LINEは、ソフトバンクグループのLINEヤフー株式会社が運営・開発する、日本のモバイルメッセンジャーアプリケーション[1][2]。特に日本、台湾、タイでシェアを持つ[3][4]。
スマートフォン (Android・iOS)、タブレット(iPadOS)、PC(Windows・macOS・ChromeOS)、スマートウォッチ(watchOS・Wear OS)で使用可能であり[5][注釈 1]、17言語に対応する[注釈 2][注釈 3]。 スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどで利用可能なソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である。 通信キャリアや端末を問わず、複数人のグループ通話を含む音声通話やチャットが可能である。通話サービスにおいてデータ通信を用いるため、通話課金がない。テキストチャットはスタンプや絵文字が使用可能である 2011年6月23日、LINEアプリサービス提供スタート。11ヶ月後の2012年5月23日、LINEを利用する出会い系非公認サービスやスマートフォンアプリなどの増加を注意喚起し[6]、2012年12月以降はLINE ID検索について、18歳未満のユーザーの利用を制限している[7]。 インスタントメッセンジャーIDに電話番号を利用しており、新規登録とログイン時に、SMS認証で電話番号を確認する。アプリケーション利用開始時に端末電話帳を読み込み、LINEを利用している電話帳登録済みの人々と意思疎通することができる[注釈 4]。電話帳連動の賛否について、2013年1月、NHN Japan社長(当時)森川亮は「元々電話帳に登録していた人なら、友だちになってもいいと思うんです」と語っていた[8]。 2018年3月28日、フィーチャーフォンのサービスを終了した[9]。2020年3月31日には全キャリアのフィーチャーフォンのLINEアプリでプッシュ通知が終了し、アプリの起動がない状態でメッセージや通話が着信しても通知されなくなった。 2020年12月8日(iOS版は12月14日)のバージョンアップで、サービス開始以降初めて大幅にデザインをリニューアルし、アプリ全体のUIを変更した。これによってアプリのアイコンの色も、従来の緑よりも少し明るめの、青みを増した緑へと変更された[10][11]。 サムスンSDSの社内ベンチャーから生まれたNHNは、自社の検索サイト・ネイバーを主軸に日本市場進出を目論むも不振が続き、スマートフォンの活用を模索していた。
概要
開発
原点