Microsoft Internet Security and Acceleration Server開発元マイクロソフト
初版1997年1月1日 (1997-01-01)
最新版2006 / 2006年10月17日 (17年前) (2006-10-17)
対応OSWindows Server
前身Microsoft Proxy Server
後継Microsoft Forefront TMG
サポート状況保守終了
種別ファイアウォール
ライセンスプロプライエタリ
公式サイトhttp://www.microsoft.com/isaserver (archived)
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Microsoft Internet Security and Acceleration Server (ISA Server) は、マイクロソフトのファイアウォールのソフトウェアである。以前は Microsoft Proxy Server という名称だった。
ISA Serverは、Intelligent Application Gatewayとあわせて、エッジセキュリティという位置付けになっている。エッジセキュリティとは、ネットワーク境界のセキュリティをあらわし、複数のネットワーク接続点でセキュリティゲートウェイの機能を提供する。
ISA Serverは、企業のIT環境をインターネットの脅威から保護し、インターネットを介したリモートアクセスユーザーに対して、企業内のアプリケーションやデータへの容易で安全なアクセスを可能にする。
ISA Serverの後継バージョンは Microsoft Forefront Threat Management Gatewayという名前になった。 Microsoft ISA Serverは、 Microsoft Proxy Serverと呼ばれていた。コードネーム「Catapult」で開発された[1] Microsoft Proxy Server v1.0は、1997年1月に初版がリリースされ[2]、Windows NT 4.0で動作するように設計された。 Microsoft Proxy Server v1.0は、TCP/IPを通じてLAN環境のクライアントにインターネットアクセスを提供する製品だった。 WinSock変換/トンネリングクライアントを介して、IPX/SPXネットワーク(主にレガシーNovell NetWare環境で使用)のサポートも提供された。これにより、ウェブブラウザなどのTCP/IPアプリケーションがネットワーク上にTCP/IPなしで透過的に動作できる。 Windows NT 4とは十分に統合されていたが[3]、 Microsoft Proxy Server v1.0には基本的な機能しかなく、1つのエディションしかなかった。 Microsoft Proxy Server v1.0の延長サポートは2002年3月31日に終了した。 Microsoft Proxy Server v2.0は1997年12月にリリースされ[4] 、NTアカウント統合の改善、パケットフィルタリングのサポートの改善、および幅広いネットワークプロトコルのサポートが含まれていた。 Microsoft Proxy Server v2.0は、2004年12月31日に延長サポートフェーズを終了した。 2001年3月18日、MicrosoftはMicrosoft Internet Security and Acceleration Server 2000(ISA Server 2000)をリリースした[5] 。 ISA Server 2000では、Standard EditionとEnterprise Editionが導入され、Standard Editionには高可用性クラスタリングなどのエンタープライズグレードの機能が含まれていなかった。 ISA Server 2000にはWindows 2000 (どのエディションでも可)が必要であり、Windows Server 2003でも実行できる。 ISA Server 2000は、マイクロソフトのサポートライフサイクルポリシーに基づき5年間のメインストリームサポートと5年間の延長サポートの合計10年間のサポートライフサイクルを提供した最初のISA Server製品だった。 ISA Server 2000は、2011年4月12日にサポート終了になった。 Microsoft Internet Security and Acceleration Server 2004(ISA Server 2004)は、2004年9月8日にリリースされた[6] 。 ISA Server 2004はマルチネットワークサポートを導入した[要説明]。統合された仮想プライベートネットワーク構成、拡張可能なユーザーおよび認証モデル、アプリケーション層ファイアウォールのサポート、 Active Directory統合、 SecureNAT ISA Server 2004 Enterprise Editionには、アレイサポート、統合ネットワーク負荷分散(NLB)、およびキャッシュアレイルーティングプロトコル(CARP)が含まれていた。 Secure Server Publishingと呼ばれるISA Server 2004の中核機能の1つは、内部サーバをインターネットに安全に公開する機能であった。たとえば、一部の組織では、ISA Server 2004を使用して、Outlook Web Access (OWA)、 Outlook Mobile Access ISA Server 2004には、StandardとEnterpriseの2つのエディションが存在した。 Enterprise Editionには、個々のISAサーバではなくアレイレベルでポリシーを構成し、複数のISA Server間で負荷分散を行うことができる機能が含まれていた。 ISA Serverの各エディションは、プロセッサごとにライセンスが付与される。Windows Small Business Server
歴史
Microsoft Proxy Server
ISA Server 2000
ISA Server 2004
ISA Server 2004は、 Windows Server 2003 StandardまたはEnterprise Editionで実行できる。 Windows Server 2003 Appliance EditionおよびISA Server Standard Editionを含むアプライアンスハードウェアは、さまざまなマイクロソフトパートナーから入手できる[7]。 Microsoft Internet Security and Acceleration Server 2006(ISA Server 2006)は、2006年10月17日にリリースされた[8]。 これはISA Server 2004の更新バージョンであり、メッセージスクリーナーを除くISA Server 2004のすべての機能を保持している。 ISA Server 2006では、次のような新機能が導入された。
ISA Server 2006
Exchange Server 2007のサポート[9]