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LAW & ORDER:性犯罪特捜班
ジャンル刑事ドラマ・法廷ドラマ
原案ディック・ウルフ
出演者マリスカ・ハージティ
クリストファー・メローニ
ダン・フロレク
リチャード・ベルザー
Ice-T
ダニー・ピノ
ケリー・ギディッシュ
国・地域 アメリカ合衆国
言語英語
シーズン数24
話数494
各話の長さ40分-44分
製作
製作Studios USA (1999?2002)
NBC Studios (1999?2004)
Universal Television (2002?04, 2011?present)
NBC Universal Television Studio (2004?07)
Universal Media Studios (2007?11)

放送
放送チャンネルNBC
放送期間1999年9月20日 - 現在
⇒公式ウェブサイト
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『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』（原題：Law & Order: Special Victims Unit、略称SVU）は、アメリカ合衆国のNBCで1999年9月から放送されている刑事ドラマ。ディック・ウルフ制作。『LAW & ORDER』のスピンオフ作品の一つである。アメリカではNBCにて2019年9月26日より、アメリカのプライムタイムのドラマの歴代記録を更新する最長となるシーズン21が放送されており[1]、2020年2月27日に、シーズン24までの3シーズン分の更新が発表された[2]。日本ではFOXチャンネルにて2019年5月17日よりシーズン20が放送された[3]。本作は2020年以降に二作品のスピンオフ作品の製作が決まっている。2020年の秋からNBCで放送予定の『Law & Order: Organized Crime』[4][5]と、開始時期未定でストリーミングサービスのPeacockでの配信される見込みの『Law & Order: Hate Crimes』[6]。日本ではシーズン17?シーズン22をhuluで配信されている。
概要

ニューヨーク市警察性犯罪特捜班の刑事が、ニューヨークで起こる性犯罪を捜査する様子を描く（被疑者が過去に性犯罪を犯しているケースなど、SVUが直接的に性犯罪を扱わない事件も存在する）。スピンオフ作品だが、病める現代社会を見事に描写し、本家以上の人気を得ている。『LAW & ORDER』シリーズは本作を含め5作[注 1]が制作されているが、現在も放送が続いているのは本作のみである。
現実のSpecial Victims Unit

SVUは、現実では市警刑事局に設置されているSpecial Victims Division(特殊事件捜査部)と、管区毎に設置されているSpecial Victims Squad(特殊事件捜査隊)が相当する部署。前者は分隊を統合的に監督する部署で2003年に設置された。後者は実働部隊となる。部長はDeputy Chief(警視正?警視長相当)が担う。組織名として“Sexual Assault”などの直接的な呼称ではなく“Special Victims”（特殊被害事件）という呼称を用いている。

SVDが対応する事案は以下の通り。

13歳未満の子供がなんらかの性犯罪被害に、既遂未遂問わず遭った場合

11歳未満の子供が両親からの虐待を受けた場合

強姦及び強姦未遂事件

その他性犯罪事件

加重性的虐待

一級性的虐待

また、SVDの任務を補佐する目的で、以下の3つの部門が設置されている。
Sex Offenders Monitoring Unit(性犯罪者監視班)
性犯罪を企図するものを監視する。
Special Victims Liaison Unit(特殊被害連絡班)
学校や医療機関と連携を取り、性犯罪被害に関して教育などを行う。
DNA tracking Unit(DNA追跡班)
性犯罪捜査で採取された証拠品のDNAを整理し、他の事件の証拠と一致するものがないか監視する。
登場人物

＊括弧内はDlifeで放送された第1シーズンの吹替キャスト。
エリオット・ステイブラー刑事：クリストファー・メローニ（入江崇史） / シーズン1第1話 - シーズン12第24話、シーズン22第9話
性犯罪特捜犯の中心的存在で、市民を犯罪者の魔の手から守るという道徳的責任を強く感じている。刑事になる前は海兵隊に所属していた。普段はクールだが、容疑者を前にすると熱くなる一面を持つ。元刑事の父親から虐待を受けて育ったことが、仕事と家庭の両方に影響を与えている。4人の子供の父親ゆえに、同じ年頃の子供が絡む事件には特に敏感。
オリビア・ベンソン刑事：マリスカ・ハージティ（林真里花） / シーズン1第1話 -
ステイブラー刑事の相棒。母親がレイプされた結果生まれたという出自をもつ。そのため、レイプ事件になると、合法と正義の境目がしばしばつかなくなる。どんな犯罪現場にも果敢に立ち向かう勇気を持つ。また、女性ならではの繊細な感覚で被害者の心を開かせる。被害女性には同情的になりながらも、冷静に観察し被害者を装った加害者であることも見抜く洞察力を持ちあわせている。シーズン2で、アルコール中毒であった母親が地下鉄の階段で足をすべらせて転落死してしまう。それでも素早く職場復帰し事件解決に尽力を注いだ。シーズン15より巡査部長、シーズン17より警部補、シーズン21より警部に昇格している。
ドナルド・クレイゲン主任警部：ダン・フロレク（石住昭彦） / シーズン1第1話 - シーズン15第11話、シーズン16第21話
NY市警SVUチームの指揮をとる主任警部。ステイブラー刑事たちの上司。SVUチームの捜査活動に当初理解を示さなかった警察上層部に対しても処分覚悟で立ち向かう姿をみせる。部下思いだが中間管理職として現場と上層部や検察との板挟みで日々苦労する。ベトナム戦争の帰還兵で様々な心労からアルコール依存症となった過去がある。
ジョン・マンチ刑事：リチャード・ベルザー（梅津秀行） / シーズン1第1話 - シーズン15第5話、第24話、シーズン17第20話
ボルチモア警察から転属したベテラン刑事。階級は巡査部長。とてもシニカルでユーモアとブラックジョークのセンスの持ち主。子供にはとても優しく、子供からも不思議と好かれる。情報収集や聞き込み捜査を得意とし、事件解決のための重要な手がかりを掴んでくる。警部が不在の際は事件の指揮を執る。シーズン9より巡査部長に昇格。また、SVU退職後は検事局の捜査官として働いている。
ゲスト
セリーナ・ウィリアムズ（第5シーズン第12話）
クロエ・スパイアーズ役で出演。
ジョー・バイデン（第18シーズン第2話）
本人役で出演。
キャスト(太字はメイン・キャストとしての出演)

マリスカ・ハージティ - Det./Sgt./Lt./Capt. Olivia Benson (1999-present(Season1-present))

Ice-T - Det./Sgt. Odafin "Fin" Tutuola (2000-present(Season2-present))

ケリー・ギディッシュ - Det. Amanda Rollins (2011-2022(Season13-Season24))[7]

ピーター・スカナヴィーノ - Det./A.D.A. Dominick "Sonny" Carisi, Jr. (recurring 2014(Season16) 2014-present(Season16-present))

ジェイミー・グレイ・ハイダー - Officer Katriona "Kat" Tamin (recurring 2019(Season21) 2019-present(Season21-present))

タマラ・チュニー - Dr. Melinda Warner (recurring 2000-2005(Season2-6) 2005-2011(Season7-12) recurring 2011-2015、2018、2019(Season13-17、19、21))

クリストファー・メローニ - Det. Elliot Stabler (1999-2011(Season1-12) gests 2020(Season22))

過去に出演していたキャスト(太字はメイン・キャストとしての出演)