M・M・キーラヴァーニ
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M・M・キーラヴァーニ
M. M. Keeravani
M・M・キーラヴァーニ(2015年)
基本情報
出生名Koduri Marakathamani Keeravaani
別名Marakathamani、Vedanarayana、M. M. Kreem
生誕 (1961-07-04) 1961年7月4日(62歳)
出身地 インド アーンドラ・プラデーシュ州西ゴーダーヴァリ県(英語版)コヴァール(英語版)
ジャンル映画音楽ワールドミュージック
職業作曲家音楽監督歌手
活動期間1987年 -
著名な家族カーラ・バイラヴァ(英語版)(息子)
シュリー・シンハー・コドゥリ(英語版)(息子)

コドゥリ・マラカサマニ・キーラヴァーニ(Koduri Marakathamani Keeravaani、1961年7月4日 - )は、インド作曲家テルグ語映画タミル語映画カンナダ語映画ヒンディー語映画マラヤーラム語映画で活動している。「M・M・キーラヴァーニ (M. M. Keeravani) 」名義で知られているが、他にも「マラカサマニ (Marakathamani) 」「ヴェーダナラヤナ (Vedanarayana) 」「M・M・クリーム (M. M. Kreem) 」名義が知られている。

歌手のS・P・バーラスブラマニアムとK・S・チスラ(英語版)のレコーディングの大半を手掛けている[1]。1997年には『Annamayya』で国家映画賞 音楽監督賞(英語版)を受賞した。この他にフィルムフェア賞 南インド映画部門を6つ、ナンディ賞を11、タミル・ナードゥ州映画賞を1つ受賞している[2]。2023年には『RRR』でアカデミー歌曲賞を受賞した[3]
生い立ち

アーンドラ・プラデーシュ州西ゴーダーヴァリ県(英語版)コヴァール(英語版)出身。兄弟のカリヤーニ・マリク(英語版)は音楽監督をしており、映画監督S・S・ラージャマウリは従兄弟、音楽監督M・M・スリレーカは従姉妹、脚本家V・ヴィジャエーンドラ・プラサードは叔父に当たる。妻のM・M・スリヴァーリは映画のラインプロデューサーをしており、息子のカーラ・バイラヴァ(英語版)は歌手としてキーラヴァーニの参加する映画の多くで歌を歌っている。カルナータカ州ライチュールに居住した後、チェンナイに移住している。
キャリア詳細は「M・M・キーラヴァーニのディスコグラフィー(英語版)」を参照音楽番組に出演する歌手(左からK・S・チスラ、アヌラージ・クルカルニー(英語版)、キーラヴァーニ)

1987年、音楽監督K・チャクラヴァルティー(英語版)の元で音楽助監督を務め、作曲家としてのキャリアを開始する。1980年代後半は『Collectorgari Abbayi』『Bharathamlo Arjunudu』に音楽アシスタントとして参加し、この間の1年以上にわたり作詞家ヴェトゥリ(英語版)に師事している[4]。1990年製作の映画『Kalki』で独立した作曲家として映画業界で知られるようになるが、映画は公開されずサウンドトラックも発売されなかった。キーラヴァーニが音楽を手掛けた映画で最初に公開されたのは、同年公開の『Manasu Mamatha』とされている。1991年公開の『Kshana Kshanam』が大ヒットしたことで、作曲家としての地位を確立する。この映画で作曲した歌の全てがヒットしたことで映画業界からのオファーが急増し、1995年には『Criminal』に参加してボリウッドに進出する[5]

インド国内の様々な言語の映画220作品以上に参加しており、代表的な作品としてテルグ語映画の『Annamayya』、ヒンディー語映画の『Is Raat Ki Subah Nahin』『Sur ? The Melody of Life』『Zakhm』『Saaya』『Jism』『Rog』『Paheli』、マラヤーラム語映画の『Neelagiri』『Soorya Manasam』『Devaraagam』がある。また、従兄弟ラージャマウリの監督作品には全ての映画に参加しており、『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』の作曲も担当している[6]
受賞歴
インドの賞

年部門作品名結果出典
勲章
2023年
パドマ・シュリー勲章N/A受賞[7]
国家映画賞
1998年(英語版)音楽監督賞(英語版)Annamayya受賞[8]
2023年(英語版)背景音楽部門音楽監督賞RRR[9]
フィルムフェア賞 南インド映画部門
1993年(英語版)テルグ語映画部門音楽監督賞Kshana Kshanam受賞[10]
1994年(英語版)Allari Priyudu[11]
1995年(英語版)Criminal[11]
[12]
1996年(英語版)Subha Sankalpam[11]
1997年(英語版)Pelli Sandadi
2006年(英語版)チャトラパティ(英語版)ノミネート
2008年(英語版)ヤマドンガ
2010年(英語版)マガディーラ 勇者転生受賞[11]
2011年(英語版)Vedamノミネート
2012年(英語版)Rajanna
2013年(英語版)マッキー[13]
2016年(英語版)バーフバリ 伝説誕生[14]
2018年(英語版)テルグ語映画部門音楽アルバム賞バーフバリ 王の凱旋受賞[15]
テルグ語映画部門作詞家賞(英語版)
ナンディ賞
1992年(英語版)音楽監督賞(英語版)Rajeswari Kalyanam受賞[16]
1993年(英語版)Allari Priyudu
1995年(英語版)Pelli Sandadi
2001年(英語版)男性プレイバックシンガー賞Student No: 1
2002年(英語版)音楽監督賞Okato Number Kurraadu
2005年(英語版)チャトラパティ
2009年(英語版)Vengamamba[17]
2010年(英語版)男性プレイバックシンガー賞あなたがいてこそ[18]
2012年(英語版)音楽監督賞マッキー[19]
2015年(英語版)バーフバリ 伝説誕生[20]
2015年男性プレイバックシンガー賞
タミル・ナードゥ州映画賞
1991年音楽監督賞(英語版)Azhagan受賞
サントーシャム映画賞(英語版)
2003年音楽監督賞(英語版)Gangotri受賞
南インド国際映画賞
2018年(英語版)テルグ語映画部門音楽監督賞バーフバリ 王の凱旋受賞[21]


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