MEG ザ・モンスター
The Meg
監督ジョン・タートルトーブ
脚本
ディーン・ジョーガリス[1]
ジョン・ホーバー[1]
エリック・ホーバー[1]
原作スティーヴ・オルテン
『MEG ザ・モンスター』(メグ ザ・モンスター、原題:The Meg)は、2018年のアメリカ合衆国・中国合作[10]のSF・アクション・スリラー映画。
監督をジョン・タートルトーブ、脚本をディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバーが務め、1997年のスティーヴ・オルテン(英語版)のSF小説『Meg: A Novel of Deep Terror』[注 1]を原作とする。200万年前に絶滅したはずの巨大なサメ、メガロドンに襲われた潜水艦を助けようとするレスキューダイバーの闘いが描かれる。
出演はジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、ウィンストン・チャオ、クリフ・カーティス。 ※括弧内は日本語吹替[11][12]
あらすじ
プロローグ
レスキュー・チームのリーダーを務めるテイラーは、沈没した原子力潜水艦の乗組員救助に向かったところ、外部からの衝撃によって艦が圧壊し、テイラーはチームと乗組員を守るためにメンバーのマークスを艦に置き去りにし、救命艇を発進させる。帰還後、テイラーは「巨大な生物による攻撃を受けた」と必死に主張するが、救助したヘラーに否定されたうえに精神異常だと決めつけられて置き去りを非難され、仕事を辞めてしまう。
深海でのレスキュー
5年後。中国・上海の沖に建設された海洋研究所「マナ・ワン」ではジャン博士の指揮のもと、マリアナ海溝の海底探査を行っていた。探査艇は定説上海底とされていた地点よりもさらに深く進んでいき、未知の領域に到達する。しかし、探査艇は巨大生物の攻撃を受けて破損し、浮上できなくなってしまう。探査チームを救助するため、マックとジャン博士はタイ王国で暮らしているテイラーに助けを求める。元妻ローリーが巻き込まれ、巨大生物が絡む可能性があると聞いたテイラーは「マナ・ワン」に向かうが、ジャンの娘スーインが救助に向かっており、テイラーも向かう。海底に到着した2人は救助を開始しようとするが、200万年前に絶滅したはずの巨大生物メガロドンが現れ、襲いかかる。テイラーはスーインを海上へ逃がした後に救助を開始し、ローリーとウォールを救出するが、トシはテイラーたちを逃そうと探査艇に残ってメガロドンを引き付け、犠牲になる。
メガロドンの脅威
「マナ・ワン」のチームはメガロドンの対策を講じるが、メガロドンがテイラーたちを追って「マナ・ワン」近海に現れる。救難信号を受信したテイラーたちは出発し、テイラーとスーインの活躍でメガロドンを殺すと、彼らはそれを「マナ・ワン」に持ち帰ろうとする。そこにもう1匹のさらに巨大なメガロドンが現れ、ウォールが丸飲みにされる。船を転覆させられた結果、ジャックスを助けるため囮となったヘラーも殺され重傷を負ったジャンも「マナ・ワン」に戻る途中で死亡する。「マナ・ワン」のスポンサーであるモリスは部下を引き連れてメガロドンを殺そうとするが失敗し、食い殺される。
メガロドンとの決戦
テイラーたちは発信器でメガロドンを追う。三亜湾に現れて海水客たちを襲い出すメガロドンを、テイラーたちはクジラの鳴き声で誘い出す。テイラーとスーインは魚雷を使ってメガロドンを殺そうとするが失敗し、テイラーの潜水艇が破損してしまう。さらに取材中のヘリコプターの事故により、サポート船上の「マナ・ワン」のメンバーも海中に投げ出され、危機に陥る。テイラーは潜水艇の破損部分を使用してメガロドンの腹部を切りつけ、さらに銛で目を突き刺す。メガロドンはテイラーを襲おうとするが、血の匂いに集まってきたサメの群れに食い殺される。テイラーもサメに襲われるがスーインに助けられて共に脱出し、近海にいたクルーザーに「マナ・ワン」のメンバーと共に救助される。
キャスト
ジョナス・テイラー - ジェイソン・ステイサム(山路和弘)