M-1グランプリ2019
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M-1グランプリ2019
受賞対象結成15年以内の漫才師(2人以上)
開催日2019年12月22日
会場テレビ朝日(決勝)
日本
主催M-1グランプリ事務局
吉本興業
朝日放送テレビ
司会今田耕司
上戸彩
報酬賞金1000万円
ドバイ旅行
-196℃ ストロングゼロ1年分
日清食品商品5年分
ファミマプレミアムチキン1年分
最新受賞者ミルクボーイ
公式サイト公式サイト
テレビ/ラジオ放送
放送局ABCテレビ・テレビ朝日系列
放送時間18時34分 - 22時10分
視聴率17.2%(関東地区
26.7%(関西地区


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M-1グランプリ

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『M-1グランプリ2019』(エムワングランプリ2019)は、吉本興業朝日放送テレビ(ABCテレビ)主催の漫才コンクール「M-1グランプリ」の第15回大会。2019年12月22日に決勝戦が開催され、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて生放送された。優勝者はミルクボーイ
概要

通算15回目の開催となった2019年大会にはプロ、アマチュア問わず5040組がエントリーし、大会の出場組数を5大会ぶりに更新した[注 1]。タイトルロゴの「2019」部分は紫色で、この年から始まった新たな時代「令和」をイメージしている[1]

決勝戦には、準決勝を勝ち上がったからし蓮根ミルクボーイぺこぱオズワルドすゑひろがりずニューヨークインディアンス見取り図かまいたちと、敗者復活戦を制した和牛が出場。決勝戦常連の和牛などが名を連ねる中、10組のうち初進出が7組と例年以上に顔ぶれが変化した。

決勝戦の審査員は、オール巨人塙宣之立川志らく富澤たけし中川家・礼二松本人志、そして前回(第14回)大会の終了直後に引退の意向を示していた上沼恵美子[2]が揃って続投。M-1で初めて審査員の変更がない大会となった。

敗者復活戦では、第11回から前回まで「1組あたり3分以内」と定められていたネタ披露時間を、決勝と同じ条件(4分以内)に変更した。決勝ではネタ順の抽選に「笑神籤」を引き続き採用したが、前回まで決勝の冒頭(「笑神籤」を引く前)に発表していた敗者復活戦からの決勝進出コンビについては、敗者復活組のネタ順確定と同時に発表する方式に改められた。

朝日放送テレビ(ABCテレビ)では、決勝前週の12月15日に、12:55 - 13:55の放送枠(本来は同局制作の『新婚さんいらっしゃい!』『パネルクイズ アタック25』を編成)でテレビ朝日系列全国ネットでの事前特別番組『2019ニュースな場所!M-1王者の突撃漫才 ?ラグビー日本代表&ZOZO 裏側をネタにします?』を放送。決勝当日には、13:55 - 16:25に敗者復活戦、18:34 - 22:10に決勝の生中継を全国ネット向けに実施した。決勝の生中継では、Yahoo!JAPANとのコラボレーションによる「M-1検索ワードランキング」(第15回M-1グランプリに関するYahoo!でのキーワード検索件数の上位5語を集計したうえで発表する企画)を随時挿入している。

朝日放送ラジオ(ABCラジオ)では、決勝戦の生中継をサイマル形式で組み込んだ『ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ2019』を、18:30 - 22:30に生放送。前年に進行役で復帰したばかりの喜多ゆかり朝日放送テレビアナウンサー)が、2019年11月から第2子の出産に伴う産前産後休暇に入っているため、八塚彩美(朝日放送テレビアナウンサー)が3年振りに進行を担当した。また、出場資格の最終年(ラストイヤー=コンビ結成15年目)であった前年の第14回で決勝進出を果たしたギャロップから、林健をゲストに迎えた。
大会経過
1回戦から準々決勝まで

1回戦は8月1日から10月4日にかけて、北海道、仙台、埼玉、千葉、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の10都道府県で開催。その後は東京、大阪・京都の2地区に分けて、10月7日 - 23日に2回戦、10月28日 - 30日に京都・大阪で3回戦、11月8日 - 11日に東京で3回戦、11月18日・19日に準々決勝が開催された。

エントリーした5040組中、準々決勝に進出したのは106組。そのうち京都・大阪3回戦を通過したのは41組、東京3回戦を通過したのは65組。
話題を集めたコンビ

ラランド」(サーヤ、ニシダ):アマチュアで唯一の準決勝進出コンビ。アマチュアの準決勝進出は2009年大会の「いけばな教室」「志ん茶」以来5大会ぶり、準々決勝が導入されてから初。ベストアマチュア賞受賞。

くらげ」(杉昇、渡辺翔太):前年1回戦敗退ながら準決勝進出。

ちゅんま」(しゃっくー大佐、カラムーちゃんかなーち思て、なりちゃん):3人で声を揃えながらギャグを連発する不条理な漫才が特徴。

「ヒコロヒーとみなみかわ」(ヒコロヒーみなみかわ):ピン芸人同士による即席コンビ。ジェンダーギャップを題材とした漫才を披露して注目された[3]

「つ?ゆ?」(福田悠太辰巳雄大):ジャニーズ事務所のグループ「ふぉ?ゆ?」のメンバーによる即席コンビ。3回戦進出[4]。朝日放送テレビの『キャスト』(平日の夕方に関西ローカルで放送中の報道・情報番組)では、M-1初挑戦の模様に密着したうえで、特集シリーズとして放送した。

ラッシュスタイル」(速水奨野津山幸宏):声優による即席コンビ[5]

「さんしろうS・U・W・O吹奏楽団」[6]:プロの指揮者を中心に構成され、14人組は当時の大会史上最多。2023年に15人組の「さんしろう吹奏楽部 with めろんオーケストラ」として自ら最多人数を更新した[7]

準決勝

準決勝は12月4日に東京都のNEW PIER HALLにて開催され、準々決勝を勝ち上がった25組に、GYAO!ワイルドカード枠を獲得した金属バットを加えた26組が出場した。この模様は大阪府のクール・ジャパンパーク大阪TTホール、日本各地の映画館にてライブビューイング上映された。

準決勝初進出組はミルクボーイぺこぱオズワルドすゑひろがりず四千頭身くらげラランドロングコートダディの8組。第9回(2009年)以来6大会ぶり(10年ぶり)に、アマチュア(ラランド)が準決勝に進出した。

出番順はGYAO!ワイルドカード枠の金属バットが1番手を、4年連続決勝進出の和牛がトリを務めた。この結果、かまいたちが3年連続、見取り図が2年連続、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、ぺこぱ、からし蓮根ニューヨーク、すゑひろがりずが初の決勝進出を果たした。
敗者復活戦


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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