ハンガリーの政党LMP・ハンガリー緑の党
LMP ? Magyarorszag Zold Partja
共同党首ウンガール・ペーテル
LMP・ハンガリー緑の党(LMP・ハンガリーみどりのとう、ハンガリー語:LMP ? Magyarorszag Zold Partja、Greens)は、ハンガリーの環境主義・政党。2009年設立。2020年に新しい政治の形 (Lehet Mas a Politika) から改称された[1]。 2009年2月に環境保護団体ヴェードエジュレト(Vedegylet)の活動家らを中心にして結成された。政治的立場はリベラル左派で環境保護にも力点を置いており、環境政党の国際組織であるグローバルグリーンズに加盟している[2]。政策として環境保護を主軸に置いている。また政治資金・政策決定過程の透明性確保、機会均等とロマ人・貧困層の社会的統合、地方の振興、規律ある経済と財政政策、民主的で持続可能なヨーロッパの統合推進を政策の柱としている[3]。主な支持層は知識人や青年層、首都ブダペストの住民の他、中道左派政党であるハンガリー社会党の元支持者などである。 結成直後に行われた09年6月の欧州議会議員選挙では人道党 2012年11月に行われた党大会では、2014年総選挙方針としてバイナイ前首相を中心とした左派系政治運動「共に2014年
概要
沿革
2014年4月に行われた議会選挙では議席確保が危ぶまれたが、5.34%の得票を得て阻止条項を僅かに上回り議席確保(5議席)に成功した[13]。続く欧州議会議員選挙でも阻止条項を僅かに上回って1議席を獲得した[14]。当選したメセリチ・タマーシュは欧州緑グループ・欧州自由連盟 (Greens/EFA) に入会した[15]。
2014年の統一地方選挙では、社会民主主義政党の4K!・第四共和国!とブダペストのいくつかの選挙区で選挙協力を行った[16]。ブダペスト市長選挙では公認候補が得票数で4位につけたが、全国での得票数は4年前の前回を5万票下回り、依然として地方への浸透が十分でないことを露呈した[17]。
2018年の総選挙では、新党の「新たなスタート」と選挙協力を行い、得票率7.06%で8議席を得た[18]。選挙後、党内対立が生じ、共同代表のセール・ベルナデットの辞任に発展した。これによって党勢は衰え、翌年の欧州議会議員選挙でも有していた唯一の議席を失った。
2020年、LMP・ハンガリー緑の党に改名した。
主要な選挙における党勢推移