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出典検索?: "MISS" 雑誌
『MISS』(ミス)は、世界文化社が1988年から2013年にかけて発売していた女性ファッション誌である。毎月28日に発売されていた。 『家庭画報』を購読する高所得世帯の、品行方正な「働く今どきのお嬢さん」をターゲット読者として想定していた。対象年齢は主に30歳前後。トレンドも取り入れつつ、程よいコンサバ感を持ったファッションが特徴で、男性に媚びるわけでもなく、女性受けだけを狙っているというわけでもなく、誰からでも好感を持たれる女性をイメージした「おしゃコン」スタイルを提案した。メイクに関しても、今どきで好感度の高いおしゃれやイメージを提案した。 『miss家庭画報』とのタイトルで創刊され、初期は「お嬢様向け雑誌」として、『25ans』(婦人画報社=当時)などと人気を分け合ったが、発行部数が伸びず、一般OL向け雑誌に路線転換した。 2002年に『MISS』と改称。ライバル誌は『CLASSY.』(光文社)、『Oggi』(小学館)、『BAILA』(集英社)など。登場モデルもこれらの雑誌と共通の人物が多く見受けられる。2010年にはオフィシャル通販サイト「MISS Editor's SelectShop」をスタート。オープン当初、アクセスが集中してサーバーがダウンした。 2013年5月号(同3月28日発売)にてタイトルを『MISS plus+』と改め新装刊。新たなカバーキャラクターに水原希子・松島花・佐田真由美の3人が選出され、モード界の最新コレクション、ラグジュアリーブランドの社史などを紹介する連載がスタートしたほか、キャプション、クレジットなどの表記フォントも変更されたが、2014年2月号(2013年12月26日発売)を最後に休刊とされた。なお、増刊号の『MISS Wedding』の発売は休刊後も継続しており、休刊後は「家庭画報別冊」として扱われている。 なお、2013年10月には初期の『miss家庭画報』を購読した世代向けに姉妹誌として『GOLD』が創刊されている(毎月7日発売)。 巻末の連載記事を中心に登場した読者モデルは一般の20代から30代のOLが中心であったが、アパレルブランドのプロデューサー、サロン経営者、社長夫人など、高所得者も多数見受けられた。文化資本が高く、スキンケア、サロンの利用などにも積極的な読者が目立った。 1988年の創刊当初は『miss家庭画報』と称したが、休刊までに2度のタイトル変更がなされている。 誌面では独自のキャッチフレーズ・キーワードを複数用いていた。 対象年齢が同じ『BAILA』(集英社)、その他発売日・ターゲットが近い他社の雑誌と共通の登場モデルが多数であった。
概要
読者について
タイトル
1988-2001年 - miss家庭画報
2002-2013年 - MISS
2013年(新装刊から休刊まで) - MISS plus+
歴史
1988年 - 世界文化社より『家庭画報』の娘(お嬢様)に向けてのファッション誌として『miss家庭画報』として平成元年に創刊。
2002年 - 誌名から家庭画報をとりMISSとしてリニューアル。キーワードとしてエグゼリーナが登場。
2006年 - 4月号から表紙を旬の女優にして新装刊。特徴としてオードリー通勤が代表的な提案スタイル。
2007年 - オードリー通勤人気はとどまることなく、品可愛いというキーワードも登場。
2008年 - 5月号(3月28日発売)で創刊20周年を迎える。
2010年 - おしゃコン女性誌No.1
2013年 - 創刊25周年記念号にあたる5月号(3月28日発売)にて新装刊、タイトルをMISS plus+に再変更。このタイトルのままで12月休刊。
キャッチフレーズ
エグゼリーナ
オードリー通勤 - 2010?12年にかけては使われる機会が減少したが、2013年の新装刊後はオードリー亜谷香の登場記事中心に復活した。
品可愛い(ひん・かわいい) - 「上品で可愛い」「品格のある可愛さ」
おしゃコン - おしゃれでコンサバ
モデル
表紙
水原希子
松島花
佐田真由美
連載・特集その他の記事
RINA - 2008年7月号(同年5月28日発売)から2011年12月号(同年10月28日発売)までは全号、2012年2月-2013年4月号ではケリーと交代で表紙を飾った。
ヨンア
絵美里
高松リナ
オードリー亜谷香
ALEXA
黒田エイミ
市川紗椰
LIZA
過去の登場モデル
田波涼子
橋本優子
小泉里子
田中マヤ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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