Mac_OS_X_v10.5
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仮想デスクトップ。デスクトップ上にグループ化されたスペース(空間)に、複数のアプリケーションやウインドウを分けたり、移動することができる。
Boot Camp
再起動することで、Mac OS XとWindows XP/Vistaを切り替えるデュアルブートを実現する機能。
Quick Look
Finderから直接中身を表示する機能。文書やPDF、動画などのファイルを関連アプリケーションを起動することなく、簡単に素早く閲覧することができる。FinderだけでなくTime Machineなど他のアプリケーション上でも利用できる。
デスクトップ
Dockは奥行きのある3次元表示へと変わり、スタックと呼ばれる機能によって、Dock上で複数のファイルを一つにまとめて表示することができるようになった。
Spotlight
ブーリアン演算子と括弧付き構文に対応。ネットワーク上の共有フォルダを検索することができるようになったほか、計算機能も付属するようになった。
Dashboard
WebページをウィジェットにできるWebクリップ機能がついた。
ユニバーサルアクセス
ブライユ点字ディスプレイに対応。音声合成機能が進化し、より自然で人間の音声に近いイントネーションになっている。
iChat
新たにAAC-LDコーデック対応。相手に動画やKeynoteでのプレゼンテーション、iPhotoから取り込んだ画像をストリーミングで見せることができ、Quick Lookに対応する。
AppleScript
RubyPythonObjective-Cなどの言語を使って、AppleScript対応アプリケーションの照会と制御ができるようになった。プロパティリストの作成と編集に対応。
ネットワーク機能の強化
広域BonjourKerberos対応NFSをサポート。どこでもMy Mac機能でインターネットにつながったどのMacからでもアクセスできる。
付属アプリケーション
Finder
新たにiTunesに似たデザインとなり、従来の表示方法に加え、Cover Flowによる表示が可能。Quick Lookによりプレビュー機能が強化された。
メール
新たにメモ機能やToDoリスト機能が付属。メモには画像や動画、音声なども貼り付け可能。ステーショナリ作成機能を装備し、30種類以上のテンプレートも付属。データ検出機能が実装され、住所の自動抽出ができるようになった。
iCal
新たにCalDAVに対応。Mac OS X Sever v10.5の ⇒iCal Server と共に利用することでグループウェア的な活用が可能となった。
テキストエディット
自動保存機能がついた。OpenDocumentMicrosoft Word 2007フォーマットをサポート。
辞書
小学館の国語辞典『大辞泉』、英和・和英辞典『プログレッシブ英和・和英中辞典』、類語辞典『類語例解辞典』とAppleの用語辞典が標準で付属しており、インターネットへの接続環境があればさまざまな言語版のウィキペディアも参照して内容を表示する。
テクノロジー
Cocoa (API)
64ビット化されたアプリケーションが作成できるようになった。並列演算機能が強化された。
CoreService
メモリ管理、TCP/IPプロトコルスタックなどのサービスが高度にマルチスレッド化され、マルチコアを前提とした並列処理環境への最適化が進んだ。
OpenGL
最新のOpenGL 2.1に対応。徹底したマルチスレッド化によりマルチコア環境でのパフォーマンスが大幅に向上。64ビットに対応、LLVM上での動作により、あらゆる環境上で最適なパフォーマンスを実現する。
Core Animation
簡単な指定を行うだけで、高機能なアニメーションを生成する機能。
Core Text
テキスト描画とレイアウト用のAPI。設計が一新され、Core Foundation互換になった。
Input Method Kit
インプットメソッドの実装を簡略化する。
セキュリティ
アドレス空間レイアウトのランダム化 (ASLR)
それぞれのプロセスのメモリアドレスをメモリ空間上にランダムに割り当て、不正なプログラムが特定のコードがどこにあるか予測しづらくする。
アプリケーションへの署名
Leopard用に設計されたすべてのアプリケーションは、Appleまたはサードパーティーの開発者の署名が付けられる。
アプリケーションベースのファイアウォール
ユーザは個々のアプリケーションに
ファイアウォール機能を割り当てることができる。
ファイル暗号化の強化
ディスクユーティリティが256ビットAES暗号化に対応。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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