MUTEKING_THE_Dancing_HERO
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MUTEKING THE Dancing HERO
ジャンル
ヒーローダンシングギャグ
アニメ
原作タツノコプロ
総監督高橋良輔
監督サトウユーゾー
シリーズ構成近藤祐次
脚本近藤祐次
金杉弘子
新海岳人
キャラクターデザインUtomaru(原案)
高橋裕一(メイン)
瀬谷新二(設定)
音楽島崎貴光
増田武史
アニメーション制作タツノコプロ
手塚プロダクション
製作タツノコプロ
MUTEKING製作委員会
放送局テレビ大阪ほか
放送期間2021年10月3日 - 12月19日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『MUTEKING THE Dancing HERO』(ムテキング・ザ・ダンシング・ヒーロー)は、タツノコプロ原作の『とんでも戦士ムテキング』をリブートしたテレビアニメ。2021年10月から12月までテレビ大阪ほかにて放送された[1]

タツノコプロと手塚プロダクションが初めてタッグを組んで制作する作品でもある[2]。主人公・ムテキ役の声優は、ホリプロインターナショナル主催の一般公募オーディションで選ばれた真白健太朗が担当する[3][4]
あらすじ

この物語は、自由かつ陽気、そして海沿いの街、ネオ・サンフランシスコが舞台。その街に引っ越してきたムテキは、DJを自称する男と出会う。DJは、ムテキを「ムテキング」と呼ばれるダンシングヒーローに変身させる。突然現れたモンスターから街を救おうと、2人は歌とダンスで立ち向かおうとしていたが、裏側では想像を絶する、人類たちの危機が迫りくることになるのだった[5]
登場人物
主要人物
ムテキ
声 -
真白健太朗[6]木戸衣吹(少年)本作の主人公である、優しい心とダンスの才能を持つ少年[3]。4歳のときまでネオ・サンフランシスコで暮らしていたが、両親が離婚し母親に引き取られて以来、ネオ・オオサカで暮らしていた。それから年月が経ち、急に母から祖母サラの家に行くように言われ、再びネオ・サンフランシスコに引っ越したところから物語が始まる。引っ越したその日に、オクティンク社が開催するフェスで人々の黒墨化とモンスターに初遭遇し、少し前に出会っていたDJによって事態も飲み込めぬままムテキングに変身させられ[7]、モンスターを浄化し人々を救った。その後もオクティンク社のイベントや施設を訪れるたびにモンスターに遭遇し、ムテキングに変身して戦うことが定番化する。当初は派手な衣装を着て、歌い踊ることに抵抗があった[7]が、ネオ・サンフランシスコの生活に馴染むにつれて皆を守りたいと思うようになり、変身して戦うことにも乗り気になっていく。ネオ・サンフランシスコの人々からも存在を認知されて人気者となっていき、7話以降はCMや番組にも引っ張りだことなり、ムテキングに変身したまま街中に現れマスクを外して自ら正体を明かすようにまでなった。5話でモンスターに敗北したことから対抗策としてDJと新曲の制作に臨むも、その最中に些細なことがきっかけとなりコンビ解消の危機に陥る。その後ヴィヴィのアドバイスから結束を固め新曲「Super Hyper MUTEKI Buddy」を完成させ、モンスターを浄化することができた。喫茶店・ダイナーの店員アイダさんに一目惚れして頻繁に店に通っており、一緒に遊園地に行ったりするなど次第に距離を縮めていく。8話ではデートの最後に告白してOKを貰うが、直後にオクティンク社による本格的なネオ・サンフランシスコの暗黒化が始まってしまい、ダイナーは崩壊しアイダさんもDJも姿を消してしまう。二人がオクティンク社に拐われたと聞き、単身で乗り込むも、対峙したセオからDJやアイダさんの正体を聞かされた上に、二人が自分のもとを去りセオの命令で世界の暗黒化を始めたことで絶望し、オーロラの歌に取り込まれ黒墨と化してしまう。しかし、洗脳から解けたDJの呼びかけで復活し、彼との友情の力でアイダさんをセオの呪縛より開放する。その後、セオの手にかかってアイダさんを失うも、DJとともにセオに挑んで勝利し、ネオ・サンフランシスコのみならず全世界を救った。敗北したセオにも手を差し伸べ、浄化・改心させている。最終決戦後のエピローグでは、元に戻ったダイナーを訪れてアイダさんと瓜二つのウェイトレスが出したクリームソーダを楽しみつつ、ネオ・サンフランシスコでの生活の素晴らしさを噛みしめている場面で物語は幕を閉じる。幼少時代にDJと出会っており、いじめられていた彼を庇ったことが2人の友情の原点となっている。祖母のサラが「パパの形見」として所持しているバッジが、前作『ムテキング』の主人公・遊木リンが持っていたものと同じデザインであり、明示されていないが先代ムテキングの曾孫であることが示唆されている。
ムテキング
DJが「でっかいラジカセ」から流す音楽の力でムテキが変身したダンシング・ヒーロー。音楽を通じて熱い魂(ソウル)を秘めた善ダコ細胞がムテキに送られ、血管を走ってハートに達し最高のビートを刻むことで「フィーバー!」と叫んで変身する。変身とともにイメージ空間を作り出し、音楽に合わせて踊ることで発するダンスパワーによりモンスターを浄化して、黒墨化された人々を元に戻すことができる。これはオーロラの歌による暗黒化とは逆の作用だが、いずれも異星人・オクティアンの力を利用したものである。1?4話ではオーロラの歌によって現れたモンスターを倒し人々を救ったが、5話でオーロラのパフォーマンスがパワーアップしたことで強化されたモンスターに初めて敗北。6話ではDJが持つ「でっかいラジカセ」を使って単身で変身するも、ダンスがうまく踊れずオーロラに圧倒されピンチに陥ったが、7話でDJとともに完成させた新曲の力でパワーアップしてモンスターに勝利。新曲完成後は曲を録音した「レッドメタルテープ」と携帯型プレイヤー「ミュージックマン」をDJより渡され単身での変身・浄化が可能となり、それ以降はモンスター相手に負けることはなかった。最終決戦では、ムテキがオクティンク本社に向かう途中に「レッドメタルテープ」も「ミュージックマン」も壊れ、セオとの激しい戦いの中で「でっかいラジカセ」も破壊されて変身不能の窮地に立たされるが、ヴィヴィから託されたミラーボールの力で後述のミラー・ムテキングへ変身し、逆転勝利する。
ミラー・ムテキング
ヴィヴィより託されたミラーボールの力でムテキとDJが融合して誕生した最強のムテキング。全身がミラーボールのように輝いており、ムテキとDJのそれぞれがミラー・ムテキングとして行動することも可能で、強力なダンスパワーでムテキング・ブラックを圧倒した。また、他者の精神に干渉するイメージ空間を作り出す能力も持つ。
DJ
声 - 江口拓也[6]、延次莉衣奈(少年)赤いドレッドヘアが特徴の若者。ヘッドホンとサンバイザーと黄色いゴーグルを身に着け、セグウェイにも変形する「でっかいラジカセ」をいつも担いでいる。常にノリで生きるハイテンションな性格で、引っ越してきたばかりのムテキに近づき強引に友人関係を結ぶ。ムテキの祖母のサラとは以前から親しく、彼女の家に住んでいる。ネオ・サンフランシスコを愛しており、オクティンク社の支配から街を守るため、「でっかいラジカセ」から発した曲でムテキをムテキングに変身させて戦う[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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