M-1グランプリ
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第5回(2005年)からは出場者の漫才終了後、合計点が暫定上位3位以内に入っていれば、「暫定ボックス」[注 41]と呼ばれる部屋に入ることができる[注 42]。ただし後続のコンビに得点で上回られ4位以下となり、敗退が決定した場合は、そこから出ることになる[注 43]。また、漫才終了後の採点で合計点が暫定4位以下となり、即座に敗退が決定した場合は入ることができない。いずれの場合でも敗退コメントを求められ、敗者は最後のひと笑いを取ろうとすることが多い[注 44]
最終決戦

ファーストラウンドで勝ち残った上位3組(第1回(2001年)のみ2組)が2ネタ目を披露し、審査員が一番おもしろいと思ったコンビに投票する「指名投票制」で行われ、最も多くの票を集めたコンビが優勝となる。第2回(2002年)から第4回(2004年)までは審査員のモニターで一斉に表示したが、決勝会場を移した第5回(2005年)以降は大型スクリーンで発表され、左から1人ずつ順に開票する形式となっている。また、第6回(2006年)以降は司会の今田が開票結果を1つずつ読み上げていく。

ファーストラウンドの得点は最終決戦に持ち越されないが、同じ得票数になった場合にはファーストラウンドの順位が上のコンビが上位となる[注 45][注 46][48]。最終決戦進出組の公式順位は最終決戦での順位が優先される。

第5回(2005年)以降、最終決戦で3組全てが漫才を披露した後、審査員が投票を終えた後に司会の女性が「(今年も)CMのあとです!」と言い、ステージに集合した3組がオーバーリアクションしながらズッコケるのがお約束となっている。CM後、司会の今田が3組にインタビューを行い、改めて最終審査の開票を行う。

第18回(2022年)では最終決戦の出囃子が、ファーストラウンド、最終決戦通して初めて変更された。また、最終決戦のCM前ジングルも第5回(2005年)以来、実に13大会ぶり(17年ぶり)に変更された。
ネタ順番の決定方法

第1回(2001年)、第2回(2002年)、第4回(2004年):決勝1回戦および決勝戦(ファーストラウンド)の得点順に再抽選。

第3回(2003年):決勝戦(ファーストラウンド)のネタ順に再抽選。

第5回(2005年) - 第15回(2019年):ファーストラウンド1位から順に任意で選択。

第16回(2020年)・第17回(2021年):ファーストラウンド3位→2位→1位の順に自動的に決定。最終決戦開始前のVTRにて、ネタ順が通過順位とともに紹介される。

第18回(2022年) - :従来と同様の任意選択。ネタ順選択の様子は放送されず、最終決戦開始前にテロップにて通過順位とともに発表。また、最終決戦開始前のVTRも廃止されている。

上記の通り、第5回(2005年)以降は基本的に任意選択となっているが、ファーストラウンドを1位通過したコンビは全て3番、2位通過したコンビは第5回(2005年)の麒麟(1番を選択)を除いて全て2番を選んでいるため、この形式は事実上形骸化している。
出演者
レギュラー出演者(第19回〈2023年〉時点)

今田耕司 - 司会(2003年 - )

上戸彩 - 司会(2008年 - )

陣内智則 - 敗者復活戦司会(2015年 - )、リポーター(2016年、2018年)


ナレーション:畑中ふう(2003年 - )、アラン・J(2003年 - 2010年、2018年 - )、亀井佐代子[クレジット 1][注 47](2019年 - )

歴代出演者
司会・リポーター・ゲスト

年司会リポーターゲスト
男性女性歴代優勝者笑神籤
2001年
島田紳助赤坂泰彦菊川怜(不在)
2002年西川きよし山寺宏一中山エミリ木村祐一中川家
2003年今田耕司小池栄子(不在)
2004年今田耕司井上和香
2005年小池栄子アンタッチャブル
2006年眞鍋かをりブラックマヨネーズ
2007年小池栄子チュートリアル
2008年上戸彩サンドウィッチマン
2009年(不在)
2010年
2015年ヒロド歩美[注 48]
2016年陣内智則
2017年ヒロド歩美[注 48]トレンディエンジェル
銀シャリ(不在)
2018年ヒロド歩美[注 48]
陣内智則とろサーモン吉田沙保里
阿部一二三
井上尚弥
2019年川島明麒麟霜降り明星堀江翔太
福岡堅樹
稲垣啓太
2020年ヒロド歩美[注 48]ミルクボーイ(不在)
2021年マヂカルラブリー水谷隼
阿部詩
2022年錦鯉那須川天心
2023年斎藤真美[注 48]
おいでやす小田ウエストランド栗山英樹
岡本和真


第4回(2004年)は決勝戦(ファーストラウンド)のネタ披露順番を決勝当日の生放送中に吉田沙保里がゲスト抽選。

第5回(2005年)から第10回(2010年)までは歴代優勝者の他にも、田丸麻紀丸山和也安田美沙子三倉茉奈・佳奈北島康介大林素子生稲晃子大沢あかね岩佐真悠子中澤佑二ギャル曽根安倍麻美ピエール瀧矢口真里岡田唯青島あきなミッキー・カーチス浦沢直樹桜庭和志石川梨華吉澤ひとみ優木まおみ松嶋初音misono神戸蘭子ANI東ちづるなどが観覧していた。

前回王者がゲスト出演した際、第5回(2005年)から第15回(2019年)までは客席で観覧していたが、第16回(2020年)からは特別席が設けられるようになった。

審査員

審査員席の順番は観客席側から舞台下手への順[注 49][注 50]
審査員の出演回数については、#審査員出演回数を参照。

年審査員
2001年西川きよし青島幸男春風亭小朝ラサール石井鴻上尚史松本人志島田紳助
2002年立川談志中田カウス島田洋七大竹まこと
2003年中田カウス大竹まこと南原清隆
2004年ラサール石井春風亭小朝大竹まこと南原清隆西川きよし
2005年大竹まこと渡辺正行松本人志島田紳助
2006年大竹まこと渡辺正行南原清隆
2007年オール巨人ラサール石井上沼恵美子
2008年渡辺正行
2009年渡辺正行東国原英夫
2010年宮迫博之渡辺正行大竹一樹南原清隆


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