MOS:SONGS
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MOS:SONGS

基本
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スタイルマニュアル
音楽#ガイドライン
関連
アルバム/記事の体裁

この指針は、J-POPなど現代の音楽のほか民族音楽や伝統音楽のような古い楽曲も含めて多様なすべての楽曲を対象としています。現代の楽曲の記事と古い楽曲の記事が必ずしも同じ構成になるとは限りません。そうしたことから必須な節を一律に示すことは困難で、この文書は「楽曲の記事に含めることができる節(セクション)の一覧」という形をとっています。あなたが執筆しようとしている楽曲に応じて、適切な節を選ぶことをお勧めします。なお、現状では現代の音楽、特にJ-POPについて詳しく説明した部分が多いですが、それ以外の分野に詳しい方でさらなる改善提案があれば是非お申し付けください。また、アルバムの記事の書き方と共通する部分もありますが、異なる部分もあるので注意して下さい。

また、この指針はあくまでガイドラインに過ぎません。あなたの創造性を生かし、ルールすべてを無視していつでも好きなように編集することを拒むものではありません。

構成

一般的には、前半には説明文からなる節を、後半には箇条書き(リスト)または表(テーブル)からなる節を設けるのが望ましいでしょう。リストまたは表にあたるのは、具体的には、シングル曲における収録曲(トラックリスト)、参加ミュージシャンやスタッフ、ランクインしたチャートなどです。基本的に多くの楽曲の記事は、最初に導入部とインフォボックス、序盤に楽曲構想から制作、発表までの経緯(このスタイルガイドでは、序盤3セクション)、中盤に音楽性・歌詞・批評などの内容を掘り下げた説明、終盤に収録曲・チャート・スタッフなどを並べる形で構成されます。節の順序は記事に応じて多少前後させてもかまいません。具体的なジャンルをタイトルとしてそれぞれの節を作ります。

それぞれの節は、検証可能情報に基づいて作らなければなりません。また、節分けは文の量に応じて行い、各節がある程度以上の長さをもつようにします。例えば、タイトルに関して説明文が1行・1段落しか作成できない場合は、アートワークや制作・構成の節に統合することも検討します。検証可能で詳細な情報源に基づいて複数の段落を持つ説明文を作成できる場合は、独立した節を設ける価値があるでしょう。逆に、ひとつの節に入る情報が特に多くなる場合は、サブセクションを設けることも検討してください。

安易に「概要」や「解説」の節のみで楽曲の制作経緯や内容を説明してしまうことは、特に長大な記事でない限り望まれません。このような安易に「概要」「解説」を用いた短い記事は特筆性が低いと判断されることがあり、過去何度も議論されています(井戸端過去ログWP:NM参照)。

特筆性

楽曲について独立した記事を作るに足りる十分な情報が存在する事は稀です(Wikipedia:特筆性 (音楽)#楽曲を参照)。インフォボックスとミュージック・ビデオの説明程度にとどまるような楽曲の記事は、既存の関連するアルバム記事に統合することが推奨されます。
背景

記事の読者は必ずしも、楽曲リリース(非売作品であれば発表)以前のアーティストのバックグラウンド、すなわち経緯や歴史に精通しているとは限りません。「背景」節を書く場合、この後に続く記事の各節の理解を促すような記述が推奨されます。リリースまでの経緯、リリースまでに起こった楽曲に関する重大な出来事があれば、この節に記述してください。そのほかに、レコードレーベルやバンドメンバーの変化による音楽性やアンサンブルの変化、前の楽曲とこの楽曲のあいだにスタートしてアーティストの音楽活動に影響を与えたかもしれないソロ・プロジェクトなどもあれば記述できます。良質な記事に認定された罪と罰 (椎名林檎の曲)能動的三分間バッハの旋律を夜に聴いたせいです。などが参考になるでしょう。

民族音楽などの場合、楽曲と結びつく特定のアーティストが存在しないことがあります。楽曲が作られるに至る文化的・歴史的背景があればそれを記述してください。
録音、制作

楽曲の録音や制作にかかわる事柄を記述してください。たとえば、プロデューサーは誰が務めたか、楽曲はどこで制作され、録音(レコーディング)作業にはどのぐらいの時間を要したか、といった記述があてはまります。プロデューサーについては、どういった実績で知られている人物か、あなたがいま執筆している楽曲のアーティストと過去にかかわりがあったかどうか、という点も併記されているとわかりやすいです(ただしプロデューサーはWikipedia上に単独記事を有することが多いため、楽曲記事においては端的な言及にとどめてください)。また、例えばイギリスの音楽プロデューサーフィル・スペクターが取り入れた「ウォール・オブ・サウンド」のように、他には無い変わった技術や革新的な技術が用いられているのならば、それについても言及してください。
音楽性、作曲、構成

その楽曲の音楽性、作曲上の特徴や構成について書きます。様々な要素がありますが、例えばジャンル、リズムや拍子調メロディ、使用されている楽器歌詞の意味や特徴などです。執筆者の意見ではなく、検証可能な出典に基づく記述としてください。ただし、歌詞については特に慎重となるべきで、著作権を守り、著作権の保護期間にある作品は必要最小限の引用にとどめるべきです。
リリース

楽曲のリリース(発売)がいつどのような形で発表されたか、および発売日・発売地域、発売形態を記述します。関連する節として後半の#リリース日一覧の節があります。

楽曲の情報がインターネット上に漏洩(リーク)されるような事例が起きた場合は、アーティスト自身あるいはマネジメント者が直接反応した、あるいは漏洩されたこと自体が広く報道されたなど、特筆すべき動きがない限り、記述すべきではありません。漏洩された結果として起きた事象が、記事中の他の説明文でも情報源にされるような信頼できる情報源に基づいて記述できる場合でなければ、漏洩された日付を載せないでください。ウィキペディア英語版の事例ですが、"diditleak.co.uk"のようにリーク以外の情報を扱っていないウェブサイトは信頼できる情報源として適切ではありません。

楽曲がシングル化されている場合、シングルの形態はひとつとは限りません。レコードやCDなどの記録媒体でリリースされているものやラジオ(エアプレイ)の形式をとるもの、また音楽配信(デジタル・ダウンロード)の形をとるもの、あるいはそれらすべてを活用してリリースされているものがあります。また、複数種類のシングルCDがリリースされる場合もあります。そうした情報も記述してください。

シングル盤やデジタル・ダウンロードに付属しているカップリング曲について、この節で記述してもかまいません。ただし、カップリング曲に関する言及は原則としてこの節にとどめてください。ミュージック・ビデオやメディアでの使用、スタッフ・クレジットなどの節において、記事の主題になる楽曲(シングル表題曲)の解説とカップリング曲の解説を並存させる必要はありません。カップリング曲と同様に、主にシングル盤(CDなど)に付属する映像作品やその他の特典類(ライブチケット、発売記念イベントなどの参加券、写真など)について、この節で記述することができます。映像作品を収録したDVDなどのトラックの一覧は下のシングル収録曲(トラック)の節に記述してください。その他の特典類はリリース節で記述します。

なお、商業音楽でない場合やリリース形態が1つしかない場合などは、発表の経緯を「録音、制作」の節などに統合しても構いません。他方、リリース形態が多様であるなど、この節の重要性が高い場合は、前の節と並び変えた方がよいかもしれません。
プロモーション、マーケティング

楽曲のプロモーション(宣伝・販売促進)マーケティング(市場活動)の特徴があれば記述できます。商業流通するシングル曲の場合、リリースの前後には販売促進として、テレビやラジオでCMが放送される場合があります。また、看板、ポスター、特設ウェブページなどが広告の一環として用いられる場合もあります。ブランディングとしてキャッチコピーが付けられる場合もあるでしょう。このほか、プロモーションのうえで特筆すべきイベントが開催されることもあります。

なお、アーティストが音楽番組に出演して楽曲を演奏する場合もプロモーションとされることがありますが、#ライブ・パフォーマンスの節にまとめると分かりやすくてよいでしょう。タイアップについては#メディアでの使用の節にまとめてください。
アートワーク、パッケージ

現代の多くのシングル盤には、様々な様式のパッケージングやアートワーク(ジャケット)が付随します。これらはレコーディングに伴う視覚的なステートメント(表現)を補助するもので、シングル曲との関連が強く、可能ならば記述するのが望ましいでしょう。この節では、論争の的となっている事も含め、ビジュアル(視覚的要素)やブランドの設定の経緯について説明します。なお、アートワークやライナーノーツに用いられている画像を扱う場合には、著作権を守るよう注意しましょう。
批評

批評(評論)家による楽曲への批評/論評/評価などの反応を概観する節を設けます。批評家の反応は、信頼できる二次資料で裏付けられたものであるべきで、たとえば楽曲について論じたレビュー批評)、書籍あるいは評判のよい記事があてはまります。少数派の意見も適切に、歪曲せず正確に扱ってください。さらに、楽曲の特筆性をより確かにするため、楽曲が文化あるいは社会の文化意識に与えた影響の説明も含まれるべきです。

専門家のレビューは、プロの音楽ジャーナリストまたはディスク・ジョッキー(DJ)が執筆したレビュー、あるいは(有償・無償を問わない)編集・執筆スタッフを有するオンラインか書籍の出版物(個人のブログを除く)に限ります。更にレビューは、ウィキペディアの信頼できる情報源のガイドラインに適合し、アーティストやレコード会社から独立したものである必要があります。一部の専門家のレビューのリストは英語版 WP:ALBUM/REVSIT(※日本語版未翻訳)にて入手できます。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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