MacBook_Air
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Apple USB SuperDriveMacBook Air SuperDrive

Apple USB SuperDriveは光学ドライブを搭載しないMacBook Airと一部を除くMacで使用できる外付け光学ドライブ。2008年から2011年までMacBook Air SuperDriveと称されていた。Apple USB SuperDriveとなってからは光学ドライブを搭載しないMacの外付け光学ドライブとなる。

Apple USB SuperDriveはスロットローディング方式を採用。円形かつ12センチのコンパクトディスク / DVDのみドライブに挿入できる。ボタン類は1つもなく、ディスク排出はOS側で制御を行う[82]。USB2.0のバスパワー駆動で作動するが、電力供給が特殊仕様のため、MacBook Air SuperDriveならびにApple USB SuperDriveは2017までのMacBook Airと一部のMacのみ互換性がある[83]。また筐体のUSB Type-Aポートに直接接続する必要がある為[84]、2018以降のモデルでは利用できない。「SuperDrive」も参照

対応規格と最大速度(モデル:MD564ZM/A[85])対応規格CD-ROMDVD-ROMCD-RCD-RWDVD-RDVD+RDVD-R DLDVD+R DLDVD-RWDVD+RW
読み込み速度24x8x24x8x
書き込み速度N/A24x16x8x6x8x

2014年現在のモデルではBlu-ray Disc規格に対応していない為、一般に売られているMac対応の外付け光学ドライブで補う事が出来る。
Time Capsule詳細は「Time Capsule」を参照
純正アクセサリ

2017まで向けの製品

Ethernetアダプタ - USBもしくは
Thunderboltポートを利用することで有線LANと接続が出来る。ただしThunderboltタイプは2011年以降発売のMacBook Airで使用可能。またMid 2009モデルのみUSB Ethernetアダプタが付属していた。

FireWireアダプタ

VGAアダプタ

DVIアダプタ

Dual-Link DVIアダプタ

MagSafe(45w)/MagSafe 2(45w) - 初めから一つ付属している。なおMagSafeをMagSafe 2電源ポートへ接続するにはコンバータが必要となる。

2018以降向けの製品

USB-C Digital AV Multiportアダプタ[86] - モデル A2119ではHDMI 2.0に対応し[87]、MacBook Air (2020)以降 では4K60Hzまでの表示が可能となるアダプタ

70W USB-C電源アダプタ[88] - 付属する30Wや35W USB-C電源アダプタより速く充電が出来る。

他機種との関係
Ultrabook

前節のとおり、ワイヤレスでの利用を前提に拡張性を大きく切り捨てた設計は、それまでの他社モバイルノートとの大きな違いであった。類似するコンセプトとして、2011年インテルUltrabookを提唱しているが、MacBook Airはその先駆けと評される[9][89][注 5]。Ultrabookにカテゴライズされるノートパソコンの一部は、MacBook Airを意識したデザインやスペックが「真似」「クローン」と揶揄されるなど、薄型軽量ノートパソコンに影響を与えた[90][91][92]
VAIO

Macworld 2008でのMacBook Air発表時に、ジョブズは米国で最薄ノートパソコンであったVAIOノート第二世代の「TZシリーズ[注 6]」と比較したプレゼンテーションを行い、その薄さをアピールした[8]。これより4年前の2004年3月に、Apple入社試験の面接を受けていた前刀禎明が、ジョブズに対して第一世代VAIOノートの「VAIO NOTE 505 EXTREME(PCG-X505/SP)[93]」を取り出し、「日本でMacを売るためにはこのような製品が必要だ」と述べたが、当時のAppleはデスクトップ機と引けを取らないフル機能のiBookとPowerBook G4を販売しており、ジョブズは「拡張性のないノートパソコンはダメ」と否定している。MacBook Airの比較対象にVAIOノートが選ばれたことには、このエピソードの影響を推測する声もある[94]。それより前の2001年に、当時ソニーの安藤国威社長が試作したMac互換のVAIOノートをスティーブ・ジョブズにハワイのゴルフ場で見てせている[95][96]

プレミアム性の高いスタイリッシュなパソコンを目指していたVAIOシリーズのコンセプトを、Appleは上手くキャッチアップしたと評価されており[97]、前述のVAIO NOTE 505 EXTREME[注 7]がMacBook Airに影響を与えたことが指摘される[91]
環境への配慮

次の有害物質は下記の部品から排除されている。[98]


ヒ素

筐体のアルミニウムとディスプレイガラス


水銀(2009年以降)

ディスプレイ


フタル酸エステル(2013年以降)

ケーブルと電源コード

その他ポリ塩化ビニルポリ臭化ジフェニルエーテルが排除されている。また電気製品環境評価ツール(英語版)[99]ではEarly 2008モデル[100]以外、最高の金ランクを獲得している。

2018年10月に発表された機種以降では、筐体のアルミニウム合金は100%リサイクルされた素材が使われている[23][101][102][103][104]

MacBook Air エネルギー効率表[105]モデルエネルギースター
バージョン消費電力量(100V基準)
電源アダプタ無負荷オフスリープアイドル

(ディスプレイオフ/オン)電源アダプタ効率
Late 2010MC505J/A
MC506J/A5.00.11W0.24W0.84W3.4W / 7.9W87.6%
MC503J/A
MC504J/A0.85W4.4W / 9.7W
Mid 2011MC968J/A
MC969J/A5.20.007W0.16W0.95W4.2W / 9.0W
MC965J/A
MC966J/A0.93W4.1W / 9.3W
Mid 2012MD223J/A
MD224J/A0.008W0.17W0.80W4.2W / 8.7W87.7%
MD231J/A
MD232J/A0.73W4.0W / 8.8W
Mid 2013MD711J/A
MD712J/A0.18W0.65W1.6W / 5.4W


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