MATE_(デスクトップ環境)
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MATE
Ubuntu MATE
開発元Perberos及びMATE Developers
初版2011年8月19日 (12年前) (2011-08-19)

最新版1.28.2[1]  - 2024年3月11日 (2か月前) [±]
リポジトリ

github.com/mate-desktop/mate-desktop

プログラミング
言語C言語, C++, Python
対応OSX11を有するUnix-like
対応言語多言語
サポート状況開発中
種別デスクトップ環境
ライセンスGNU LGPL, GNU GPL
公式サイトmate-desktop.org
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MATE(マテ、スペイン語発音: [?mate])はGNOME 2のコードからフォークされたデスクトップ環境である。MATEという名称は、マテ茶とその原料となることで知られる南米の亜熱帯地域原産の植物イェルバ・マテに由来する[2]。リネームはGNOME 3のコンポーネントとの競合を防ぐために行われた。
歴史

従来のデスクトップメタファーGNOME Shellによる新しいインターフェースで置き換えたGNOME 3はLinuxコミュニティの一部から批判を受けた。一部のユーザーは新しいGNOMEを受け入れることを拒否し、GNOME 2の開発を継続する者を求めた[3]。MATEプロジェクトは、Arch LinuxユーザーであるPerberosによってこのタスクを行うために立ち上げられた[4][5]
アプリケーション「GNOMEアプリケーション一覧」も参照

いくつかのGNOMEアプリケーションはフォークされ、リネームされた:

Caja - ファイルマネージャ(元Nautilus

Pluma - テキストエディタ(元Gedit

Eye of MATE - 画像ビューア(元Eye of GNOME

Atril - ドキュメントビューア(元Evince

Engrampa - ファイルアーカイバ(元アーカイブマネージャー

MATE Terminal - 端末エミュレータ(元GNOME 端末

Marco - ウィンドウマネージャ(元Metacity

MDM - ディスプレイマネージャ(元GDM

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プロジェクト黎明期のMATEはGNOME 2.32関連パッケージのソースコードをスクリプトによって機械的にリネームし、それによって生じる動作の不具合を手作業で修正するという単純で強引なものだった。この手法はとにかく動作するGNOME 2.Xのフォークを提供するという点ではある意味現実的ではあったが、GNOMEファウンデーションが廃止を宣言したlibgnome, libgnomeui等の旧式ライブラリに事実上依存するという問題もはらんでいた。

現在のリードデベロッパであるStefano Karapetsasはこれらのライブラリ類をメンテナンスする気が無いどころか「無駄なフォーク」とまで言い切っており[6]、バージョンが進むごとに順次廃止し、GNOME 3.Xが利用するのと同等の最新ライブラリに移行、もしくは単純に廃止している(下表参照)。バージョン1.8完成段階で残るライブラリはlibmatekbd, libmateweather, mate-dialog程度となっており、UXの見た目はともかくコードベースの観点からは、MATEはすでにGNOME 2.XよりむしろGNOME 3.Xに近いとすら言えるようになっている。

GTK3への移行については、mucharmapからgucharmapへの移行によって(動作に必須ではない部分的なものではあるが)すでに完了している。将来的に予定されるzenityへの移行、libunique依存の排除、libgweatherへの移行などもGTK3依存が必須であり、特にlibunique依存の排除、libgweatherへの移行についてはそれぞれ主要コンポーネントであるCajaとmate-panelのGTK3への移行が必要となる。

保守的なUXとリソース消費の少なさについては将来的にも維持するとしている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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