MBSラジオ
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株式会社MBSラジオ[1]
MBS RADIO, INC [1]
本館(左・M館)と新館(右・B館)
種類株式会社
略称MBS、Mラジ
本社所在地 日本
530-8304[1]
大阪府大阪市北区茶屋町17-1[1]
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度42分30.5秒 東経135度29分59.5秒 / 北緯34.708472度 東経135.499861度 / 34.708472; 135.499861
設立2020年5月28日
(毎日放送ラジオ分割準備株式会社)
業種情報・通信業
法人番号6120001229406
事業内容放送法による基幹放送事業(ラジオの放送)、放送番組の企画、制作ならびに販売、イベント制作、グッズ制作 ほか[1]
代表者代表取締役社長 浜田尊弘[1]
資本金1000万円(2021年3月31日現在)[2]
発行済株式総数100株[3]
売上高30億2400万円(2023年3月期)[3]
営業利益1億5200万円(2023年3月期)[3]
経常利益1億5400万円(2023年3月期)[3]
純利益7200万円(2023年3月期)[3]
純資産14億3600万円(2023年3月期)[3]
総資産17億3900万円(2023年3月期)[3]
決算期3月31日
主要株主株式会社MBSメディアホールディングス
100%[1]
外部リンクhttps://www.mbs1179.com/
特記事項:2021年4月1日付で株式会社毎日放送から放送免許を含むラジオ放送事業を承継し現商号に変更。
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MBSラジオ
MBS Radio, Inc.[1]
種別AM
放送対象地域近畿広域圏
系列JRNNRN
略称MBS-R
愛称MBSラジオ、Mラジ
コールサインJOOR
開局日1951年9月1日
本社530-8304[1]
大阪府大阪市北区茶屋町17-1[1]
演奏所本社と同じ
親局 / 出力大阪(高石) 1179kHz / 50kW
主な中継局京都:1179kHz 300W
生駒FM補完中継局
生駒山):90.6MHz 7kW
公式サイトhttps://www.mbs1179.com/
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株式会社MBSラジオ(エムビーエスラジオ、: MBS RADIO, INC)は、MBSメディアホールディングス連結子会社で、近畿広域圏放送対象地域とする中波放送(AMラジオ放送)事業を行う特定地上基幹放送事業者である。コールサインはJOOR。

1950年12月27日に「新日本放送株式会社」として設立する。1951年9月1日にラジオの本放送を開始し、1958年6月1日に「毎日放送」へ改称を経て、1959年3月1日にテレビの本放送を開始するまではラジオ単営局であった。テレビ放送開始以降は毎日放送のラジオ放送部門として運営され、「MBSラジオ」の呼称を使用する。2011年7月24日まで「毎日放送ラジオ」の呼称も併用したが、以降は「MBSラジオ」に統一する。

2017年4月1日に毎日放送(初代)が認定放送持株会社MBSメディアホールディングス)へ移行したことを機に、テレビ放送事業とラジオ放送事業を一体として分割準備会社(新〈2代目〉・毎日放送)へ承継[4]。2020年5月28日にラジオ放送事業の分割準備会社(分割会社)を設立すると、(新日本放送時代からの)開局70周年を迎えた2021年4月1日付で新・毎日放送のラジオ放送事業が分割会社へ承継されたことを受けて、同日付で分割会社の社名を「毎日放送ラジオ分割準備株式会社」から「株式会社MBSラジオ」に変更した。JOORのコールサインでラジオ放送事業を運営する放送事業者としては、3代目にあたる。

本項は、法人の「株式会社MBSラジオ」、ラジオ単営局「新日本放送」、毎日放送ラジオ放送部門時代の「MBSラジオ」それぞれについて述べる。
概要阪急百貨店うめだ本店の13階屋上広場に2016年9月1日に設置された「民間放送誕生の地」プレート(2016年9月9日撮影)。 ただし、これは試験放送を含めた場合であり、最初に本放送を開始したのはCBCラジオ(当時は中部日本放送)。

コールサインはJOOR。

当初の局名「新日本放送」の名称については、これまで日本のラジオ放送を独占してきた日本放送協会(NHK)に次ぐ、新たな日本の放送協会を目指すという意味合いが込められていた。そして毎日資本のラジオネットワークとしてラジオ日本(後に一本化調整によりラジオ東京→現TBSラジオ。現存のアール・エフ・ラジオ日本とは関連がないが、ラジオ関東時代の1977年12月31日までは毎日新聞社の資本とニュース提供を受けており、少なからずMBSとのネット関係が存在していた)、ラジオ九州(現RKB毎日放送)を巻き込んだ「RAPPON(ラッポン)ネットワーク」を計画する構想があった(これはのちにジャパン・ラジオ・ネットワーク(JRN)として形態化される)[5]

AMラジオ放送の周波数は1179kHz(京都中継局も同一周波数)。開局時は1210kHzであり、その後1180kHz[注釈 1] を経て現在に至る。

本放送の開始は、1951年昭和26年)9月1日大阪市北区角田町阪急百貨店うめだ本店屋上のスタジオから中波放送を開始[注釈 2]。同日6時30分に開局した名古屋市中部日本放送に続いて正午に放送を開始した。第一声は、坂本登志子アナウンサーの「JOOR、みなさまの新日本放送でございます。」であった。

当初は新大阪新聞社から出向した小谷正一放送部長の下で、リスナー(聴取者)が参加できる地域密着型のバラエティ番組(『うっかりテスト』『知らぬが佛(ほとけ)』『バイバイ・ゲーム』『おたのしみヒント』『浪花節天狗道場』など)を中心に編成。1965年(昭和40年)にラジオネットワークJRNNRNが発足してからは、両者への加盟を通じてクロスネット局(準幹事局)としての役割を担う(該当項参照)。

2010年平成22年)4月から、「ラ・ラ・ラ ラブラジオ 1179 MBS」のキャッチフレーズを使用する。以前は「MBSラジオはOKステーション」で、その前は「耳のごちそうMBS(毎日放送)ラジオ1179」であった。2013年(平成25年)4月から、プロ野球中継の『MBSタイガースライブ』などでのステーションジングルで、(AM放送の周波数に「7」が入っていることにちなんで)「ラッキー7(セブン)のあるラジオ MBSラジオ」のキャッチフレーズも使用していた。FM補完中継局の運用によるワイドFMの本放送開始年の2016年(平成28年)1月からは「MBSラジオもFA宣言!!」[注釈 3]2017年(平成29年)4月から「もっと聴いてね。MBS」、2020年令和2年)4月から「心のおまもり MBSラジオ」のキャッチフレーズを使用。毎日放送が保有していたラジオ放送部門と放送免許が2021年(令和3年)4月1日付で株式会社MBSラジオへ移管され、「Mラジ」(えむラジ)の愛称と、「ポチっとMラジ」のキャッチフレーズが同日から新たに用いられている。

新聞番組表表記は1958年(昭和33年)の新日本放送から毎日放送に社名が変更されて以来、長年に渡って「毎日放送」「毎日 MBS」「毎日ラジオ」「毎日」と各紙によって異っていたが、2011年(平成23年)7月24日にテレビ部門の地上デジタル放送完全移行を機に、同日から「毎日テレビ」の表記が「MBSテレビ」に変更されることに伴い、ラジオもこれに準拠して「MBSラジオ」(または「MBS 毎日」「MBS」)の表記に変更された[注釈 4]。2021年(令和3年)10月1日から、毎日新聞中日新聞[注釈 5]聖教新聞など一部の新聞で「MBS エムラジ」、朝日新聞で「Mラジ MBS」、読売新聞で「エムラジ MBS」の表記に変更された。日本経済新聞産経新聞大阪日日新聞日本海新聞[注釈 6]京都新聞神戸新聞奈良新聞などは引き続き「MBS」の表記を用いている。

日本国内の放送局が編成する天気予報では初めて、日本気象協会の担当者が直接概況を説明する方式を導入。現在でも、夜間?早朝の時間帯を除く放送で、この方式を継承している。その一方で、テレビ・ラジオとも、関西ローカル向けに放送する天気予報の呼称を「お天気のお知らせ」にほぼ統一。ラジオでは、押尾コータローDEPAPEPENAOTOなどが演奏するインストゥルメンタルを、天気予報や交通情報のBGMに採用している。毎日放送が2016年(平成28年)9月に気象庁から気象予報業務の実施許可を受けたことから、2017年(平成29年)4月以降の生放送番組の一部は、気象情報部(放送上の通称は「MBSお天気部」)の独自観測による天気予報を同部と契約する気象予報士事務所所属の予報士が伝えている。

ラジオを聴きながら歴史のある場所などをウォーキングするリスナー参加型イベントラジオウォーク1982年(昭和57年)に国内の放送局ではじめて実施した。このイベントは、以降も早春(2011年までは2月11日、2012年以降は春分の日)に開催されている(新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年は中止・2021年はウォークラリー方式で開催)。

2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災が発災直後、3月13日・19日・20日に深夜番組の一部を休止する代わりに、上泉雄一(毎日放送アナウンサー)の進行でフィラー番組として「ミュージックアワー」を放送。洋楽や洋画のサウンドトラックを流す合間に、番組の放送休止告知や地震関連ニュースを随時挿入した。

2021年(令和3年)3月31日まで毎日放送がラジオ放送事業とラジオ放送免許を保有したが、4月1日付でグループ会社の「株式会社MBSラジオ」が承継。「株式会社MBSラジオ」では、4月1日付でJRNとNRNに加盟したほか、「Mラジ」(エムラジ)の愛称と「ポチっとMラジ」のキャッチフレーズを使用している[6]。その一方で、4月1日付でテレビ単営局へ移行する毎日放送では、正社員や「シニアスタッフ」(定年後の嘱託契約社員)に当たるアナウンサーの管理業務を「総合編成局」(同日付で新設)が引き継いだ。このため、毎日放送のアナウンサーは、株式会社MBSラジオの制作・放送番組にも「MBSアナウンサー」として出演している。

主な受賞歴に『ネットワーク1・17スペシャル?盛土崩壊』で2022年(令和4年)日本民間放送連盟賞ラジオ報道番組最優秀賞を受賞しラジオ番組グランプリ候補作品になった[7]。CM部門でもラジオCM『栃木県庁 大阪センター 関西での栃木県の認識度向上/栃木県 実際どうなん 篇』(20秒)がラジオCM第1種(20秒以内)で最優秀賞を受賞した。同局は同賞をラ・テ分社化以前から実に多くの番組で受賞しているが分社化以降では初の最優秀賞だった。
「MBSラジオの日」(2016年以降の毎年9月6日)

本放送の開始から65周年を迎えた2016年(平成28年)9月に開局当初スタジオを設けていた阪急百貨店うめだ本店の屋上に、民間放送誕生の地を示す記念の銅製プレートを設置した[8]。65周年記念のステーションソングとして、「Thank you! Happy today!?MBSラジオのうた?」[注釈 7] を発表。5日の月曜日から自社制作・平日帯ワイド番組のパーソナリティ(子守康範浜村淳松井愛近藤光史上泉雄一)と味覚糖によるコラボレーション企画として、「あめちゃんでつながろう!プロジェクト」を地域・期間限定で展開していた。


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