MSC Mediterranean Shipping Company S.A.
種類株式会社
業種海運
設立1970年 (54年前) (1970)
創業者Gianluigi Aponte
本社ジュネーヴ、スイス
事業地域全世界
主要人物Diego Aponte
サービスContainer Shipping and Logistics
売上高 ?86.4 billion (2022) [1]
利益 ?36.2 billion (2022) [2]
所有者Gianluigi Aponte[3]
従業員数 30,000 (2014)
子会社MSCクルーズ
ウェブサイト ⇒www.msc.com
MSCの海上コンテナMSCのコンテナ船の船首部分
MSC(Mediterranean Shipping Company S.A.)はスイスのジュネーヴに拠点を置く[5]世界有数の海運会社。2014年1月の段階で472隻のコンテナ船を運用し、その積載能力は2,362,854TEUに達している。コンテナ船の船腹面積では、マースクライン(世界第一位)に次ぐ第二位を誇る[6]。
ロゴマークは波の上に浮かんだ小文字のmと波の下に大文字で書かれたSCである(.mw-parser-output .sfrac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .sfrac.tion,.mw-parser-output .sfrac .tion{display:inline-block;vertical-align:-0.5em;font-size:85%;text-align:center}.mw-parser-output .sfrac .num,.mw-parser-output .sfrac .den{display:block;line-height:1em;margin:0 0.1em}.mw-parser-output .sfrac .den{border-top:1px solid}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}m/SC)。コンパスマークの中央に本ロゴがデザインされているものは後述の子会社の「MSCクルーズ」のものである。
歴史(Gianluigi Aponte)の航路スイス-イタリア間の定期船の乗客だったスイスの貴族令嬢のスイス人女性ラファエラ・ディアマントと結婚してスイスの貴族としてスイス国籍取得後にスイス銀行から巨額の融資の600億スイスフラン「日本円で100億円」(尚、スイスの貴族令嬢の妻ラファエラのツテでスイス政府の役人が連帯保証人となった)を受けられたことからジャンルイジ・アポンデの人生は大きく変わる。
1970年に最初は古い中古貨物船を購入して設立された。彼は当時、地中海・ソマリア間を中心に様々な貨物を海上運送していた。最初は古い中古貨物船を買って作った小さな定期船会社だったMSCは1977年にはヨーロッパ北部、アフリカ、インド洋に航路網を拡大し、1980年代末には北米やオーストラリアにも路線を伸ばし、世界有数の規模のコンテナ船会社へと成長した[5]。1994年には、中古船を使用し続けてきた同社としては初となる新造船をイタリアの造船会社フィンカンティエリに発注し、1996年に 「MSC Alexa」として就航させている[5]。1989年にはクルーズ客船を運航するラウロ・ラインズを子会社とし、1995年にMSCクルーズ(MSC Cruises)と改名している[5]。
MSCは現在もアポンテ家により経営されており、他の大手海運会社の傘下には入っていない。本社はスイスのジュネーヴに、船舶運航の本部はナポリ近郊のピャーノ・ディ・ソッレントにあり、世界350か所に置かれた支店や事務所がさまざまな運送形態での物流に対応している。コンテナターミナル運営会社、物流に関する情報システムの構築するソフト会社など多数の物流関係子会社を経営し、グループ全体では3万人近い従業員を雇用する。2008年にはインドに新たな本部ビルである「MSC House」を開業させた。
またハブ港湾をベルギーのアントワープ港に置き、「MSC Pamela」など世界でも有数の大きさのコンテナ船を使ってアジアやアフリカ、ヨーロッパ、アメリカなど世界中の270か所以上のコンテナ港湾を結んでいる。
2021年12月、MSCはボロレグループの子会社であるボロレアフリカロジスティクスに少なくとも57億ユーロを提供している。 日本法人は「エムエスシージャパン株式会社」。東京オフィスはアーク森ビル23F (最寄駅:溜池山王駅・六本木一丁目駅)にあり、このほか、名古屋と大阪にオフィスを持つ[7]。
日本法人
脚注^ “MSC Group: What’s driving profits?
^ “MSC Group: What’s driving profits?
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