Manaca
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その他の「まなか」「マナカ」については「まなか」をご覧ください。

manaca
通称マナカ
導入2011年
規格.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

FeliCa, NFC

通貨日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能あり
有効期限最終利用日から10年
自動チャージ専用クレジットカードに限り、名古屋市営地下鉄で可能。
取扱事業者

名古屋鉄道

名鉄バス

名古屋市交通局

名古屋臨海高速鉄道

豊橋鉄道

愛知高速交通

名古屋ガイドウェイバス

販売場所

自動券売機

定期券売り場

バス車内

ウェブサイトhttps://www.manaca.jp/
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manaca(マナカ)は、エムアイシーと名古屋交通開発機構が発行し、名古屋鉄道(名鉄)・名鉄バス名古屋市交通局名古屋臨海高速鉄道名古屋ガイドウェイバス豊橋鉄道愛知高速交通が発売するサイバネ規格ICカード乗車券である。

名鉄グループのエムアイシーと名古屋市外郭団体である名古屋交通開発機構の両者が商標権を所有(日本第5349678号ほか)している。規則上は両者で表記が異なる。

manaca[1] - エムアイシー発行のカードは英字表記

マナカ[2] - 名古屋交通開発機構発行のカードは片仮名表記

相互利用している他の交通事業者でも表記が分かれている[3] が、基本的に同一カードであり、本記事では原則として「manaca」表記に統一し、同カードについて詳述する。
概要名古屋鉄道の駅に設置されているチャージ機様々な種類の券売機(地下鉄名城線東別院駅
左と中央がmanaca対応manaca専用改札口(中央黄色のもの)。青いLED画面には『IC』と表記されている。
地下鉄鶴舞線鶴舞駅にて。

ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いた乗車カードで、2011年2月11日にサービスを開始した。同日には記念の特別仕様のmanacaが各社局の主要駅で合計2万枚限定で販売され、日本時間午前7時の発売開始後、午前中までに全取扱駅で完売した[4]。2018年9月時点の累計発行枚数は約621万枚[5]

名鉄の子会社である株式会社エムアイシー(旧・名鉄ICカード株式会社)と、名古屋市の出資する外郭団体である株式会社名古屋交通開発機構が発行する。エムアイシー発行のものは名鉄系の各社(名鉄・名鉄バス・豊橋鉄道)および愛知高速交通で、名古屋交通開発機構が発行したものは名古屋市が関与する各社局(名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道・名古屋ガイドウェイバス)で発売されている。実質的には中京圏の磁気式ストアードフェアカードの共通利用システムであるトランパスのIC化であるが、SFパノラマカード(名鉄)・ユリカ(名古屋市交通局)・あおなみカード(名古屋臨海高速鉄道)と各社が別々の名称・仕様で発行していたトランパスと異なり、カードの呼び方・券面のデザインはエムアイシー版と名古屋交通開発機構で同一であるが[6]、2020年現在発行されている物はエムアイシー版は右下に「μstar」の文字が入った黄色の星のマークが、名古屋交通開発機構版は右下に「DO!」の文字が追加されており容易に区別できる。また、一部のサービス等で一方のものでしか扱っていないものがある(後述)。

名称は、「日本の真ん中」にある中京圏公共交通機関が協力したことなどから来ており、「日本の真ん中をつなぎ、くらしの真ん中をつなぐICカード」をコンセプトとしている[6]。なお、黄色くて丸いキャラクターが制定されており、券面にも描かれているが、名前は付けられていない[7]

日本のICカード乗車券としては初めて、交通機関の利用金額や利用回数などに応じてポイントが付与される「マイレージポイント」を採用した[8] ほか、電子マネーとしてはエムアイシー発行版では加盟店での利用額に応じて付与される電子マネーポイント「μstarポイントサービス」を導入している[9]

カード裏面右下に記載されている番号は「TP」(Trans Pass〈トランパス〉)で始まる。

オートチャージは、名古屋交通開発機構が発行する記名式manacaとクレジットカードであるwellowcard (ウイローカード)を関連付け(リンク)させるかICカード乗車券とクレジットカード一体型のWellowcard manaca(ウイローカード マナカ)を使って上飯田駅と上小田井駅を除く名古屋市営地下鉄85駅の自動改札機で利用出来る[10][11]市バス、名鉄などでは、実施していない。

名鉄では、オートチャージの代わりにエムアイシー発行の記名式manacaとクレジットカードであるMEITETSU μ's Card(名鉄ミューズカード)の2枚1組でクレジットカードによるチャージが主要駅にあるμster stationで出来る[12][13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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