Micro-Star_International
[Wikipedia|▼Menu]

微星科技股?有限公司
Micro-Star International Co., Ltd. (MSI)

種類公開会社
市場情報TSE 2377
略称MSI
本社所在地 台湾
新北市中和区立コ街69號
設立1986年
業種電気機器
代表者CEO 徐 祥 (Joseph Hsu)
資本金284.59億円
売上高連結:2280.27億円 [1]
(2012年)
純利益連結:29.13億円[2]
(2012年)
外部リンクjp.msi.com
テンプレートを表示

MicroStar International(マイクロスター・インターナショナル、略称:MSI)は、台湾コンピュータやコンピュータ関連部品を製造する会社であり、世界有数のマザーボードビデオカードの製造メーカーでもある。主な製品は高性能のビデオカードノートパソコン、およびゲーム専用パソコンなど。

1986年に5人のソニー台湾の元技術者の徐 祥[3]、盧 h隆[4]、? 金請[5]、林 文通[6]、游 賢能[7]によって設立された。旧ロゴの星型は社長を中心に4人の技術者でコンピュータ業界の星になろうと願いを込めているのが由来である。

コアビジネスのマザーボードとビデオカード事業は120カ国以上にのぼり生産量は2000年にマザーボードは世界第3位にビデオカードは、世界第1位となり、累計出荷量はマザーボード1.5億枚、ビデオカード1億枚を越えた。近年はラップトップパソコン、デスクトップパソコン、液晶ディスプレイ、タブレットPC、サーバ、組み込みシステム分野にも進出し2008年にはMSI 100%子会社のFUNTORO社を設立し車載用コンピュータ、カーナビゲーション分野にも進出し多角化している。2009年には企業ロゴを現行の物に一新するとともに「Innovation with style」という企業スローガンを制定。デジタル時代の主要なブランドとしてグローバル市場においてパイオニアであり続け、その中核となる消費者のニーズとグローバルな技術革新の分野で世界をリードする事を目指している。日本法人(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社、代表取締役林 文通、資本金2,000万円、所在地東京都台東区)は1999年に設立。本社
グループ概要

本社名:微星科技股?有限公司 (英語表記: Micro-Star International Corporation Limited)

所在地:台湾新北市中和區立コ街69號

設立:1986年8月

資本金:284.59億円 (2013年)

売上高:2280.27億円 (2012年)

社員数:18,000名 (グループ合計/2011年現在)

生産拠点:台湾新北市中和區、中国昆山、深?、上海

海外支社:オーストラリア、カナダ、中国、インド、マレーシア、イギリス、アメリカ、 アラビア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、 エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、 アイスランド、イタリア、日本、韓国、マイアミ、ラトビア、リトアニア、 メキシコ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、 ロシア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン タイ、トルコ(ABC順)

製造製品:マザーボード、グラフィックス、ベアボーンシステム、ラップトップPC、デスクトップPC、タブレットPC、液晶ディスプレイ、MP3関連商品、ポータブルメディアプレイヤー、通信機器 等

生産能力:マザーボード:月産210万枚

グラフィックス:月産110万枚

ラップトップパソコン:月産70万台

サーバー:月産30万台

デスクトップPC:月産60万台

デジタルオーディオ&通信関連機器:月産150万台、

日本法人概要

会社名:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社 (MSI-J)

所在地:東京都台東区東上野1丁目11番地4号 ザイマックス東上野ビル3階

設立:1999年1月

資本金:2,000万円

株主:微星科技股?有限公司 100%

事業内容:コンピューターハードウェア・ソフトウェア・通信機器・家電製品・周辺機器・部品等の輸出入、販売、保守サービス

沿革

年月出来事
198608Micro-Star International Corporation Limited(微星科技股?有限公司)設立
199512MSI ISO9002 認証取得
1996MSI ISO9001 認証取得
199808MSI 台湾株式市場1部上場
199901MSI Intel Corporation とのオフィシャルパートナー契約締結

MSI 100%子会社の日本法人としてエムエスアイコンピュータージャパン株式会社(以下MSI-J)を設立、

東京都港区三田1-2-18 TTDビルに事務所を構える

07MSI-J オフィスを東京都港区芝4-10-1 ハンファビルに移転
10MSI ISO14001 認証取得
200007MSI-J オフィスを東京都港区東新橋2-5-14 新橋山根ビルに移転
10MSI-J サポートセンター設置
200201MSI-J 修理部門設立
07MSI-J オフィスを東京都千代田区東神田1-17-6 C&Kビルに移転
08MSI-J 米沢事業所を設立
200504MSI-J 東京リペアセンターを設立
200607MSI-J オフィスを東京都台東区東上野1-1-12 栗橋ビルに移転
200903MSI-J ノートPCほかシステム製品専用お客様相談窓口を開設
201105MSI-J マザーボード/グラフィックスカード専用電話番号をフリーコール化
201203MSI-J サポートセンターを移転
MSI-J オフィスを現住所に移転
07お客様サポート体制を変更。マザーボード/VGAは代理店経由に、ノートPC/Tablet/AIOはお客様ご相談窓口の電話番号変更

日本における正規代理店

株式会社アスク

株式会社アユート

株式会社マイルストーン

株式会社
リンクスインターナショナル

かつての代理店

アイル株式会社

加賀電子株式会社

興隆商事株式会社

CFD販売株式会社

株式会社シネックス (現 株式会社テックウインド)

株式会社東京エンジニアリング (TEN)

株式会社トライコーポレーション (Justy)

ユーエーシー株式会社

rabo T.a.n


製品

主な製品としては、マザーボードビデオカードラップトップパソコンデスクトップパソコンディスプレイ (コンピュータ)などがある。製品はOEM供給されることが多く、ATI Technologies(現AMD)やNVIDIAも同社で製造している。2001年にはビデオカード生産量が世界一位となる。米国インテル社のオフィシャルパートナー (Tier-1)ベンダーの一つでまた、AMD Athlon (K7) 用マザーボード「MS-6167」やAthlon 64 (K8)用であるVIA K8T800チップセットを搭載した「K8T NEO-FIS2R」[8]を世界初で発売したメーカーでもある。かつては日本法人独自に1999年にIntel 440BXチップセット搭載のSlot1マザーボードにSocket 370変換カードを同梱した「MS-6199」や2003年にビデオカード冷却にヒートレーンを採用したNVIDIA GeForce4 Ti搭載の「寂、」シリーズのようなコアな自作PCユーザーに向けたユニークな製品を企画販売した。新技術の取り入れにも積極的で世界初のデュアルSocket 370、IDE RAIDをサポートした「694D Pro-R」[9]、世界初のUSB2.0搭載のマザーボード「K7T266 Pro2-RU」[10]をはじめUSBネットワークに対応した製品や世界初のBluetooth搭載のマザーボード、省電力とオーバークロック機能を両立した「Core Cell」[11]チップ搭載マザーボード、マザーボード上のコンデンサが全て「Hi-c Cap」[12]を搭載したマザーボード、低発熱・省電力の「DrMOS」[13][14]を搭載したマザーボードなど業界の先駆けの製品を数多く発売した。それ以外にもラジオチューナーを搭載したオーディオ風のベアボーンPC(CPU、メモリ、HDD、光学ドライブを取り付ければ自作可能なPCキット)の「MEGA PC」シリーズ[15][16]などもユニークな製品だった。また同社製のマザーボードは、オーバークロックしやすいことで有名で、オーダーメイドPC販売を行うAlienwareやFalcon Northwest(英語)などは、MSIブランドのマザーボードを使用していることで知られている。また、日本のパソコンメーカーではNECEPSONSONYマウスコンピューターサードウェーブ (Prime)、KOUZIRO (Frontier)、九十九電機 (eX. Computer)、ロジテックユニットコムなどへも、サーバ、ノートブック、ビデオカード、ベアボーン及びマザーボードの供給実績がある。

OEM供給に加えて2008年より日本で自社ブランドの展開を開始しネットブックのWind Netbook U100[17]を皮切りにゲーミングラップトップパソコンのGシリーズ[18]、2009年にはUltrabookを先取りするような薄型ラップトップパソコンのX-Slimシリーズ[19]、2011年にはタブレットPCのWindPadシリーズを発売した。世界的に有名な賞を数多く受賞しており、2004年にはデジタルオーディオプレーヤー「MEGA Player 515」[20]、「MEGA Player 516」[21]、「MEGA Player 521」[22]及びモバイルストレージ「MEGA CACHE 15[23]」の4製品がグッドデザイン賞を受賞をはじめ世界50カ国・350以上のメディアから約8,000もの賞を獲得している。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:35 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef