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やノートページでの議論にご協力ください。この項目では、SNSサービスについて説明しています。運営企業については「MIXI」をご覧ください。
mixi
URLmixi.jp
言語日本語
タイプソーシャル・ネットワーキング・サービス
運営者MIXI
収益広告、フリーミアム
スローガンすべての人に心地よいつながりを
営利性営利
登録必要
開始2004年3月3日
現在の状態運営中
mixi(ミクシィ)は、株式会社MIXIが運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) である。 2004年2月にサービス開始。サービス名の由来は、公式サイトの説明[1][出典無効]によると、「mix(交流する)」と「i(人)」を組み合わせた造語で、利用者同士の交流が深まることを願って名づけられたものである。
概要
完全招待制
当初mixiは、既に入会している登録ユーザーから招待を受けないと利用登録ができないという、完全招待制を採用していた。この方式は、ユーザーそれぞれの素性が明らかになり、健全で安心感のある居心地の良いコミュニティを維持するという目的で採用されている。なお、招待した側とされた側は自動的にマイミクシィ(友人登録)となり、登録後3ヶ月間は外すことが出来ない。招待状をもらった場合、ID番号は基本的に新しい番号が割り当てられるが、一度退会したメールアドレスで再利用登録した場合は再び同じID番号が割り当てられる。しかし旧データ(マイミクや参加コミュニティ等)は復帰せず、新規登録と同じく白紙の状態から始まる。
18歳未満の参加について
以前は利用規約により18歳未満の者の参加は禁止されていたが、2008年12月10日より15歳未満に引き下げられた。ただし、以下の制限が設けられている。
友人検索機能が利用不能
日記公開範囲の標準設定が「友人まで公開」となる(変更可能)
18歳未満の者に相応しくない広告が非表示となる
18歳未満の者が18歳以上であると詐称して登録した場合であっても、携帯フィルタリングサービスを契約している端末からアクセスした場合は、同様の制限がなされる[2]。
アカウント登録
メールアドレスについては、当初はPCのメールアドレスを持っていないと登録できなかったが、2006年12月4日より、携帯電話のメールアドレスでも登録可能となった。2007年3月27日からはフリーメールのアドレスによる登録には、携帯電話のメールアドレスを併せて登録することが必須となった[3](プロバイダ発行のメールアカウントでは携帯のメールアカウントは不要)。これは複数アカウント所持を防ぐ目的での措置で、この時点では既存アカウントに対して携帯電話のメールアドレス登録を求めるものではないとしていた[3]。しかしその後、全てのメールアドレスについて、携帯電話のメールアドレスと端末固有情報の登録が必須となった。このため携帯電話を持っていないユーザーは、必然的にmixiの新規登録ができなくなった。その際にスマートフォンからの登録も不可能になっていたが、2010年(平成22年)9月にiPhoneからは「@i.softbank.jp」のメールアドレスを使用した場合のみ[4][出典無効]、さらに2011年(平成23年)2月21日から、Android端末からも新規登録できるようになった[5]。なお、利用規約に違反しアカウントが停止された場合は理由の如何を問わず、そのアカウントで使用していたメールアドレス及び携帯電話端末からの再入会はできない。
Mixiの人気と衰退
サービス開始の2004年から2010年にかけて、国内発のSNSサービスとして大きな話題となり、多くのユーザーが参加した。自分のアカウントページを開設して、知人や仲間たちと手軽に会話することができ、様々なジャンルの掲示板が用意されたMixiは、それまでにない閉鎖的な秘密サークル的なコンテンツサービスとして大きな人気を得た。しかし、2010年の「完全招待制の廃止」により、業者やスパム、ナンパ目的のユーザーがどんどん入ってくるようになり、特別感も信頼感も失われていった。さらに、2011年の「足あと機能の廃止」により自分のページに来た人との交流が出来なくなり、独自性や利便性が薄れてしまいユーザー離れが進んだ。また、Mixiに飽きてしまったユーザーや、コミュニティにおける繋がりを負担と感じるようになってしまい急にmixiでの活動をやめてしまう「Mixi疲れ」といった現象も目立つようになった。それに加えて、スマホの普及に伴ってサービスの移行に柔軟に対応できなかったことや、TwitterやFacebookといった海外SNSサービスや、Youtubeやニコニコ動画といった動画コンテンツの普及によりユーザーの興味が移り、Mixiは次第に衰退をしていった。しかし2023年になり、Twitterの不具合や誤凍結が相次いだことでTwitterの先行きに不安を感じたユーザーが他SNSにもアカウントを開設する動きが広まり、流入先の一つとして再びmixiが注目されることとなった[6]。
沿革
2004年
2月 - サービス開始(プレオープン)
3月3日 - 公式オープン。機能は、SNSとしてのリンクとmixi日記のみ
8月5日 - カレンダー機能を追加
9月16日 - mixiモバイル開始
2005年
1月27日 - mixiプレミアム開始
2006年
2月8日 - mixiニュース開始
5月22日 - mixiミュージック開始
9月14日 - 株式会社ミクシィ上場
10月4日 - 三洋電機社員の画像が流出、ネット上におけるミクシィの大不祥事発生、日刊ゲンダイ等各メディアで報道され問題に
2007年
2月5日 - mixi動画開始
4月26日 - 日記キーワードランキング開始
5月10日 - PCで絵文字対応
11月2日 - OpenSocialへの賛同を表明(オープンβの開始は1年5ヶ月後)
12月3日 - フォトアルバムにラクガキ機能を追加
12月4日 - モバイル検索連動型広告を開始
12月7日 - mixi公認コミュニティを利用した商品発売を開始
12月20日 - mixiモバイルにて無料ゲームコンテンツの提供を開始
12月20日 - mixiモバイルにてコンテンツ連動型広告を開始
2008年
2月28日 - OpenIDへの参加を表明(提供開始は半年後)
7月30日 - iPhone, iPod touchアプリを提供開始
8月4日 - エコー(現ボイス)開始
8月20日 - mixi OpenID提供開始
10月16日 - mixi ウィジェット(NetFront Browser Widgets)提供開始
10月30日 - ソフトバンク向けのmixiウィジェットを提供開始
11月28日 - ミクシィ年賀状を開始
12月10日 - 年齢制限を15歳以上に引き下げた
12月11日 - mixiアプリのパートナー向けβ版公開(開発者向けに公開)
12月15日 - mixiモバイルでデコメッセージ開始
2009年
4月8日 - mixiアプリのオープンβを開始
9月17日 - エコーをボイスに名称変更し、正式サービスにした
10月27日 - mixiアプリモバイル開始
11月26日 - mixi同級生開始
2010年
1月6日 - ミクコレ開始
1月20日 - mixiキーワード開始
3月1日 - 招待状無しで登録可能になる
4月15日 - Gmailのアドレス帳と連携開始
5月11日 - mixiカレンダー開始
5月24日 - BlackBerry対応アプリケーション提供開始 [7]
5月31日 - mixiタッチ開始
6月3日 - mixiフォト開始
6月10日 - ボイスでTwitterのフィードの取り込みが可能になる
6月28日 - mixi同僚ネットワーク開始
9月6日 - mixiチェック、mixiチェックイン開始
9月10日 - mixiアプリのスマートフォン版を開始し、mixi Plugin、mixi Graph API を発表。中国・韓国のSNSとの業務提携を発表
10月5日 - mixi新着通知がiコンシェルに対応「ミクインフォ」提供開始 [8]
12月24日 - Androidアプリを提供開始 [9]