LORD_of_VERMILION
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この項目では、シリーズ第1作、第2作について説明しています。シリーズ全般については「ロード オブ ヴァーミリオンシリーズ」をご覧ください。

LORD of VERMILIONジャンル対戦型カードアクション
リアルタイムストラテジー[1]
対応機種アーケードゲーム
開発元シンクガレージ
発売元スクウェア・エニックス
プロデューサー柴貴正
門井信樹
ディレクターI、II:上原利之
Re:2:横山賢介、しんでぃ
シナリオ七月鏡一、河崎淳、上原利之[2]
音楽I:植松伸夫
II:崎元仁ベイシスケイプ
人数1-2人
稼働時期I:2008年6月17日
II:2009年10月27日
Re:2:2011年7月26日
デバイスICカード
スクリーン兼平面カードリーダー
8方向レバー
ボタン×6
カード
システム基板Type X2
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『LORD of VERMILION』(ロード オブ ヴァーミリオン)は、スクウェア・エニックスより発売された日本のオンライントレーディングカードアーケードゲームである。ここではその続編の『LORD of VERMILION II』(ロード オブ ヴァーミリオン ツー)及び『LORD of VERMILION Re:2』(ロード オブ ヴァーミリオン アールイー ツー)についても記載する。続編およびパチスロについては『LORD of VERMILION III』(ロード オブ ヴァーミリオン スリー)を参照のこと。
概要

スクウェア・エニックス社のオンライン対戦型トレーディングカードゲーム。

主人公が描かれているプレイヤーカードとファンタジー世界に登場するモンスターの絵・能力が描かれたカード(使い魔カード)をテーブル型の読み取り筐体の上で操作し、リアルタイムで対戦を行うシステムとなっている。プレイヤーの情報はサーバで保存されており、ICカードで引き出される。データの転送はNESYSを利用している。筐体は悠久の車輪と共用しており、ゲーム画面に加えプレイスクリーン(カードを動かす部分)にも画像が表示される。筐体の左右両方に、同じ機能の決定/技ボタン、キャンセル/アルティメットスペル/降魔ボタンが計2組と、左側には8方向レバー、右側にはスタートボタンと技ロック/切り替えボタンが配置されている。ICカードの使用は必須で、100回のプレイ回数が設定されており、0になるとカードを更新する必要がある。なお、100日以上プレイしないままだとそのICカードは度数を使い切った扱いになり使用不能になるが、新たなカードに更新すれば、既存の情報を失わずにプレイを再開できる。

スクウェア・エニックスとしては、原作のないオリジナル物では初めてのアーケードゲーム直接参入となる(原作付はドラゴンクエスト モンスターバトルロードがあり、悠久の車輪は開発のみ。また、間接参入としては、旧スクウェアのエアガイツや旧エニックスのバストアムーブがあり、どちらも販売はナムコである)。カードイラストのイラストレーターは、Iでは天野喜孝萩原一至等有名な人物を含み、自社製品(ゲーム以外にも、出版している雑誌を含む)に参加した人物が主である。ただしIIになるに当たり、有名イラストレーターは減らされエンディングのクレジットからもはずされていた。その後マイナーバージョンアップに伴い上記イラストレーターの復活や、新たなイラストレーターが参加している。
ストーリー

LORD of VERMILION

7つの多次元世界が、ある時≪大崩壊≫により1つに融合してしまい、各世界の生物が1つの世界に混在する事になってしまった。各世界を支えていた紅蓮の魔石≪アルカナ≫を持つ6人の≪ロード≫は、全ての次元世界を束ねる王「ロード・オブ・ヴァーミリオン≪紅蓮の王≫」になるべく、互いの≪アルカナ≫を奪おうと争っていた…。

LORD of VERMILION II

「ロード・オブ・ヴァーミリオン」となった主人公。しかしその直後自らを封じ長い眠りに入る。前作から3年後、その眠りから覚めたところより物語は始まる。
プレイヤーキャラクター

主人公は、7個目の≪アルカナ≫を持つ赤い目の戦士で、契約を交わした使い魔達と共に、6人の≪ロード≫に戦いを挑む。男性か女性かを選択可能で、性別によって装備イラストが変わる。男性はニド、女性はリシアという名前が付けられており、これはプレイヤーネームとは別に設定される為変更は不可。ステータスに差異は無い。またニドとリシアは兄妹であり、選ばれなかった主人公は死亡している設定になっている。
システム

各ゲーム開始毎に、以下のモードを選択可能。

チュートリアルモード - 挿入したICカードでの初回プレイ時のみ選択可。基本・応用編の2プレイを行う。

ストーリーモード - 対CPU戦。

ローカル対戦モード - 対店内プレイヤー戦。

オンライン対戦モード - 対他店プレイヤー戦。

全国大会モード - 2008年11月より導入されたローカル対戦モード。店舗側が設定することで大会設定でプレイが可能となる。

イベント大会モード - 2009年3月よりイベント開催時のみ表示されるオンライン対戦モード。イベント中でも上記のモードは選択可能。

画面に主人公と使い魔(両方まとめて記述する場合、以下はキャラクターと表記)の攻撃範囲が表示され、その中に敵が入れば自動的に攻撃する。戦闘でダメージを受けた使い魔は、パーティー待機場所(ストックプレイス)に戻せば時間と共にHPが回復し、死亡した使い魔も、ストックプレイスに戻せば時間が経つと復活する。主人公が死んでも同様で、パーティーが全滅した場合は、主人公はストックプレイスに復活し、控えの使い魔がいればそれと共に再出撃できる。主人公やゲームで使った使い魔には経験値が与えられてレベルが上がり、ゲーム(コンティニューした場合は最終ゲーム)終了時には1ゲーム毎に1枚の使い魔カードが排出される(但し、料金設定で0クレジットに設定されているコンティニューについてはカード排出されない。また店舗側でカード排出無しを設定可能)。対人戦の成績により称号が付与され、称号があがるとより強い武器や防具が手に入る可能性があるほか、対人戦のマッチングに影響する。また使い魔の攻撃属性を一定のものにそろえる・ゲスト作品のキャラクターを使用する等の特殊な条件を満たした状態で対人戦で複数回勝利する等の特定の条件を満たした際に得られる特別称号が存在する。

LORD of VERMILION

使い魔カードのレアリティにはSR(スーパーレア)、R(レア)、C(コモン)の3種類があり、入手しづらい順にレアリティが高くなっている。


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