MTAリージョナル・バス・オペレーションズ
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MTA Regional Bus Operations標語Improving...non-stop.
親会社
Metropolitan Transportation Authority
設立2008年5月7日[1]
本社2 Broadway, New York, NY 10004-2207
運行場所ニューヨーク都市圏
運行区域ニューヨーク市
運行種別Local, limited-stop, bus rapid transit、およびexpressバス・サービス
路線数

237 local路線

65 express路線

8 Select Bus Service路線

車両5,777
日乗客数220万人(2013年)
燃料

圧縮天然ガス

ディーゼル

ハイブリッド

運営者
New York City Transit Authority

MTA Bus Company

最高経営者Carmen Bianco (NYCT)
Darryl Irick (MTA Bus)
ウェブサイト ⇒mta.info/nyct

MTAリージョナル・バス(MTA Regional Bus Operations, MTA RBO)は、2008年に発足したMTAの下部機関。MTAの運行する全てのバスの運行を管轄する[2]
ブランド

現在、MTAリージョナルバスという名称は公式文書にのみ使われており、一般向けには2008年統合以前に存在した2つのブランドが引き続き使用されている。

ニューヨーク市バス(New York City Bus)
ニューヨーク市を走るほとんどのバス。ニューヨークシティー・トランジット・オーソリティー (NYCT) により運行される。

MTAバス (MTA Bus)
かつてニューヨーク市運輸局 (NYCDOT) によって管理されていた7つのバス会社を統合したもの。
沿革
ニューヨーク市バス

廃止された4つの路面電車(Madison Street Line, en:Spring and Delancey Streets Line, Avenue C Line, and en:Sixth Avenue Ferry Line)による利便性を回復するために、en:John Francis Hylan市長およびNew York City Department of Plant and Structuresによる監督の下、1919年9月に民間バス会社が組織されたことに端を発する[3]。以降、民間および市運営のバス路線は市内に拡大していく。

1953年にNYCTが発足し、ニューヨーク市内のバス会社を吸収して、ニューヨーク市バスとして運営していった。
統合したバス会社:


Brooklyn and Queens Transit Corporation

Fifth Avenue Coach Companyなど

2008年にNew York City TransitとMTA Bus Companyが統合され、MTA Regional Bus Operationsとなった後も、ニューヨーク市バスのブランド名は引き続き存続している。
MTAバスQ60系統(クイーンズ方面)で運用中のMTA バス#3699

MTAバス会社は、ニューヨーク市運輸局からフランチャイズ権を与えられていた7つのバス会社を統合するために、2004年9月に設立[4] された。2005年1月から吸収を始め、2006年2月に完了した。7つの会社が、ブロンクス、ブルックリン、クィーンズで運営していた46のローカル路線と、マンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、クィーンズ間で運営していた35のエクスプレス路線を統合、1,228台のバスを引き継いだ。これにより、アメリカとカナダで11番目に多くのバスを保有する会社となった。

また、2005年に317台の高速バス、284台の路線バスを購入、新車両への入れ替えも進んでいる。
統合したバス会社:


Command Bus Company(2005年12月5日)

Green Bus Lines(2006年1月9日)

Jamaica Buses(2006年1月30日)

Liberty Lines Express(2005年1月3日)

New York Bus Service(2005年7月1日)

Queens Surface Corporation(2005年2月27日)

Triboro Coach Corporation(2006年2月20日)

2008年にNew York City TransitとMTA Bus Companyが統合され、MTA Regional Bus Operationsとなった後も、MTAバスのブランド名は引き続き存続している[5]
統合

2008年、ニューヨーク市バス、MTAバス、MTAロングアイランド・バスの3社が統合され、MTAリージョナルバスが発足した。ロングアイランドバス以外の2社のブランドは引き続き使われることとなる[2]。ロングアイランド・バスは2012年にナッソー郡の民間会社に運営が移管された。
路線詳細は「ブロンクスのバス路線一覧 (英語)」、「ブルックリンのバス路線一覧 (英語)」、「マンハッタンのバス路線一覧」、「クイーンズのバス路線一覧」、「スタテンアイランドのバス路線一覧 (英語)」を参照。

路線の殆どは、ニューヨーク市内で完結しているが、一部路線では、ナッソー郡ウェストチェスター郡や、ニュージャージー州を通るものもある。

ニューヨーク市バスの系統名は運行する区を示すアルファベット(B=ブルックリン、Bx=ブロンクス、M=マンハッタン、Q=クイーンズ、S=スタテンアイランド)と数字の組み合わせとなっている。急行バスはアルファベットXを用いる。MTAバスの系統名もこれに準じるが、区をまたぐ急行バスの場合、起終点双方のアルファベットを付ける(例えば、ブロンクス-マンハッタン間の急行バスはBxM)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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