株式会社MIEコーポレーション
MIE CORPORATION CO., LTD.
名証2部 ⇒3442
本社所在地 日本
〒511-0912
三重県桑名市大字星川1001番地
北緯35度3分51.5秒
東経136度37分58秒座標: 北緯35度3分51.5秒 東経136度37分58秒
設立2008年1月4日
業種金属製品
事業内容ステンレス製管継ぎ手、フランジのメーカー
代表者代表取締役社長 永井賢治
資本金5億円
発行済株式総数12,090,000株
売上高連結 47億40百万円
(2016年3月期)
営業利益連結 56百万円
(2016年3月期)
純利益連結 16百万円
(2016年3月期)
純資産連結 6億85百万円
(2016年3月現在)
総資産連結 52億77百万円
(2016年3月現在)
従業員数連結 126人
単体 8人
(2014年3月現在)
決算期3月31日
主要株主MIEグループ取引先持株会(13.04%)
主要子会社(株)MIE テクノ
外部リンク ⇒www.mie-corp.jp
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株式会社MIEコーポレーション(エムアイイーコーポレーション、英: MIE CORPORATION CO., LTD. )は、ステンレス製管継ぎ手、フランジの大手メーカーである。”エムアイイー”との呼称は、株式移転により完全子会社化された株式会社MIEテクノ(エムアイイーテクノ)から引き継がれたものであり、「三重(ミエ)」だけではなく全世界に飛躍する思いをかけて「MIE(ミエ)」をローマ字読みにした。中国製造子会社を拠点とした海外製造販売に力を入れている。
名古屋証券取引所第二部単独上場銘柄のひとつである(証券コードは3442)。
株式会社MIEコーポレーションは、1907年に設立された琺瑯鉄器株式会社を源流とし、本社所在地である三重県桑名市の地場産業である鋳物業に端を発する企業である。現在、株式会社MIEコーポレーションは、株式会社MIEテクノを主要な子会社として保有する純粋持株会社であり、名古屋証券取引所2部に上場している。創業時は日本のホーロー製品の草分け的会社として、広く海外にホーロー製品を輸出していたが、現在は主にステンレス鋼を使った配管継手部品の製造に特化している。ホーローに関する設備は現在保有しておらず、ホーロー製品の製造販売は現在はしていない。当社グループ企業が製造する管継手製品には“MIE”の刻印があり、長い歴史の中で培った技術力によりブランド化されている。LNG用配管継手や食品・医薬品工場向け配管継手など、高い品質を求められる配管継手製品も供給している。中国に生産拠点となる製造子会社を保有しており中国での製造及び中国国内向けの販売を通じて販路を拡大している。 株式会社MIEコーポレーションは純粋持株会社であり、以下の事業は子会社である株式会社MIEテクノその他の事業会社が実施している。なお、株式会社MIEコーポレーションは純粋持株会社ではあるが、継手及びフランジのセグメントが全事業の90%以上を占め、多角化経営は行っていない。配管敷設作業現場における作業性に優れ付加価値の高いプレハブ加工管(顧客の求める仕様に対応して予めフランジ等の溶接作業を済ませた状態で納品されるカスタムメイドの管継手)に特に注力している。船級規格認証(ABS, LR, BV)を取得しており、LNG船を中心とした造船用の管継手及びプレハブ加工管に強み。 株式会社MIEコーポレーションは、3年を単位とする中期経営計画を策定している。 [ヘルプ]
概要
主力製品・事業
突合せ溶接式管継手
屋内配管継手
プレハブ加工管
ステンレス製フランジ
ねじ込み式管継手
ハウジング形管継手 MIE?K
主要事業所
本社所在地 - 三重県桑名市大字星川1001番地
株式会社MIEテクノ 東京支店 - 東京都中央区八丁堀3丁目22-11
株式会社MIEテクノ 大阪支店 - 兵庫県西宮市鳴尾浜1-6-22
独自技術・研究開発・特許
グリップ式管継手( ⇒ミエグリップ) ステンレス協会認定番号 第32205号
特許第3562806号 メカニカル管継手 出願日:平成13年11月13日 存続期間満了日:平成33年11月13日
沿革
1866年(慶応 2年) - 伊勢桑名の大鍋屋広瀬与左衛門が日本で最初に鉄製ほうろう鍋を製造。広瀬家は江戸時代から辻内家と共に桑名の鋳造の老舗である。
1888年(明治21年) - 広瀬与左衛門が桑名郡桑名町にて琺瑯質の鋳物の製造に着手、工場等も建設。
1907年(明治40年) - 伊藤伝七をはじめ13人の発起人に営業権及び工場が譲られ、琺瑯鉄器株式会社が設立される。
1912年(明治45年) - 日本で最初に琺瑯鉄器を中国へ輸出。
1922年(大正11年) - 三重琺瑯株式会社に商号変更。
1945年(昭和20年) - 戦災により工場の大半を焼失。
1953年(昭和28年) - 桑名興業(株)(現:(株)MIEフォワード)を設立。
1961年(昭和36年) - 名古屋証券取引所2部に上場。
1964年(昭和39年) - 桑名市大字星川1001番地の現在地に本社工場を移転、ステンレス鋼管継手、機器加工品の製造に着手。
1970年(昭和45年) - 三重ホーロー株式会社に商号変更。
1996年(昭和 8年) - チタン等の特殊材質管継手の生産に着手。
1997年(平成 9年) - 株式会社エコノを設立し環境・住宅機器商品の販売を開始。
1999年(平成11年) - ステンレス鋼フランジの販売を開始。
2000年(平成12年) - 株式会社中部マテリアルズを設立。
2001年(平成13年) - 株式会社MIEテクノに商号変更。
2002年(平成14年) - プレハブ加工工場を増設。
2003年(平成15年) - 「株式会社エコノ」を解散。グループとして管継手事業に特化。
2006年(平成18年) - 株式会社ベネックス(現ベンカン)と資本・業務提携契約を締結
2007年(平成19年) - 創業100年を迎える。100周年記念配当を実施。中国現地法人「惠艾高科管件貿易(上海)有限公司」を設立。株式移転による純粋持株会社設立のため株式会社MIEテクノが12月21日付けで上場廃止。
2008年(平成20年) - 株式移転により、持株会社株式会社MIEコーポレーション設立、名古屋証券取引所2部に上場。株式会社MIEインターナショナルを設立。株式会社MIEフィッティングが株式会社MIEテクノと合併(存続会社は株式会社MIEテクノ)。株式会社ベネックスとの資本提携を解消、株式会社MIEコーポレーションが保有するベネックス社株式はカナドイルグループが取得。株式会社ベネックスは親会社ベンカンと合併して株式会社ベンカンジャパンとなり、当社との業務提携は継続中(2013年1月現在)。
2009年(平成21年) - 「惠艾高科管件貿易(上海)有限公司」が「星川高科貿易(上海)有限公司」に商号変更。本社工場敷地内に新工場棟「部材加工工場」を建設。
2010年(平成22年) - 株式会社MIEテクノの西宮工場の機能を本社工場(桑名市大字星川1001番地)へ集約。株式会社MIEテクノ大阪支店と株式会社中部マテリアルズ大阪支店が西宮工場跡地に移転。株式会社中部マテリアルズ大阪支店は西日本支社として営業。
2011年(平成23年) - 金日実業股?有限公司との合弁により当社グループ初の海外生産拠点として中国現地法人「上海桑江金属科技有限公司」を設立。MIEテクノの連結子会社となる。
2012年(平成24年) - 株式会社MIEインターナショナルの株式持分100%のうちの90%をイシグロ株式会社へ譲渡。中国工場の生産能力を増強。
2013年(平成25年) - MIEフォワードが太陽光発電システムによる売電を開始。
2015年(平成27年) - MIEテクノが船級プレハブ製造設備を新設。
2016年(平成28年) - 金日実業股?有限公司による上海桑江金属科技有限公司への追加出資により、上海桑江金属科技有限公司に対するMIEテクノの出資割合が低下。持分法適用会社となる。
中期経営計画
2008年4月?2011年3月 中期経営計画「 ⇒パワーアップ103」
2011年4月?2014年3月 中期経営計画「 ⇒パワーアップ106」
2014年4月?2017年3月 中期経営計画「 ⇒CHANGE&CHALLENGE」
主要関係会社
国内グループ企業
株式会社MIEテクノ
株式会社MIEフォワード
株式会社中部マテリアルズ
海外グループ企業
上海桑江金属科技有限公司
その他関係企業
株式会社MIEインターナショナル(2012年2月29日に持分の90%をイシグロ株式会社へ譲渡)
星川高科貿易(上海)有限公司(株式会社MIEインターナショナルの100%子会社)
脚注
関連項目
外部リンク
⇒公式ウェブサイト- ⇒製品情報
⇒製造技術データベースサイト イプロス製造業 MIEテクノ
⇒中部マテリアルズ
⇒琺瑯鉄器株式会社(歴史の情報蔵)‐三重県県史編さんグループ
⇒REUTERS(MIE Corporation Co Ltd)
更新日時:2017年5月19日(金)10:36
取得日時:2017/07/10 21:59
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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