MEG_ザ・モンスター
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ジョナス・テイラー - ジェイソン・ステイサム山路和弘
レスキュー・チームのリーダー。様々な事情から退職して現在は酒浸りの生活を送る。

スーイン・ジャン - リー・ビンビン魏涼子
ミンウェイの娘。主任海洋学者。博識は勿論、火中の栗を拾う勇敢な性格。

ジャック・モリス - レイン・ウィルソン伊藤健太郎
海洋研究所のスポンサー。億万長者らしい要求の高さもあるが根は気さく。

ジャックス・ハード - ルビー・ローズ清水はる香
エンジニアであり設計技師。軽口を叩く性格だが初対面のジョナスから認められる風格を持つ。

ミンウェイ・ジャン - ウィンストン・チャオ加藤亮夫
博士。

ジェームズ・“マック”・マックライズ - クリフ・カーティス川島得愛
チーフの男性。

メイイン・ジャン - ソフィア・ツァイ(佐藤美由希
スーインの娘。8歳。

DJ - ペイジ・ケネディ(英語版)(あべそういち
黒人男性。遠隔操作のプロ。

ヘラー - ロバート・テイラー(英語版)(世古陽丸
医師。医療班のチーフ。診断結果からジョナスを退職に追い込んだ一人。

ウォール - オラフル・ダッリ・オラフソン田所陽向
操縦スタッフの一人。

ローリー - ジェシカ・マクナミー吉田麻実
テイラーの元妻。操縦士。

トシ - マシ・オカ白石兼斗
操縦スタッフの一人。下品だが好漢でテイラーたちを逃がすために犠牲になった。

ディアンジェロ - ロブ・キパ・ウィリアムズ(橘潤二
レスキュー・チームのメンバー。

マークス - タワンダ・マニーモ(英語版)(宮ア聡
レスキュー・チームのメンバー。

新婦 - スイ・フォン・アイビー・ツイ(藤田曜子
三亜湾で結婚式を挙げてる新婦。

犬のピピン - ケリー・ザ・ドッグ
新婦の飼い犬。
製作

当初、小説の権利は1997年にウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のハリウッド・ピクチャーズが取得した[13]。脚本にはトム・ウィーラー(英語版)が起用されたが、彼の脚本が不十分なものだと判断したディズニーは新たにジェフリー・ボームを起用して脚本を執筆させた。しかし、ボームの脚本もウィーラーと同様の理由で却下された[14]。原作者のスティーヴ・オルテン(英語版)によると脚色が酷いうえに社長が解雇されるなどの混乱があり[15]、1999年までに企画は停止し、権利はオルテンに返還された[13]

2005年にニュー・ライン・シネマが権利を取得し、7,500万ドルの製作費が投じられ2006年夏に公開予定であることが報じられた[16]。監督はヤン・デ・ボン、プロデューサーはギレルモ・デル・トロ、脚本はシェーン・サレルノ(英語版)が務めることになっていたが、脚本は原作を無視した内容となり、企画も製作費の関係で取り止めとなった[15][16]

2015年にワーナー・ブラザースがディーン・ジョーガリスを脚本に迎えて企画を進めていることが報じられた[17]。同年6月までに、監督にイーライ・ロスが交渉中と報じられていたが[18]、彼は創造的な面での相違を理由に2016年初頭に降板し、ジョン・タートルトーブが監督を務めることになった[19]。同年8月から9月にかけて、ジェイソン・ステイサムなどの主要キャストが発表された[20]主要撮影は10月13日にニュージーランドウェスト・オークランドで始まり[21][22]、2017年1月4日に中国海南省三亜市で撮影が終了した[23]
公開

当初は2018年3月2日に公開予定だった[24]。最終的な公開日は8月10日に変更され、3DとIMAXで公開されることになった[4]
評価
興行収入

製作費は1億3,000万ドルから1億7,800万ドル、宣伝には1億4,000万ドルかかったと見られ、費用を回収するためには4億ドル以上の興行収入が必要とされている[7]

北米では『スレンダーマン 奴を見たら、終わり』や『ブラック・クランズマン』と同じ週に4,118劇場で公開され、公開週末に2,000万ドルから2,200万ドルの収益が予想された[6]。しかし、映画はプレビュー上映で400万ドルの収益を上げたため、アナリストは当初の2,000万ドルの予想を上回るだろうと指摘し、公開初日の収益が1,650万ドルだったことから公開週末の興行収入は4,000万ドルになるだろうと予測を修正した[7]。実際の公開週末の興行収入は4,540万ドルを記録している[25]。公開第2週末の興行収入は2,150万ドルを記録した[26]

中国では1万2,650スクリーンで公開され、公開初日に5,030万ドルの興行収入を記録し、他の地域ではメキシコで620万ドル、ロシアで500万ドル、イギリスで440万ドル、スペインで240万ドル、フィリピンで200万ドルをそれぞれ記録し、96か国の合計興行収入は1億150万ドルを記録している[27][28]。2018年9月7日には合計興行収入が4億7,353万ドルを記録し、『ジョーズ』の記録(4億7,065万ドル)を抜いてサメ映画史上最高額に達した[29]
批評

Metacriticには46件のレビューが寄せられ、46/100のスコアとなっており[30]、CinemaScoreでは「B+」評価となっている[7]

Rotten Tomatoesでは202件のレビューが寄せられ、支持率48%、平均評価5.5/10となっており、「『MEG ザ・モンスター』は古き良きB級映画のクリーチャーの特徴のために観客を盛り上げるが、ダイビングする価値を持たせるためにはジャンルのスリル?または安っぽさ?が欠如している」と批評している[31]

バラエティ誌オーウェン・グレイバーマンは、「良くも悪くもない」と批評している[32]。Exclaim!のアレックス・ハドソンは、「これは今年の夏に観る先史時代モンスター映画の最高のブロックバスター作品です。ごめんね、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』」と批評している[33]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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