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『LUNA SEA』
LUNA SEA の スタジオ・アルバム
リリース1991年4月21日
2000年9月13日(再発)
2007年12月7日(リマスター盤)
ジャンルパンク・ロック
時間38分02秒
レーベルExtasy Records
ユニバーサルミュージック
(リマスター盤)
プロデュースLUNA SEA
LUNA SEA アルバム 年表
LUNA SEA
(1991年)IMAGE
(1992年)
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『LUNA SEA』(ルナシー)は日本のロックバンド、LUNA SEAの1枚目のオリジナルアルバムである。初回限定盤は、写真集ブックレット・ステッカー付き。2011年3月16日に発売された再録盤についても本項で紹介する。 全編曲:LUNA SEA 『LUNA SEA』 LUNA SEA COMPLETE BEST
概要
LUNA SEAの1stアルバムであり、LUNA SEAとしてはインディーズ時代での唯一のCD作品である。当時XのYOSHIKIが主催していたExtasy Recordsからセルフプロデュースによりリリースされた。
歌詞カードの最後にある「Special Thanks」の欄には、Extasy Records関係のバンド名が綴られているが、XとAIONのメンバーに関しては一人一人名前を出して書かれている。
ジャケット写真は真冬の井の頭恩賜公園で撮影されたもの。
2007年12月5日に最新リマスタリング音源、DVDとの2枚組でユニバーサルミュージックより再発された。DVD内容は「MOON」「PRECIOUS...」のライブ映像。この2つの映像は1991年9月19日・日本青年館のものだが、収録されている音声は差し替えられたものである。
収録曲
FATE作曲:SUGIZO/作詞:RYUICHI演奏時間が1分20秒とLUNA SEAの楽曲の中でも極めて短い曲。演奏にはツーバスまたはツインペダルを必要とする。
TIME IS DEAD作曲:J/作詞:RYUICHIJが生まれて初めて作曲したという「SEXUAL PARVASION」(1stデモテープ「LUNACY」に収録)という曲が原曲となっている。LUNA SEAとして初のオリジナル曲で、現在に至るまでライブでの定番曲である[1]。
SANDY TIME作曲:INORAN/作詞:RYUICHIクリーントーンのギターと歪んだギターの組み合わせの曲である。ライブではSUGIZOが長尺のギターソロやステージパフォーマンスを織り交ぜた、攻撃的なアレンジが加えられる。
BRANCH ROAD作曲:SUGIZO/作詞:RYUICHI情事をテーマにした歌詞の曲。
SHADE作曲:J/作詞:J、RYUICHI元々2ndデモテープ「SHADE」に収録されていたものの再録。2ビートのナンバーだが、間奏で3拍子が出てくるという構成。SUGIZOがヴァイオリンを担当した。GLAYが「LUNATIC FEST.」にて、本曲をカバーした[2]。
BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー作曲:INORAN/作詞:RYUICHI副題の「限りなく透明に近いブルー」は、村上龍の小説の題名からそのまま採ったもので、歌詞も小説の内容と同じく麻薬中毒がテーマとなっている。
THE SLAIN作曲:J/作詞:RYUICHI曲中に時計の音が使用されており、そのまま次の曲に繋がる。
CHESS作曲:SUGIZO/作詞:RYUICHI前曲の時計の音がしばらく鳴ったあと、プロペラの起動音が鳴り響き、ベースの独奏後、演奏が開始される。歌詞は人間の戦争を神々のゲーム(チェス)に例えている。LUNA SEAの曲の中で一番テンポが速い。
MOON作曲:SUGIZO/作詞:RYUICHIディレイのかかったギターがイントロから続く4分の3拍子のナンバー。次作のメジャーデビューアルバム『IMAGE』でリメイクされる。後にライヴアルバム『NEVER SOLD OUT』にも収録され、作曲者であるSUGIZO自身、心から納得できた(納得できるクォリティに達した)のはこの時(1996年の「真冬の野外」ライヴ)が初めてだったと語っている[3]。『LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM -Re:birth-』では、土屋昌巳によってカバーされている。
PRECIOUS...作曲:J/作詞:RYUICHI初期の頃からライブで頻繁に演奏され、終幕ライブ「THE FINAL ACT」でも2日とも演奏された。『LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM -Re:birth-』では、メリーによってカバーされている。
セルフカバー盤(2011年)
LUNA SEA の スタジオ・アルバム
リリース2011年3月16日
ジャンルパンク・ロック
プログレッシブ・ロック
時間43分55秒
レーベルHPQ
プロデュースLUNA SEA
チャート最高順位
週間6位(オリコン)
デイリー3位(オリコン)
LUNA SEA アルバム 年表
(2008年)LUNA SEA
(2011年)LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES
(2011年)
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上記全曲を再録音したセルフカバー・アルバム。エイベックス移籍後第1弾で、2ndデモテープ「SHADE」復刻版カセットテープと「UNDER THE NEW MOON TOUR 1991」ツアーロングTシャツが封入されたBOXタイプ、スペシャル特典ムービーが収録されたDVD付属のタイプ、CDのみ(初回盤はスリーブケース、ステッカー封入)の3タイプで発売。
LUNA SEAが再始動した2010年の「REBOOT」後、LUNA SEAとしての最初のCD作品。メンバー5人が揃って新たにスタジオ・レコーディングした楽曲を収録した作品としては2000年のベストアルバム『PERIOD ?THE BEST SELECTION?』以来約10年ぶりのリリース。
DVDに収録の「SHADE-EXTREME CLIP」は2010年12月25日に行われた「LUNACY 黒服限定GIG ?the Holy Night?」の映像を中心に編集したもの。
収録曲
CD
FATE
TIME IS DEAD
SANDY TIME
BRANCH ROAD
SHADE
BLUE TRANSPARENCY 限りなく透明に近いブルー
THE SLAIN
CHESSトラック開始のタイミングが変更されており、時計の音は前曲に最後まで収録されているため、プロペラの回る音から始まる。
MOON次作『IMAGE』収録バージョンの構成で再録。
PRECIOUS...ベストアルバム『PERIOD ?THE BEST SELECTION?』でも再録されているが、本作のレコーディングに伴い2度目の再録を行った。
DVD
SHADE-EXTREME CLIP
デモテープ
A面
SHADE
SEARCH FOR REASON
SUSPICIOUS
B面は何も収録されていない
参考文献^ ⇒山本弘子「証言 LUNA SEA 軌跡 カウントダウン#2」Oricon Style, 2007年10月5日
^ “「LUNATIC FEST.」2日目も大盛況、笑顔に満ちた豪華アンコール”
^ SUGIZO&INORAN [LUNA SEA] Complete Guitar Book(シンコーミュージック、1999年11月29日)ISBN 4-401-61632-4
表
話