MBSヤングタウン
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在阪 全局、全番組の中で、谷村新司、佐藤良子が出演する水曜日が1位。笑福亭鶴光角淳一佐々木美絵が出演する木曜日が2位を記録している。
この時期を境に、MBS全体の聴取率はOBC、ABCを上回るようになった[注 5]
1980年代

『歌え! MBSヤングタウン』時代から、当番組への出演を続けてきた三枝は、1979年12月1日土曜日)の放送を最後に勇退。同年4月からレギュラーで共演していた明石家さんまを、後任のパーソナリティに起用した。

この時期から、鶴光、谷村、ばんばひろふみに加えて、さんま、島田紳助・松本竜介笑福亭鶴瓶原田伸郎大津びわ子やしきたかじん嘉門達夫西川のりおチャゲ&飛鳥ダウンタウン渡辺美里など、多彩なパーソナリティが登場。
ある曜日のパーソナリティが別の曜日の放送にもゲストで登場するなど、曜日の枠を越えながら、番組を盛り上げるようになった。

また、土曜日の公開収録を1985年3月で終了させる一方で、リスナーも参加・鑑賞できるイベントを積極的に実施。
「ヤンタンオールスターズ」(出演者、スタッフで結成した草野球チーム)が松山千春とんねるずなどの芸能人チームと対戦した「ヤンタン野球大会」(後述)や、1981年SABホールで開かれた角と鶴光による「ど角・ど鶴のええか、ええかコンサート」などが人気を博した。

その一方で、長年のライバルであった『ヤンリク』は、1986年10月3日で、20年半もの歴史に終止符を打っている。

1986年4月には、金曜日のみ『MBSヤングタウン』と『ヤンタンキンド館』の2本立て体制で放送[11]。同時に土曜日と日曜日のみ放送開始時間を繰り上げた(土曜日・21:35 - 23:40、日曜日・21:30 - 23:15)が、半年後の1986年10月には両日とも元の22:00スタートに戻っている[12]。月 - 木曜日にも1987年4月から1990年4月まで[13]、『MBSヤングタウン』直後の24:45 - 26:30[13]に姉妹番組として『ヤンタン ミュージックゾーン ザ・リクエスト』(『ヤンタンミュージックゾーン THE REQUEST』[13])を放送していた[注 6][13]
1987年度のナイターオフ期間には、平松邦夫の出演で、金曜日の19?20時台に『平松邦夫のミセスヤングタウン』を放送していた。
1990年代

MBSは1990年に、千里丘放送センター内のスタジオ機能を現在の社屋(大阪市北区茶屋町)へ移転。当番組は8月31日まで、同センターから放送。
9月1日から現在まで、茶屋町本社内のラジオ スタジオを主に使用している。

在阪 FMラジオ局の台頭、コーナースポンサーの撤退により、1990年代 初頭から番組の人気に翳りが出始めた。1980年代の人気を担った前述のパーソナリティが続々と退任。一時は、東京を中心に活動するタレントや若手ミュージシャンを前面に押し出す路線に転換。『ヤンタン』の名を冠した姉妹番組を続々と放送していた。

1991年10月 - 1993年3月までは、日曜日のみ『ヤンタン スペシャルサンデー』とのタイトルで放送。1992年10月 - 1995年3月までは、『ヤンタン ミュージックゾーン ザ・リクエスト』とほぼ同時間帯(平日午前0時台 - 2時台)に放送する番組として[注 7]、MBSの若手アナウンサーによる『ヤンタンMUSICネトランジェ』(金曜日のみ『ヤンタンMUSICネトランジェ 金曜スペシャル』)を放送していた[注 8]

1994年1月から、月 - 木曜日の放送枠を22:00 - 23:00、23:00 - 1:00の2つに分割。前者は音楽リクエスト番組『ヤンタン はなまるリクエスト』。後者はトークバラエティ番組『ヤンタン あそびのWA!!』を放送。金曜日は『ヤンタン はなまるフライデースペシャル』を22:00 - 1:00に放送した。

1995年10月、『ヤンタン はなまるリクエスト』の放送時間を22:00 - 0:00の2時間に拡大。『ヤンタン あそびのWA!!』を終了させる一方で、『MBSヤングタウン』のタイトルを21ヶ月振りに復活させたうえで、放送枠を月 - 木曜日 0:00 - 3:00(金曜日は1:00 - 3:00)に編成した。

1997年4月、『ヤンタン はなまるリクエスト』『ヤンタン はなまるフライデースペシャル』を終了させる一方で、ヤンタン放送開始30周年を記念して『MBSヤングタウン MUSIC MAX』を開始。『MBSヤングタウン』の放送日を金、土、日曜日に縮小した。

1997年10月、月 - 木曜日の『MBSヤングタウン』を22:00 - 0:00で再開する一方で、『MBSヤングタウン MUSIC MAX』の放送枠を月 - 水曜日の0:00 - 2:00へ移行。

1999年4月、『MBSヤングタウン MUSIC MAX』を終了。『MBSヤングタウン』の月 - 金曜日で、放送枠を23:00 - 25:00に繰り下げるとともに、パーソナリティを一新した。

1999年10月、『MBSヤングタウン』の平日放送を終了[14]。当初は完全終了を予定していたが、明石家さんま(土曜版パーソナリティ)と笑福亭鶴瓶(日曜版パーソナリティ)が番組の続行を懇願した結果、土・日曜日のみ22:00 - 23:30の時間帯でレギュラー放送を続けている。
2000年代

平日には、『MBSヤングタウン』の血統を引き継ぐ番組として、2020年4月改編の時点で『アッパレやってまーす!』(月 - 木・土曜22・23時台)、『ザ・ヒットスタジオ』(火 - 木曜24時台)、『オレたちゴチャ・まぜっ!?集まれヤンヤン?』(土曜深夜)をMBS東京支社からの生放送で編成している。土曜日はハロー!プロジェクトの新旧メンバーが「ヤン娘。(やんむす)」として代々パートナーを務める一方で、MBS東京支社内のラジオスタジオで前日(金曜日)に収録した内容を原則として放送。日曜日は「鶴瓶のすわるラジオ」のタイトルで出演者が座りながらトークを展開する街頭収録を放送した。
2010年代

MBSが開局60周年を迎えた2010年8月30日から9月3日までの1週間に渡って『毎日放送 開局60周年記念番組 MBSヤングタウン スペシャル』を基本として、22:00(JST)から放送(当時編成されていた『MBSタイガースライブ』のナイトゲーム中継を延長した場合には開始時間の繰り下げで対応)。三枝が六代 桂文枝を襲名する直前の2012年7月14日(土曜日)には、「六代 桂文枝 襲名企画」の第1部として、『復活! 桂三枝の歌え! MBSヤングタウン』を公開収録形式での16:00 - 17:38に放送した。

『歌え! MBSヤングタウン』としての放送開始から50年を迎えた2017年、土曜日の年内最終放送(12月30日)を『20周年モーニング娘。のMBSヤングタウン』(矢口真里吉澤ひとみ田中れいな道重さゆみの出演によるモーニング娘。結成 20周年記念番組)として編成。翌31日(日曜日)の20:00 - 23:30には、当番組の50周年特別番組『MBSヤングタウン 50年クロニクル』(いずれも事前収録)を放送した。

2018年4月6日からは、アリスがパーソナリティを務める『MBSヤングタウン金曜日[注 10]として、金曜日のレギュラー放送を18年半振りに再開。堀内孝雄以外のメンバー(谷村新司、矢沢透)がかつて平日版のパーソナリティであったアリスがメンバー全員でレギュラーパーソナリティを務めた[15][注 11]。毎日放送が当番組の放送開始 50周年のタイミングで、1986年12月まで金曜日のパーソナリティを務めた谷村に31年半振りのパーソナリティ復帰を打診したことをきっかけに「2019年に再始動を控えるアリスの腕ならし」を兼ねて、平日版の復活に至った[16]。同年5月の再始動以降も事前収録を中心にレギュラー放送を継続した。
2020年代

日曜日は「すわるラジオ」を経て、MBS本社内のスタジオで収録した内容を中心に放送していたが、2020年4月改編から放送の体制を大きく変更。大阪のMBS本社からの生放送を本格的に復活した。一方で、毎月最終週は鶴瓶に代わって、三遊亭とむ福島暢啓(MBSアナウンサー)がコンビでパーソナリティを務めている。三遊亭とむは真打への昇進に伴い、芸名を錦笑亭満堂に改名。2023年6月より、日曜日に出演中。

ラジオ・テレビ兼営局だったMBSは、2021年4月1日(木曜日)付でラジオ放送の事業と免許を「株式会社MBSラジオ」へ移管した(MBSもテレビ単営局として存続)。当番組は兼営局時代のスタジオを使い続けながら、翌2日放送の金曜版からMBSラジオの本社(または東京支社)で制作している。

2021年10月4日より、月曜日 - 木曜日のレギュラー放送を22年振りに再開。金曜日を除いて、放送時間を22:00 - 23:30に統一した。金 - 日曜日のパーソナリティは続投する一方で、レギュラー放送を22年振りに再開する月 - 木曜日は月曜日に工藤遥(モーニング娘。のメンバー時代にも土曜版へ出演)と若月佑美(元乃木坂46)のコンビ、火曜日にオーイシマサヨシ、水曜日にAぇ! groupから週替わりで2名、木曜日にAマッソがパーソナリティを務める[17]。月・火・木曜放送分は事前収録で、火・木曜は前述した『MBSヤングタウンNEXT』と同様に収録と連動したリアルタイム配信をRadiotalkで実施。


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