MS_明朝
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}本来の表記は「MS 明朝」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(JIS X 0212JIS X 0213Microsoftコードページ932CJK統合漢字拡張B)が含まれています(詳細)。

MS 明朝/MS P明朝
様式明朝体
デザイナーリョービイマジクス
制作会社リコー
発表年月日1992年 (32年前) (1992)
最新版5.31[1]
提供元マイクロソフト
キャラクタ数1万6126
グリフ数1万9399
ライセンスプロプライエタリ
別名HG明朝L/HGP明朝L(リコーが販売するほぼ同等の製品)
ベース書体本明朝-L

MS 明朝(エムエス みんちょう (書体名は全角; 後述))は、Microsoft Windowsの日本語版に標準で搭載されている明朝体の和文フォント。書体名の詳細については書体名に関する注意を参照。

リョービイマジクス製作の字母をもとに、リコーが作成した[2]。「MS 明朝」の販売権はマイクロソフトに譲渡されているが、リコーはこれに相当するフォントを取り扱っている[3]
種類

※括弧内は英語名。
MS 明朝 (MS Mincho)
MS 明朝の基本となる等幅フォント。リョービイマジクスが
写真植字向けに制作した明朝体の字母(本明朝-L)を元にしている。Windows 3.1以降に搭載。リコーの「HG明朝L」に相当[3]
MS P明朝 (MS PMincho)
MS 明朝の字間を調整したプロポーショナルフォント。Windows 95以降に搭載。リコーの「HGP明朝L」に相当[3]

いずれも形式は TrueType アウトラインの OpenType フォントである。7, 8 dot (5, 6 pt)のビットマップフォント(仮名のみ)と、10, 12, 13, 14, 16, 18, 20 dot (7.5, 9, 10, 10.5, 12, 13.5, 15 pt)のビットマップフォントが収録されている[3]
Windows 以外の環境での使用

マイクロソフトから有償販売されている[4]。「MS ゴシック#Windows 以外の環境での使用」も参照
バージョン
1.0

Windows 3.1に標準搭載されているバージョン(
1992年[2]JIS X 0201JIS X 0208NEC特殊文字NEC選定IBM拡張文字IBM拡張文字が収録されている[2]

2.00

Windows 95に標準搭載されているバージョン(
1995年[2]。「MS P明朝」が追加された[2]

基本的にJIS90の字体であるが、「叉」や「釜」などの筆押さえは無い字形を採用しており、「燿」が人名用漢字の字体とは異なるJIS78字形の旧字体になっている。

U+663B(ミ、本来は日の下に.mw-parser-output .jisx0212font{font-family:"Hiragino Sans Pr6N","Toppan Bunkyu Gothic","Yu Gothic","ヒラギノ角ゴ Pr6N W3","A-OTF 新ゴ Pr6N R","源真ゴシック Regular","源ノ角ゴシック JP Normal","Source Han Sans JP Normal","Noto Sans CJK JP DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","小塚ゴシック Pr6N R","KozMinPr6N-Regular","メイリオ","Meiryo","Meiryo UI","游ゴシック","游ゴシック体","VL Pゴシック","MS Pゴシック","MS PGothic","小塚ゴシック Pr6N M","小塚ゴシック Pr6N","KozGoPr6N-Medium","A-OTF 新ゴ Pr6N","Arial Unicode MS",Code2000}?)は、Microsoftコードページ932で0xFAD0に対応しているため、U+6602(昂、日の下に.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}?)と同じ字形になっている。

Microsoftコードページ932に対応するため、Unicode符号がUnicode Consortiumで配布されている変換表と異なるものがある。たとえばJISの1区33点の波ダッシュがU+301CでなくU+FF5E、1区29点のEMダッシュがU+2014でなくU+2015となっている。

U+005Cは本来バックスラッシュであるが、このコードポイントはJIS X 0201の0x5Cに対応する円記号になっている。

2.31

Windows 98、Me、2000、XPに標準搭載されているバージョン(
1998年[2]JIS X 0212の文字が追加された[2]。非漢字もダイアクリティカルマーク付きアルファベットやいくつかの記号が追加されている。

「オ」のようにIBM拡張文字とJIS X 0212とで字体が異なるがUnicode符号で包摂されているものについてはJIS X 0212の字体を優先してJIS X 0212の字体に変更された。

JIS1区33点に対応するU+301Cにも追加されたが、Unicodeの例示字形どおり下がって上がる波ダッシュになっている。

追加非漢字の多く(ダイアクリティカルマーク付きアルファベットや斜め矢印等)は文字幅が半角になっている。

Unicodeの14,965文字が収録されている(縦書き文字を除く)[3]

HG明朝Lのバージョン4.80に相当。

2.50

JIS X0213:2004の文字を追加したが、JIS2004で字体が変更された文字はJIS2004の字体ではなくJIS90の字体のバージョン。2.3のバグ修正も行われている。

JIS2004による字体変更ではないが、表外漢字字体表に含まれてもいない表外字の字体が一部変更された(「?」や「?」など)[5]。このため同名のフォントであるが過去のフォントとは一部字体が異なっている。

「燿」が人名用漢字の字形に変更された。

「ウ」や「?」などIBM拡張文字やJIS X 0212と字体が異なるがUnicodeで包摂されているものはJIS X 0213の字体を優先してJIS X 0213の字体に変更された。

U+663B が Unicode 規格に沿った字形(日の下に?)に変更された。

当該漢字以外の漢字や、一部ギリシャ文字、その他にもデザインの変更がなされた。

このうち半角数字の「2」の10 ptでのビットマップフォントの形が変わったが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}MS ゴシックと違い不満はあまり見かけない[要出典]。

U+301Cの波ダッシュが上がって下がる一般的な波ダッシュに変更された。ただし、ビットマップは持たないため、U+FF5Eとは小さいサイズで表示が異なる。


バージョン2.5と5.0で字体が異なるのはマイクロソフトによると122字のみである[6]

JIS X 0213:2004の例示字体が変更されたのは168字であるがその中には「叉」や「釜」等の筆押さえを取ったものや、「蟹」「楯」など一見しただけでは判別出来ないような微妙な変更のものがある。これらについては変更していない為、46字少ない122字となっている(筆押さえについては以前から無い形を採用していた)。


JIS X 0208外の漢字でも、表外漢字字体表にあるもの(「?」「?」など)はビットマップが追加された。

今まで9pt(12dot)と同じものだった10pt(13dot)のビットマップが新たに書き起こされた[3]

Windows Vistaで、過去のWindowsと互換性を保つために用いるためのもの。

後述するバージョン5.0と違い、2.5ではOpenTypeの字体切替でJIS X 0213:2004とJIS X 0208の字形を切り替えることはできない。

バーツ記号(?、U+0E3F)など、U+20A0-U+20CFの通貨記号ブロック以外にある通貨記号が何文字か追加された。

16,050文字が収録されている[3]

5.00

Windows Vistaでは標準搭載[2]Windows XP向けにはService Pack 2以降を対象としてMicrosoftのサイトで公開された ⇒[1]

JIS X0213:2004による字体変更に対応。このため同名のフォントであるが過去のフォントとは一部字体が異なっている[7]

当該漢字以外の漢字や、一部ギリシャ文字、その他にもデザインの変更がなされた。

JIS X 0213:2004による字体変更された字については、旧来のJIS X 0208の字体も収録されている。


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