LEGO_ムービー
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2014年2月7日[2]
2014年3月21日
2014年4月3日
上映時間100分
製作国 アメリカ合衆国
オーストラリア
 デンマーク
言語英語
製作費$60,000,000[3]
興行収入 $469,160,692[4]
$257,760,692[4]
1億8200万円[5]
次作レゴ ムービー 2(ストーリー)
レゴバットマン ザ・ムービー(シリーズ全体)
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『LEGOR ムービー』(レゴ・ムービー、The Lego Movie)は、2014年のアメリカ合衆国・オーストラリア・デンマークのコンピュータアニメーション[6][7]による冒険コメディ映画である。レゴブロックを基としており、監督は『くもりときどきミートボール』のフィル・ロードとクリストファー・ミラーが務めた。

レゴブロックで構築された世界を舞台に、ひょんなことから世界を救うハメになってしまった主人公エメットのドタバタぶりを描くアニメ作品である。本作は一見ストップモーションでレゴを動かしているように見えるが、全編CGアニメーションで作られており、オーストラリアのVFX制作会社アニマル・ロジックが制作を手掛けている(一部実写がある)。

2016年、ニンテンドー3DS向けに(後述のゲーム版とは別で)『LEGO ムービー 3D』が配信された[8]
あらすじ

レゴで出来た世界「レゴワールド」、魔法使いウィトルウィウスの城に危機が押し寄せてきていた。ウィトルウィウスは、マスター・ビルダーたちの自由を奪う世界最強の武器・スパボンを隠していたから、おしごと大王がスパボンを奪いに来たのだった。ウィトルウィウスの抵抗はむなしくレーザー攻撃を受け、視力を奪われ、スパボンはおしごと大王の手に渡った。しかし彼は、いつしか黄色い顔の若者の選ばれし者が奇跡のパーツを見付け出し、世界を救うであろうと予言した。

それから8年半後、エメットは、ブロック・シティ[9]に住む、ごく普通の建設作業員。彼は毎朝決まった時間に起き、決まった時間に仕事に行くという、きわめてマニュアル通りな暮らしに何の疑問も抱かず、毎日を能天気に過ごしていた。しかしある日の夕方、エメットが仕事仲間と一緒に帰宅しようとしていたところ、大事なマニュアルが風で飛んで行ってしまう。マニュアルを追って行くと、工事現場に人影を見つけ、声をかけても立ち去ろうとしないフードを被った人影を通報しようとしたエメットはその人影が美女と知るや彼女に一目惚れし、謎の美女を追って、足を滑らせて巨大な穴にうっかり落ちてしまい、不思議な世界に迷い込んでしまった。その奥で、ブロックではない怪しげなパーツを見つける。そのパーツに触れた瞬間、エメットは頭の中に謎の巨大な手と指のヴィジョンを見て、気絶してしまう。気がつくとエメットは、バッドコップというおしごと大王の手下に捕らえられていた。厳しい取り調べに困惑していたが、背中にくっ付いているパーツを指摘され、初めてその事に気付く。それは、穴の底で見つけた奇跡のパーツだった。バッドコップはエメットを「選ばれし者」と断定、このブロックシティの有力者、おしごと大王の野望である世界の終わりの邪魔になると告げる。おしおき部屋でレーザーによる拷問で苦しめられるエメットだったが、そこへ颯爽と怪しい美女が現れ、エメットを助け出す。美女はワイルドガールと名乗り、手近なパーツで奇想天外なバイクを作り出し、エメットを連れ逃走を図る。彼女はその際、その手助けを出来ないエメットを不審に思い彼に質問をする。するとエメットは物を想像できるマスター・ビルダーではなく、ただの普通の人であった事に気付く。

エメットとワイルドガールは境界の壁を越えて、西部の町に逃げ込む。レゴワールドは昔、何でも自由に行き来し、物が作れる世界だった、それを良しとしないおしごと大王がそのテーマごとに世界を区切る国境の壁を作ってしまい、マスター・ビルダーたちを次々に捕らえてしまった。その頃オフィスタワーでは、おしごと大王が表の顔であるおしごと社長として、もうすぐブロックシティで開催するタコスデーに備えていた。愛とタコスを振舞うタコスデーと吹聴しているが、実はスパボンを利用し世界を自分の理想の形に固めてしまおうという計画だった。ワイルドガールはマスター・ビルダーの一人、ウィトルウィウスにエメットを会わせた。ウィトルウィウスはエメットの頭の中に入り込み、彼の想像性を確かめるが、エメットの頭の中は見渡す限りの地平だった。エメットの想像力を試すために何か作らせてみると、出てきたのは二段ソファでまったく役に立たない代物だ。落胆するワイルドガールだが、それでも巨大な手と指、マスター・ビルダーが上の人と呼ぶヴィジョンを見たと言う彼に、ウィトルウィウスは空っぽの頭だからこそ全てを受け入れる事が出来るはずだと言う。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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