出演はジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、ウィンストン・チャオ、クリフ・カーティス。 ※括弧内は日本語吹替[11][12] 当初、小説の権利は1997年にウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のハリウッド・ピクチャーズが取得した[13]。脚本にはトム・ウィーラー
あらすじ
プロローグ
レスキュー・チームのリーダーを務めるテイラーは、沈没した原子力潜水艦の乗組員救助に向かったところ、外部からの衝撃によって艦が圧壊し、テイラーはチームと乗組員を守るためにメンバーのマークスを艦に置き去りにし、救命艇を発進させる。帰還後、テイラーは「巨大な生物による攻撃を受けた」と必死に主張するが、救助したヘラーに否定されたうえに精神異常だと決めつけられて置き去りを非難され、仕事を辞めてしまう。
深海でのレスキュー
5年後。中国・上海の沖に建設された海洋研究所「マナ・ワン」ではジャン博士の指揮のもと、マリアナ海溝の海底探査を行っていた。探査艇は定説上海底とされていた地点よりもさらに深く進んでいき、未知の領域に到達する。しかし、探査艇は巨大生物の攻撃を受けて破損し、浮上できなくなってしまう。探査チームを救助するため、マックとジャン博士はタイ王国で暮らしているテイラーに助けを求める。元妻ローリーが巻き込まれ、巨大生物が絡む可能性があると聞いたテイラーは「マナ・ワン」に向かうが、ジャンの娘スーインが救助に向かっており、テイラーも向かう。海底に到着した2人は救助を開始しようとするが、200万年前に絶滅したはずの巨大生物メガロドンが現れ、襲いかかる。テイラーはスーインを海上へ逃がした後に救助を開始し、ローリーとウォールを救出するが、トシはテイラーたちを逃そうと探査艇に残ってメガロドンを引き付け、犠牲になる。
メガロドンの脅威
「マナ・ワン」のチームはメガロドンの対策を講じるが、メガロドンがテイラーたちを追って「マナ・ワン」近海に現れる。救難信号を受信したテイラーたちは出発し、テイラーとスーインの活躍でメガロドンを殺すと、彼らはそれを「マナ・ワン」に持ち帰ろうとする。そこにもう1匹のさらに巨大なメガロドンが現れ、ウォールが丸飲みにされる。船を転覆させられた結果、ジャックスを助けるため囮となったヘラーも殺され重傷を負ったジャンも「マナ・ワン」に戻る途中で死亡する。「マナ・ワン」のスポンサーであるモリスは部下を引き連れてメガロドンを殺そうとするが失敗し、食い殺される。
メガロドンとの決戦
テイラーたちは発信器でメガロドンを追う。三亜湾に現れて海水客たちを襲い出すメガロドンを、テイラーたちはクジラの鳴き声で誘い出す。テイラーとスーインは魚雷を使ってメガロドンを殺そうとするが失敗し、テイラーの潜水艇が破損してしまう。さらに取材中のヘリコプターの事故により、サポート船上の「マナ・ワン」のメンバーも海中に投げ出され、危機に陥る。テイラーは潜水艇の破損部分を使用してメガロドンの腹部を切りつけ、さらに銛で目を突き刺す。メガロドンはテイラーを襲おうとするが、血の匂いに集まってきたサメの群れに食い殺される。テイラーもサメに襲われるがスーインに助けられて共に脱出し、近海にいたクルーザーに「マナ・ワン」のメンバーと共に救助される。
キャスト
ジョナス・テイラー - ジェイソン・ステイサム(山路和弘)
レスキュー・チームのリーダー。様々な事情から退職して現在は酒浸りの生活を送る。
スーイン・ジャン - リー・ビンビン(魏涼子)
ミンウェイの娘。主任海洋学者。博識は勿論、火中の栗を拾う勇敢な性格。
ジャック・モリス - レイン・ウィルソン(伊藤健太郎)
海洋研究所のスポンサー。億万長者らしい要求の高さもあるが根は気さく。
ジャックス・ハード - ルビー・ローズ(清水はる香)
エンジニアであり設計技師。軽口を叩く性格だが初対面のジョナスから認められる風格を持つ。
ミンウェイ・ジャン - ウィンストン・チャオ(加藤亮夫)
博士。
ジェームズ・“マック”・マックライズ - クリフ・カーティス(川島得愛)
チーフの男性。
メイイン・ジャン - ソフィア・ツァイ(佐藤美由希)
スーインの娘。8歳。
DJ - ペイジ・ケネディ
黒人男性。遠隔操作のプロ。
ヘラー - ロバート・テイラー(英語版)(世古陽丸)
医師。医療班のチーフ。診断結果からジョナスを退職に追い込んだ一人。
ウォール - オラフル・ダッリ・オラフソン(田所陽向)
操縦スタッフの一人。
ローリー - ジェシカ・マクナミー(吉田麻実)
テイラーの元妻。操縦士。
トシ - マシ・オカ(白石兼斗)
操縦スタッフの一人。下品だが好漢でテイラーたちを逃がすために犠牲になった。
ディアンジェロ - ロブ・キパ・ウィリアムズ(橘潤二)
レスキュー・チームのメンバー。
マークス - タワンダ・マニーモ(英語版)(宮ア聡)
レスキュー・チームのメンバー。
新婦 - スイ・フォン・アイビー・ツイ(藤田曜子)
三亜湾で結婚式を挙げてる新婦。
犬のピピン - ケリー・ザ・ドッグ
新婦の飼い犬。
製作
2005年にニュー・ライン・シネマが権利を取得し、7,500万ドルの製作費が投じられ2006年夏に公開予定であることが報じられた[16]。監督はヤン・デ・ボン、プロデューサーはギレルモ・デル・トロ、脚本はシェーン・サレルノ(英語版)が務めることになっていたが、脚本は原作を無視した内容となり、企画も製作費の関係で取り止めとなった[15][16]。
2015年にワーナー・ブラザースがディーン・ジョーガリスを脚本に迎えて企画を進めていることが報じられた[17]。同年6月までに、監督にイーライ・ロスが交渉中と報じられていたが[18]、彼は創造的な面での相違を理由に2016年初頭に降板し、ジョン・タートルトーブが監督を務めることになった[19]。同年8月から9月にかけて、ジェイソン・ステイサムなどの主要キャストが発表された[20]。主要撮影は10月13日にニュージーランドのウェスト・オークランドで始まり[21][22]、2017年1月4日に中国海南省三亜市で撮影が終了した[23]。 当初は2018年3月2日に公開予定だった[24]。最終的な公開日は8月10日に変更され、3DとIMAXで公開されることになった[4]。
公開