逃避行を開始する。車内で奈緒は怜南を自分の「娘」とし、鈴原継美と名付ける。

途中の駅で、不注意から荷物と所持金を盗まれ途方に暮れた奈緒は以前自分が入所していた児童養護施設「桃の家」に向かう。しかし施設は荒れ果てており、認知症を患った園長の野本桃子が一人いるだけだった。奈緒と継美はしばらくそこで過ごすが、桃子は福祉施設に引き取られることとなり、一時的に記憶が戻り奈緒との思い出を語りながら別れていく。

奈緒は自分を7歳のときに引き取ってくれた里親である鈴原籐子の経営する会社を訪ね金を借りるが、籐子からは鈴原家に戻るよう諭される。その際、偶然すれ違った実母の望月葉菜は奈緒に気付き、また継美を奈緒の子だと思ってしまう。やがて継美は図書館で出会った葉菜を「うっかりさん」と呼び仲良くなる。ある日、葉菜は新聞記事で継美が「室蘭で行方不明の子供」と知り、その上で奈緒に味方するが、当の奈緒は彼女がかつて自分を捨てた実母と知り怒る。同じ頃、事件を追う雑誌記者の藤吉駿輔も奈緒と一緒にいる継美を見付け、奈緒を恐喝する。しかし継美を守るためどんな手も厭わない奈緒の形相に対し、藤吉はかつて取材対象であった虐待児を救えなかった過去を告白し、この結末を見届けたいとの理由から、以後奈緒に協力的になる。


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