Link_Control_Protocol
[Wikipedia|▼Menu]

Link Control Protocol (リンク・コントロール・プロトコル、LCP) は、Point-to-Point Protocol の一部を構成するプロトコルである。
概要

PPP通信を開始するとき、送信側・受信側の両側の装置は、これから行うデータ転送で必要となる特定の条件を決定するために、LCPパケットを送信する。

LCP プロトコルは以下の動作を行う。

リンクした相手を識別し、ピアデバイスを受け入れるか拒絶するかを決める

データ転送で許容されるパケットサイズを決定する

構成におけるエラーを検出する

要求条件が受け入れられないならば、リンクを切断する

LCPパケットによりリンクが許容されるまで、デバイスは PPP でデータをネットワークに送信することができない。しかし、LCP パケットは PPP パケットに埋め込まれるので、LCP が再設定を行う前に、基本的な PPP 接続は確立されていなければならない。PPP パケット上の LCP は、コントロールコード 0xC021 であり、 INFO フィールドに LCP パケットを含んでいる。LCPパケットには 4 つのフィールドがある。(Code, Id, Length, Data)

Code: 要求するオペレーション: Configure Link, Terminate Link, ... および 肯定応答、否定コード

Data: オペーレーションのパラメータ

関連項目

コンピュータネットワーク

外部リンク

RFC1570
: PPP LCP Extensions

RFC1661: The Point-to-Point Protocol (PPP)

RFC1663: PPP Reliable Transmission


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:2142 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef