『LOVE PiECE』
大塚愛 の スタジオ・アルバム
リリース2007年9月26日
録音2006年 - 2007年
日本
ジャンルJ-POP
時間45分39秒
レーベルavex trax
プロデュース大塚愛
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
愛 am BEST
(2007年)LOVE PiECE
(2007年)LOVE LETTER
(2008年)
『LOVE PiECE』収録のシングル
「フレンジャー」
リリース: 2006年4月12日
「ユメクイ」
リリース: 2006年8月2日
「恋愛写真」
リリース: 2006年10月25日
「CHU-LIP」
リリース: 2007年2月21日
「PEACH/HEART」
リリース: 2007年7月25日
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『LOVE PiECE』(ラヴ・ピース)は大塚愛4枚目のオリジナルアルバム。2007年9月26日にavex traxから発売された。 前作『LOVE COOK』から1年9ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム。 CDのみとCD+DVDの2形態で発売。初回盤はCDのみはオリジナルフォトブック付き、DVD付きは「U-ボート」のMusic Clip付き(フォトブックなし)。2形態共通初回特典としてカラーケース(ピンク・黄色・青・緑・紫・黒の6色のうちいずれか1色)&三方背BOX仕様になっている。また、LOVE9CUBE会員限定の初回版も存在する。こちらは「オリジナルLOVE PiECEパズル」を付属。 ジャケット写真は双方ともジグソーパズルのピースで、それぞれ違う写真のパーツを6つ組み合わせたものになっている。曲順は、『LOVE COOK』とは対照的に、未来から過去へ向かうように配列したとのこと[1]。 大塚曰く、本アルバム収録のシングル曲が1曲毎に1つの色とイメージを持ち、「フレンジャー」が黄色で「友達」、「ユメクイ」が紫で「夢」、「恋愛写真」がピンクで「恋愛」、「CHU-LIP」が緑で「家族」、「PEACH」が青で「遊び」、「HEART」が黒で「想い」を象徴しているとのこと[2]。 カラーケースに描かれている6つのパーツからなるハートマークは、「顔」をコンセプトにデザインされたが、当時シングル曲数までは考えていなかったという。今回シングル曲数も6曲ということで、運命的だと話した[3]。 3曲目の「Mackerel's canned food」の意味は「サバの缶詰」。主演映画「東京フレンズ」の中で所属するバンド「サバカン」とかけている[4]。なおこの曲は東京フレンズの挿入歌でもある(当時は未発表曲だった)。
解説
収録曲CD全作詞・作曲: 愛。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「未来タクシー」愛愛愛×Ikoman4:10
2.「ユメクイ」愛愛愛×Ikoman5:18
3.「Mackerel's canned food」愛愛愛×Ikoman4:23
4.「PEACH」愛愛愛×Ikoman4:12
5.「クムリウタ」愛愛愛×Ikoman4:59
6.「星のタンゴ」愛愛愛×Ikoman2:54
7.「蚊取線香」愛愛愛×Ikoman2:07
8.「フレンジャー」愛愛愛×Ikoman3:48
9.「CHU-LIP」愛愛愛×Ikoman3:58
10.「HEART」愛愛愛×Ikoman4:50
11.「恋愛写真」愛愛愛×Ikoman5:00
合計時間:45:39
DVD(初回盤のみ)#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「クムリウタ」(Music Clip) 岩井俊二
2.「HEART」(Music Clip) 堤幸彦
3.「U-ボート」(Music Clip)
曲解説
未来タクシーロッテ「ガーナミルクチョコレート」CMソング。この曲について大塚は、「絶対に1曲目にしようと思った」と述べている。
ユメクイ12thシングル。「未来タクシー」から「夢=未来」繋がりでこの位置になったという。
Mackerel's canned food日本テレビ『ぐるぐるナインティナイン』エンディングテーマ。タイトルは英語で「さば缶」の意味。映画の男性コーラスからアルバム用に大塚自身のコーラスに変更された。
PEACH15thシングル「PEACH/HEART」の1曲目。前曲から「夏のイメージ」繋がりでこの位置になった。
クムリウタ本作のリード曲。エムティーアイ「music.jp」CMソング。本来は「クモリウタ」であったが、のちに「モ」の見た目が嫌という理由で「ム」に変更された。PVでは岩井俊二監督の下、大塚が得意な水泳を生かした水中撮影に挑戦。
星のタンゴ「クムリウタ」から「心の痛み」繋がりでこの位置になったという。
蚊取線香高校時代に作られた楽曲。蚊への怒りが最大限に込められた一曲。大塚愛の楽曲では最も演奏時間が短い(「BABASHIのテーマ」を除く)。
フレンジャー11thシングル。このアルバムの方向性を示した第1弾の曲でもある。
CHU-LIP14thシングル。本人曰く「アルバムの中で最大の盛り上がりをみせてくれる曲」。
HEART15thシングル「PEACH/HEART」の2曲目。ラストの「恋愛写真」と過去繋がりでこの位置になった。
恋愛写真13thシングル。「未来タクシー」が最初なら、最後はこの曲と前々から決めていたという。
DVD
クムリウタ(Music Clip)岩井俊二監督によるもの。
HEART(Music Clip)こちらは堤幸彦監督によるもの。
U-ボート(Music Clip)初回盤のみ収録。前作『LOVE COOK』収録曲のPV。
演奏
大塚愛
Vocal
Piano (#5.11)
Ikoman
All Programming
Guitar (#1-7.9.10)
Electric Guitar (#8)
Piano (#6)
Other Instruments (#1-7.10.11)
山口寛雄:Bass (#1)
沼澤尚 (THEATRE BROOK):Drums (#1.4.9)
川渕文雄:Bass (#2.3.4.10)
藤井謙二:Guitar (#3)
そうる透:Drums (#3)
川井健
Hammond Organ (#4.9)
Chorus (#7)
“Yeah!” Chorus (#9)
大石真理恵:Timpani (#4)
TOKIE:Bass (#5)
古田たかし:Drums (#5)
弦一徹:Strings Arrangement (#5.11)
弦一徹ストリングス:Strings (#5.11)
一ノ瀬久:Percussion (#5)
須長和広:Acoustic Bass (#6)
内田雄一郎 (筋肉少女帯):Bass (#7)
長谷川浩二:Drums (#7)
少林武:“蚊...” Chorus (#7)
フータ
“蚊...” Chorus (#7)
Chorus (#8)
松江潤:Acoustic Guitar, Electric Guitar, Chorus (#8)
松田卓己:Bass (#8)
ターキー:Drums (#8)
陳聖治:Chorus (#8)
松原秀樹:Bass (#9)
YOKAN:Trumpet, Baritone Saxophone, Brass Arrangement (#9)
井上昇:Trombone (#9)
佐藤公彦:Alto Saxophone (#9)
岡村未央:Strings, Strings Arrangement (#10)
脚注[脚注の使い方]^ 「WHAT's IN?」2007年10月号
^ “ ⇒大塚 愛 6ピースのハート”. 2008年9月22日閲覧。
^ SEDA 2007年10月号