Mathematica
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Mathematica
Mathematica 8.0.0 GNU/Linux版のフロントエンド
開発元ウルフラム・リサーチ
初版1988年6月23日[1]

最新版12.2.0 / 2021年2月21日 (2か月前) (2021-02-21)
プログラミング
言語C/C++JavaWolfram
プラットフォームクロスプラットフォーム(list)
対応言語英語日本語中国語フランス語ドイツ語イタリア語韓国語スペイン語
種別数式処理システム数値解析、情報視覚化、統計処理、ユーザインタフェース生成
ライセンスプロプライエタリ
公式サイト ⇒www.wolfram.com/mathematica/
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カテゴリ / テンプレート

Mathematica(マセマティカ)は、スティーブン・ウルフラムが考案し広く使われている数式処理システムウルフラム・リサーチの、ウルフラムが率いる数学者プログラマのチームが開発し、同社( ⇒日本国内はヒューリンクス等の正規認定販売代理店)により販売されている。Mathematicaは項書き換えを基本として、複数のパラダイムをエミュレートするプログラミング言語としても強力である。目次

1 概要

2 機能

3 インタフェース

3.1 ノートブック

3.2 代替フロントエンド


4 計算可能なデータ

5 高性能計算

6 他のアプリケーションとの接続

6.1 C、Java、.NET、データベース、Rとの接続

6.2 その他の接続


7 アプリケーション配布

8 対応プラットフォームとライセンス

8.1 ライセンス

8.2 無料バンドル


9 リリース履歴

10 例

10.1 マルチパラダイムと一つの言語

10.2 すべては「式」である


11 脚注

12 関連文献

12.1 和書

12.2 洋書


13 関連項目

14 外部リンク

概要

ウルフラム・リサーチの創始者であるスティーブン・ウルフラムと彼のチームは、1986年から新たな数式処理システムの開発を開始し、1988年にその最初のバージョンをリリースした。ウルフラムは当初、このシステムをOmega、のちにPolyMathと呼んでいたが、当時NeXT社の社長であったスティーブ・ジョブズに相談したところ「ダサい名前だ」と一蹴され、なにか一般的な語をロマンチックに表現したもの、例えばトリニトロンのような名前が良いとして「Mathematica」と名付けられた[2]

歴代のMathematicaのロゴに使われているのは「スパイキー」と呼ばれる三次元多面体で、初代 Mathematicaでは大二十面体、それ以降のバージョンでは双曲二十面体を装飾したものが使われている[3][4]

プログラミング言語としてのMathematicaは、項書き換えを基本として関数型手続き型の両方をサポートするマルチパラダイム・プログラミング言語である。Mathematicaは、ウルフラムらが1979年頃に開発した Symbolic Manipulation Program を起源とし[5]プログラミング言語ALGOLLISPAPL、および数式処理システムMacsymaの影響を受けている[6][7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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