Mリーグ
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この項目では、麻雀のプロリーグについて説明しています。マレーシアのサッカーリーグについては「マレーシア・スーパーリーグ」をご覧ください。

Mリーグ最新シーズン
Mリーグ2023-24
概要
競技麻雀
発足2018年7月17日 (5年前) (2018-07-17)
チェアマン藤田晋
参加チーム数9
選手数36
前回優勝U-NEXT Pirates
開催時期9月下旬頃 - 5月下旬頃
公式ウェブサイト

Mリーグ
ジャンル麻雀番組
製作
制作ABEMA 麻雀チャンネル

放送
放送国・地域 日本
放送期間2018年10月1日 -
放送時間月・火・木・金
19:00 - 対局終了
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Mリーグ(エムリーグ)は、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ。麻雀プロスポーツ化を目的とし、2018年(平成30年)7月に発足した[1]
概要対局のパブリックビューイングに集まった選手たち(2019年)

運営は一般社団法人Mリーグ機構。初代チェアマンにサイバーエージェント社長の藤田晋[2]最高顧問Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎[3]が就任した[4]。リーグ参加チームの所属選手に対しては最低年俸として400万円が保証されるが、一方で賭博行為への関与を固く禁じており、仮に関与が確認された場合は即解雇などの厳罰に処される[5]。対局時はチームごとに定められたユニフォームの着用が義務付けられる[6]。対局は全て東京・港区日の出駅そば)に新たに設けられる専用スタジオ「Mリーグスタジオ」にて行われ、一部の対局では都内の数ヶ所でパブリックビューイングも行われる(有料)[7][注釈 1]

開幕日である2018年10月1日に大和証券グループ本社と3年間のレギュラーシーズンスポンサー契約を締結したこと、名称を「大和証券Mリーグ」として開催することを発表[8][9]。2019年2月にファイナルシリーズの冠スポンサーとして朝日新聞社とスポンサー契約を結んだことを発表した[10][9]

競技ルールはアリアリ(副露した断?九や、副露したり和了を宣言したりした後のが成立してよいこと)の東南戦で一発裏ドラあり、萬子・筒子・索子に各1枚ずつ赤牌を入れて行われる[6]。時間短縮を目的として全自動麻雀卓の自動配牌機能を使用する[6]他、審判制度を導入しており、張敏賢梶本琢程(2019シーズンから)、村田光陽(2022シーズンから)が審判を務めている。一部の悪質な行為を犯した場合はサッカー同様にイエローカードが与えられ、1日で2枚提示された場合はレッドカードに変わり、個人トータルポイントから20ポイントが減算される[6]

優勝賞金は5000万円[11]。以下、準優勝2000万円、3位1000万円。AbemaTVにおいて全対局の動画配信が行われる[12]。個人戦に関しては三賞制度で争われ、毎年の規定打荘数20試合以上の選手が対象となり、個人の総合スコア、1試合での最多獲得スコア、ラス回避率の各トップの選手がリーグ戦終了後に受賞する[注釈 2]。三賞の内、個人総合スコア1位を獲得した選手は、シーズンMVPとして表彰され、優勝シャーレを模したガラス製のメダルが授与され、その他のタイトル獲得者は銀メダルが授与される。
ルール

ここでは主要なルールのみ簡潔に記載する[13]。詳細は公式ホームページを参照[6]

半荘(東南戦)をもって1回戦とする。

花牌を抜き5萬・5筒・5索の各1枚を赤牌と入れ替えた136枚を一式とし、試合では二式を使用する。

自動配牌機能付きの全自動卓を使用する。

審判制を導入する。審判はMリーグ機構が認めた者が務め、競技上の疑義・裁定の最終決定者となる。

場決めは、放送開始前に各チームが風牌(東南西北)を引いて決定する。着座位置は風牌ごとに指定。

2020年シーズンと2021年シーズンでは、スケジュール決定時にあらかじめ決められていた。


途中流局無し。

発声は和了(ロン・ツモ)→ポンカンチーの順に優先される。発声が遅れた場合や聞こえなかった場合、同時の場合は審判が裁定する。

カンは全体で4つまで。搶槓時を除き槓ドラは即表示させる。暗槓に対する搶槓は不可。

フリテンリーチ、ツモ番なしリーチあり。

頭ハネを採用し、ダブロンを認めない。

25,000点持ち・30,000点原点とする。ハコ(飛び)無し。流局で終了した時のリーチ棒はトップに加算。

順位ウマとオカをまとめて「順位点」として扱い、半荘終了後に素点に加除する

順位点は、1位+50,000点、2位+10,000点、3位▲10,000点、4位▲30,000点(順位ウマ10-30にオカを加えたものに相当)。

同点の場合は順位点を按分する。


1,000点を1ポイントとしたポイント制を採用する。

切り上げ満貫を採用する。

数え役満無し(11飜以上は全て三倍満)。複合役満あり。

罰則は、チョンボアガリ放棄イエローカードレッドカードの4種。

誤ロン・誤ツモで手牌を公開した場合、ノーテンリーチ、リーチ後の不正なカンはチョンボとなり、トータルポイントから▲20ポイントの罰則。局はやり直しとなる。

多牌・少牌・先ヅモ・喰い替え・空行為・錯行為はアガリ放棄となり罰符無し。

イエローカードは無発声、2枚以上の見せ牌、度重なる強打や長考などの際、発生した局の終了時に審判より提示される。

レッドカードはイエローカードが1日2枚提示された場合に提示され、トータルポイントから▲20ポイントの罰則。


責任払い(包)は大三元大四喜四槓子に適用。

以下のいずれかの上がり役が無ければ和了できない(一翻縛り)。これらにない役を採用しない。

1翻役:門前清自摸和立直一発役牌平和断?九一盃口海底摸月河底撈魚槍槓嶺上開花

2翻役:ダブル立直連風牌対々和三暗刻三色同刻三槓子小三元混老頭三色同順一気通貫混全帯?九七対子

3翻役:二盃口混一色純全帯?九

6翻役:清一色

役満:天和地和国士無双四暗刻大三元字一色緑一色小四喜大四喜清老頭四槓子九蓮宝燈


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