Microsoft_Developer_Network
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Microsoft Developer Network (マイクロソフト デベロッパー ネットワーク[注釈 1]、MSDN) とは、マイクロソフトの開発者ネットワークであり同社が開発者向けに提供するサービスの総称。

2016年には、MSDNとTechNetのコンテンツをMicrosoft Docs (docs.microsoft.com) に移行することが発表された[1][2]。その後は徐々に移行が進み、古いコンテンツは削除されるかDocsにリダイレクトされるようになっている。Docsでは各ページのデータ(Markdownテキストや画像ファイル)がGitHubで管理されるようになっており[3]、プルリクエスト機能やフィードバック用リポジトリを利用することでコミュニティによる各国語の翻訳改善などの貢献も可能となっている。2022年にはドキュメント類がトレーニングサイトに統合され、Microsoft DocsはMicrosoft Learn[4]に統合された。
無償提供サービス
ライブラリ

マイクロソフトの製品やテクノロジに関わる技術情報および API リファレンスを提供している。後継はMicrosoft Docs。

Windows APIATL/MFCVBA.NET Frameworkなどのリファレンスが含まれる。Docsには.NET CoreXamarinに関するドキュメントも収録されている。

Microsoft Visual Studioのバージョン2008までは、オフラインで利用可能なMSDNライブラリのスタンドアロン版が付属していた。
ブログ

マイクロソフト社員専用のブログである。
フォーラム

マイクロソフトの製品に関する技術的な話題を専門とする電子掲示板
サンプル

マイクロソフトやユーザー自身がコーディングしたサンプル コードをアップロードおよび公開提供するためのサービスである。

かつては「MSDN Code Gallery」(日本語版のみ「Code Recipe」[5])と呼ばれていたが、2019年にサービス終了し、サンプルの管理はMicrosoft Docsサイトに統合された[6]。Code Gallery/Code Recipe はプロジェクト管理を提供しておらず、プロジェクト管理システムを提供しているサービスとして Code Gallery/Code Recipe とは別に CodePlex が提供されていたが、2018年にCodePlexはサービスを終了した。
有償提供サービス
ソフトウェア サブスクリプション

有料の提供サービスとして、開発で使用するための製品やサービスパックなどのソフトウェアを提供するプログラムとして MSDN サブスクリプションが提供されている。

サブスクリプションでは年間契約で同社が発売したほぼ全てのソフトウェアをダウンロード提供している。また、一般発売を前に MSDN サブスクリプションにてソフトウェアが先に公開される。サブスクリプションは単体契約、またはサブスクリプション契約が含まれる Visual Studio パッケージを購入によって契約が行われる。

サブスクリプションでは、

Business Solutions - Microsoft Dynamics など

MSDN Library

オペレーティングシステム - Microsoft Windows

アプリケーション - Microsoft Office など

サーバー - Windows Server や Microsoft Office Servers など

ツールとリソース - .NET Framework など

デザイナ向けツール - Microsoft Expression など

開発者向けツール - Microsoft Visual Studio ファミリーなど

を提供している[7]Sun Microsystems, Inc. と Microsoft Corporation との間の和解合意に準拠するため 2005 年末を持って Microsoft Java Virtual Machine が含まれた製品の提供が終了している[8]
アカデミック プログラム詳細は「MSDN アカデミック アライアンス」を参照

MSDN サブスクリプションとは別に、教職員や学生向けに MSDN アカデミック アライアンス (MSDN AA) を提供している。MSDN AA は開発者とデザイナ向けの二種類のサービスに分かれており、サービス別にそれぞれ最新のソフトウェアが提供されている。
MSDN マガジン

毎月発行される有償購読の雑誌である。テクノロジーに関わる概要や活用テクニック、解説などが取り上げられている。アメリカで提供される雑誌であるが、ウェブサイトでも内容を提供しており、日本語に翻訳した内容も提供されている。
関連項目

Microsoft TechNet

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 日本語版サイト(日本マイクロソフト株式会社管轄)では、「ディベロッパー」ではなく「デベロッパー」と表記されている。本記事では公式表記にならうものとする。

出典^ Introducing docs.microsoft.com 。Microsoft Learn
^ MSDN/TechNetがdocs.microsoft.comとしてオープンスースに 。InfoQ
^ Microsoft Docs 。GitHub
^ Microsoft Learn: キャリアの扉を開くスキルを身につける
^ 新しくなったCode Recipe (コード レシピ) をご利用ください! ? MSDN オンライン チームブログ
^ MSDN コード ギャラリーの提供終了 。Microsoft Docs
^MSDN サブスクリプション 提供製品[リンク切れ]
^ “MSDN サブスクライバ ダウンロードサイトからの MSJVM を含む製品の提供停止に関するご案内”. MSDN サブスクリプション (2010年2月1日). 2010年10月9日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2024年1月3日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト


MSDN マガジン

MSDN サブスクリプション

MSDN スキルアップセンター

MSDN フォーラム

MSDN Blogs

Microsoft Learn: キャリアの扉を開くスキルを身につける

技術ドキュメント 。Microsoft Learn

コード サンプルを参照 。Microsoft Learn











人物

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ポール・アレン

取締役会

ジョン・W・トンプソン

サティア・ナデラ

チャールズ・ノスキー(英語版)

ヘルムート・パンケ(英語版)

ジョン・W・スタントン(英語版)

リード・ホフマン

サンディ・ピーターソン

ペニー・プリツカー

チャールズ・シャーフ(英語版)

アーン・ソレンソン(英語版)

パッドマスリー・ウォーリアー(英語版)

上級幹部チーム

サティア・ナデラ(会長兼CEO)

ブラッド・スミス(副会長兼社長)

スコット・ガスリー(英語版)

エイミー・フッド(英語版)(CFO)

フィル・スペンサー

コーポレート
バイスプレジデント

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