MONSTERS_(テレビドラマ)
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この項目では、日本のテレビドラマについて説明しています。アメリカのテレビドラマについては「モンスターズ (テレビ番組)」をご覧ください。

MONSTERS
ジャンル刑事ドラマミステリー
脚本蒔田光治
演出福澤克雄
平野俊一
大澤祐樹
石井康晴
出演者香取慎吾
山下智久
柳原可奈子
大竹まこと
遠藤憲一
エンディングThe MONSTERSMONSTERS
製作
プロデューサー石丸彰彦
高橋正尚
阿部謙三
制作東宝(協力)
製作TBSテレビ

放送
放送国・地域 日本
放送期間2012年10月21日 - 12月9日
放送時間日曜日21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
回数8
公式サイト
特記事項:
初回は54分拡大・2時間スペシャル(21:00 - 22:48)。
最終回は30分拡大(21:00 - 22:24)。
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『MONSTERS』(モンスターズ)は、2012年10月21日から同年12月9日までTBS系列で毎週日曜日の21:00 - 21:54(JST)の『日曜劇場』枠で放送された日本のテレビドラマ

敏腕でありながら慇懃無礼で周囲から嫌われている警視庁捜査一課の変人刑事・平塚平八(香取慎吾)と、セレブ御曹司で平八を監視する命令を受けて彼の部下となった新人刑事・西園寺公輔(山下智久)のコンビの活躍を描いた1話完結のミステリー。蒔田光治オリジナル脚本[1]
企画・制作

プロデューサー・石丸彰彦の構想1年の企画で、「笑ってそうで、笑っていない。人のことをよく見ていて全部分かっている」という石丸自身の香取のイメージ像に、そんな彼が演じる主人公に山下のような素直で真っ直ぐなイメージの人物を組み合わせたら、という着想から始まった[2][3]。主演の香取と山下は、共に初共演で初の刑事役となる[1][2](ただし香取は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では警官役を、映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』では役職は刑事ではあるが犯人役だった)。西園寺の彼女となるヒロイン役には、演技力の他に「とにかく丸い物が好き」という西園寺の設定から、初のヒロイン役となる柳原可奈子が抜擢された[4]

また、本作品ではセレブや権力者など何らかの社会的地位を持った人間を犯人に据えている[5]

2012年8月にクランクイン[1][2]。また放送前には第1話の一部の収録テープが紛失し、その該当シーンを取り直す事態が発生した[6]
放送

初回は54分拡大(21:00 - 22:48)[7]、最終回は30分拡大(21:00 - 22:24)。

11月16日付で12月16日に第46回衆議院議員総選挙が行われることが急遽決まり、第9話が予定されていた12月16日は衆院選の放送となった。また翌週の12月23日には日本テレビで香取が出演する「さんま&SMAP! 美女と野獣のクリスマス2012」(21:00 - 23:24)の生放送、翌々週の12月30日はTBSで「第54回 輝く!日本レコード大賞」(18:30 - 21:54)の放送があり翌週以降に繰り越して放送できないことから、全8話(12月9日終了)となった[8]
登場人物
主要人物
平塚 平八
演 -
香取慎吾本作品の探偵役。たった一人の平塚班班長。「そのまま。そのまま」と相手をなだめるような動作が癖で、基本的に笑顔を絶やさず紳士的に振る舞いながらも、その実不躾で他者をおちょくったような言動を取る変人。警視庁内きっての嫌われ者で、平塚班は引っ越しを重ねて捜査一課から大幅に隔離された場所に追いやられているが、本人は「素敵な個室を手に入れた」と超然としている。基本的に神出鬼没で自由気まま。推理力・洞察力は高く、突然現場や事件関係者の前に現れては、カマや揺さぶりを掛けて相手を心理的に追い詰め、やがて事件の核心に迫っていく。思考する際は前に焦点を定めて右手の人差し指で右のこめかみを一定のリズムで何度もたたく。当初から西園寺にちょっかいを出し振り回しているが、彼の存在を悪く思っていない節を見せる。また、陰では素の一面を見せることもある。最終回では犯人の策で推理ミスで事件を引き起こしたことで、修行の旅に出ることと人の弱みを握った資料の隠し場所を教える書置きを残して西園寺の前から姿を消した。役名は平塚八兵衛に由来し、偉くならずに捜査一課で活躍してきたことへのオマージュ[9]
西園寺 公輔
演 - 山下智久(乳児期:田中優誠 / 幼少期:森田愛蓮 / 少年期:佐藤光将)本作品のワトスン役。所轄・小石川署から警視庁に仮採用された新人刑事で、捜査一課に本採用される「テスト」として平塚を見張る命令を下され、彼の部下となる。セレブ育ちの御曹司で、正義感を秘めた純粋かつお人好しな青年。その性格ゆえに、平塚の嘘にすぐに騙されたり、面倒事を押し付けられるなど、何かと平塚の言動に酷い目に遭わされている。だが平塚の指示に奔走したり、犯人への計略をサポートするなど、次第に平塚との連携を強めるようになる。事件に関することを閃いた際は右手の人差し指を立てる癖がある。また自身が平塚班に配属された理由に関しては既に平塚に承知されている。「丸いもの」が好きで、一途に恵美を想っている。「テスト」をクリアすることが出来なかったため一時小石川署に戻されたが、平塚と共に事件を解決した後、刑事部長の松原経由により「金田の計らい」という名目で再び見張り役として平塚の下につく。
捜査一課関係者
金田 一
演 -
遠藤憲一捜査一課金田班班長。体育会系的な性格で、自信家な一面を持つが、推理は単純レベルで捜査も空回り気味。西園寺を格下として扱っている。平塚を毛嫌いし対抗意識を持つが、彼もまた平塚にいいように弄ばれている。なお、名前の正しい読みは「キンダイチ」ではなく「カネダ ハジメ」であり、読み間違えられると怒る。
剣持 亘
演 - 大竹まこと捜査一課長。裏金や犯罪者からの賄賂など平塚が不正を犯していると考え、金田と共に西園寺に平塚の見張り役を命じた。
高倉 寛治
演 - 蕨野友也
工藤 隼人
演 - 菊田大輔
藤崎 純一
演 - 肥野竜也
原 秀治
演 - 白石朋也
北川 浩二
演 - 日中泰景金田班の刑事たち。全員金田と同じ髪型に統一し、金田に敬服し付き従っている。
その他
高野 恵美
演 -
柳原可奈子西園寺の婚約者。まるっとしたふくよかな体型の女性。西園寺との関係は良好で、2人でいる時はバカップルぶりを発揮することもしばしば。病院での事件前後の出来事で女性関係を誤解が生じた西園寺からプロポーズされるが、今は西園寺に仕事を頑張って正式な捜査一課の刑事になって欲しいと願い、プロポーズを断る。
ゲスト
第1話
徳平 伸一郎
演 -
岡田義徳徳平家長男。「徳平コーポレーション」社長。カジノで80億円の大損をし、グループの子会社にその穴埋めをさせたことから國男に社長を解任させると告げられていた。
徳平 麻美
演 - 加藤夏希徳平家長女。多額の金額を徹に貢いでいる。
徳平 國男
演 - 団時朗「徳平コーポレーション」の会長。骨董品・美術品のコレクションを趣味としている。
内田 和枝
演 - 角替和枝徳平家の家政婦。事件当時、殺害現場から立ち去る伸一郎を目撃していた。
室岡 徹
演 - 桐山漣麻美の彼氏。
徳平 洋子
演 - 高島礼子「徳平コーポレーション」取締役で國男の後妻。家族のことを第一に考えているが、伸一郎や麻美には快く思われておらず、陰口を叩かれている。
西崎 達三
演 - 武田鉄矢「徳平コーポレーション」専務。徳平邸の美術品が偽物にすり替わっていた件で会長から犯人を捜すように命令を受けていた。


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