macOS Catalina
macOS ファミリー
開発者
Apple
ウェブサイトhttps://apps.apple.com/jp/app/macos-catalina/id1466841314?Mt=12
最終安定版10.15.7 (19H2026) - 2022年7月20日
ソースモデルオープンソースのコンポーネントを用いたクローズドソース
ライセンスAPSL・ソフトウェア利用許諾契約・秘密保持契約
カーネル型ハイブリッドカーネル (XNU)
更新方式Mac App Store
プラットフォームx86-64
先行品macOS Mojave (10.14)
後続品macOS Big Sur (11.0)
サポート状態
終了
macOS Catalina(マックオーエス カタリナ)は、Mac用のオペレーティングシステムであるmacOSの16番目のメジャーリリースである。バージョンナンバーは10.15。macOS Mojaveの後継として、2019年6月3日のWWDC 2019の基調講演で発表され[1]、同年10月8日にリリースされた[2]。
名前はカリフォルニア州ロサンゼルス沖に浮かぶサンタカタリナ島から付けられた。
Mac OS X v10.0以来、20年近くにわたりリリースされ続けてきた「10.x」シリーズの最後のバージョンである[3]。
最終セキュリティアップデートは2022年7月20日で、サポートは終了している。 標準の設定でMojaveをサポートするすべてのMacをサポートする。ただしMac Proについては、GPUのアップグレードによってのみMojaveが動作したMid 2010 - 2012モデルはサポート対象から外れた[4][5]。 新しい機能のMac Catalystを利用することで、macOSとiOS/iPadOSのの両環境で動作するアプリケーションを開発することが可能となった。AppleはJiraやTwitterなどのアプリケーションをデモンストレーションした(後者のmacOSアプリが2018年2月に利用できなくなった後)[6][7]。 Developer IDで署名されたMac app、インストーラ・パッケージ、カーネル拡張をmacOS Catalina上で実行するには、Appleからの認証が必要となった[8]。 Activation Lockを利用すると、許可されていない利用を防ぎ、Apple T2 起動システムを置くファイルシステムにはAPFSが必須とされ、システムが読み込み専用のボリューム上で実行されるようになり、他のすべてのデータとは分離されるようになった[5]。 Siri以上に多くのコマンドが利用できるようになった。ナビゲーションの改善にデバイス上での処理が利用されている[5]。 Sidecarという機能により、MacでiPad(iPadOSが動作しているもの)をワイヤレスの外部ディスプレイとして利用できるようになった。Apple Pencilを使用すると、Mac上で実行中のソフトウェアに対してペンタブレットとして使用することもできる[10][11]。Sidecarを実行するには、Intel Skylake以上のCPUが搭載されたMacと、Apple PencilをサポートするiPadが必要である[12][13]。 Game Controllerフレームワークに2種類のメジャーなゲーム機のコントローラーであるPlayStation 4のDUALSHOCK 4とXbox Oneのコントローラーのサポートが追加され、システム上で開発されたアプリケーションのコントローラーの全体的なサポートが改善された[14][15][16][17]。
システム条件
OS X Mavericks以降
4GB以上のメモリ
18.5GB以上のハードドライブ空き容量
Apple ID(一部の機能)
インターネット接続環境(一部の機能)
Macのハードウェア条件
MacBook: Early 2015以降
MacBook Pro: Mid 2012以降
MacBook Air: Mid 2012以降
Mac mini: Late 2012以降
iMac: Late 2012以降
iMac Pro: 2017以降
Mac Pro: Late 2013以降
変更点
システム
Mac Catalyst
Gatekeeper
Activation Lock
専用システムボリューム
ボイスコントロール
Sidecar
ワイヤレス・ゲームコントローラーのサポート
Size:44 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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