Mathematica
Mathematica 8.0.0 GNU/Linux版のフロントエンド
開発元ウルフラム・リサーチ
初版1988年6月23日[1]
最新版
Mathematica(マセマティカ)は、スティーブン・ウルフラムが考案し広く使われている数式処理システム。ウルフラム・リサーチの、ウルフラムが率いる数学者とプログラマのチームが開発し、同社( ⇒日本国内はヒューリンクス等の正規認定販売代理店)により販売されている。Mathematicaは項書き換えを基本として、複数のパラダイムをエミュレートするプログラミング言語としても強力である。目次 ウルフラム・リサーチの創始者であるスティーブン・ウルフラムと彼のチームは、1986年から新たな数式処理システムの開発を開始し、1988年にその最初のバージョンをリリースした。ウルフラムは当初、このシステムをOmega、のちにPolyMathと呼んでいたが、当時NeXT社の社長であったスティーブ・ジョブズに相談したところ「ダサい名前だ」と一蹴され、なにか一般的な語をロマンチックに表現したもの、例えばトリニトロンのような名前が良いとして「Mathematica」と名付けられた[2]。 歴代のMathematicaのロゴに使われているのは「スパイキー」と呼ばれる三次元多面体で、初代 Mathematicaでは大二十面体、それ以降のバージョンでは双曲二十面体を装飾したものが使われている[3][4]。 プログラミング言語としてのMathematicaは、項書き換えを基本として関数型と手続き型の両方をサポートするマルチパラダイム・プログラミング言語である。Mathematicaは、ウルフラムらが1979年頃に開発した Symbolic Manipulation Program
1 概要
2 機能
3 インタフェース
3.1 ノートブック
3.2 代替フロントエンド
4 計算可能なデータ
5 高性能計算
6 他のアプリケーションとの接続
6.1 C、Java、.NET、データベース、Rとの接続
6.2 その他の接続
7 アプリケーション配布
8 対応プラットフォームとライセンス
8.1 ライセンス
8.2 無料バンドル
9 リリース履歴
10 例
10.1 マルチパラダイムと一つの言語
10.2 すべては「式」である
11 脚注
12 関連文献
12.1 和書
12.2 洋書
13 関連項目
14 外部リンク
概要