『LANDSALE』
P-MODEL の スタジオ・アルバム
リリース1980年4月25日
録音1980年2月[1]
Aoi Studio 1st
ジャンルロック
テクノポップ
時間37分28秒
レーベルワーナー・パイオニア
プロデュースP-MODEL
P-MODEL アルバム 年表
IN A MODEL ROOM
(1979年)LANDSALE
(1980年)Potpourri
(1981年)
『LANDSALE』収録のシングル
「ミサイル
LANDSALE(ランドセル)は、日本の音楽グループであるP-MODELの2枚目のスタジオ・アルバム。1980年4月25日、ワーナー・パイオニアより発売。 リリース日レーベル規格規格品番備考
概要
前作『IN A MODEL ROOM』より9ヶ月ぶりの作品。
タイトルはランドセルと売国奴(Landsale)のダブル・ミーニング。
1曲目の「オハヨウ」を除けば、基本的には前作を踏襲したテクノポップ・パンクロック的な曲調で構成されている。今作はベースの秋山勝彦が制作した楽曲も収録されている。
1999年に発売されたアルバム『VIRTUAL LIVE-2』でフルリメイクされたが、「タッチミー」や「地球儀」のみ収録されなかった。
楽曲解説
オハヨウ
ULTRAVOXの楽曲「My Sex」のオマージュ。後にリアレンジされ、「オハヨウU」として『SCUBA』に収録される。
タッチ ミー
ボーカルは秋山。解凍期にもリアレンジされて披露されていた。
ナ・カ・ヨ・シ
当時メンバー間の不仲説が流れていた事に対する皮肉を歌った曲。
ミサイル
本アルバム発売1ヶ月後の1980年5月25日に3rdシングルとしてリカットされている。解凍期にリアレンジされて披露されており、2010年には『突弦変異』で平沢によるセルフカバーがされている。2003年にはTHE SWITCH TROUTがカバーしており、POLYSICSのハヤシヒロユキがボーカルとして参加している。(アルバム「隼エレクトリック」収録)
I AM ONLY YOUR MODEL
間奏に「サンシャイン・シティー」のイントロのフレーズが使用されている。1982年のライブでは、やぎさんゆうびんの替え歌を歌詞に用いた「クロシロクロシロクロシロクロシ」という曲が演奏された。
異邦人
P-MODELの前身バンドであるMANDRAKE時代から存在する曲。
当初は前作『IN A MODEL ROOM』に収録される予定だったものの「ハード過ぎる」としてボツになり、再アレンジの上本作に収録された。
地球儀
曲数が足りず急遽作った曲。P-MODELのライブでは1回しか披露されていない。
後にP-MODELメンバーとなる高橋芳一が、2013年に秋山の許可を得てカバーしている[※ 1]。
収録曲
全編曲:P-MODEL
#タイトル作詞作曲時間
1.「オハヨウ(Ohay?)」平沢進平沢進4:50
2.「ダイジョブ(Daijob)」平沢進平沢進3:05
3.「「ラヴ」ストーリー(「Love」Story)」田中靖美田中靖美2:41
4.「ドクター・ストップ(Doctor Stop)」平沢進平沢進3:21
5.「タッチ ミー(Touch Me)」秋山勝彦秋山勝彦3:18
6.「ナ・カ・ヨ・シ(Na-Ka-Yo-Shi)」秋山勝彦秋山勝彦2:15
7.「ミサイル(Missile)」平沢進平沢進2:43
8.「リトル ボーイ(Little Boy)」田中靖美田中靖美2:41
9.「I AM ONLY YOUR MODEL」平沢進平沢進2:34
10.「ワン ウェイ ラヴ(One Way Love)」平沢進平沢進2:47
11.「異邦人(Ih?jin)」平沢進平沢進、田中靖美4:08
12.「地球儀(Chiky?gi)」秋山勝彦秋山勝彦3:04
合計時間:37:28
リリース履歴
1980年4月25日ワーナー・パイオニアLPK-10020W
カセットテープLKF-5038
1992年1月25日ワーナーミュージック・ジャパンCDWPCL-604
2003年10月20日SS RECORDSSS-102デジタルリマスタリング、紙ジャケット仕様[2]
2017年7月25日SS RECORDINGSSS-102AW紙ジャケット仕様(2017年EDITION)[3]
2021年1月20日SHM-CDSS-1002AW紙ジャケット仕様[4]
参加ミュージシャン
P-MODEL
平沢進 - ボーカル(#5以外)、ギター、シンセサイザー
秋山勝彦 - ベース、シンセサイザー、コーラス、ボーカル(#5)、ピアノ(#6)
田中靖美 - キーボード、シンセサイザー、コーラス、ピアノ(#1)
田井中貞利 - ドラムス
ゲストメンバー
天野紀子グループ - ストリングス(#1)
脚注・出典
脚注^ この曲がカバーされたライブには高橋から秋山へ共演の誘いがかかっていたが、秋山は「ソロライブに注力したい」として断っている。
出典^ 『ロッキンf』 No.49 1980年5月号 p88、立東社。
^ ランドセル/P-MODEL
^ “ ⇒ランドセル/P-MODEL”. SS RECORDINGS WEB. 2021年10月22日閲覧。
^ “ ⇒ランドセル (SHM-CD EDITION)/P-MODEL”. SS RECORDINGS WEB. 2021年10月22日閲覧。
外部リンク
P-MODELディスコグラフィー・LANDSALE |平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site
表
話
編
歴
P-MODEL / 核P-MODEL
現メンバー
平沢進(Vocal,Guitar,Synthesizer)
元メンバー
ベース
秋山勝彦 - 菊池達也 - 横川理彦 - 中野照夫
キーボード
田中靖美 - 三浦俊一 - 高橋芳一 - ことぶき光 - 福間創 - 小西健司
ドラムス
田井中貞利 - 荒木康弘 - 藤井ヤスチカ - 上領亘 - TAINACO
P-MODEL
シングル
美術館で会った人だろ
KAMEARI POP
ミサイル
ジャングルベッドU
Rocket Shoot
ASHURA CLOCK
LAYER-GREEN
オリジナル
アルバム
IN A MODEL ROOM
LANDSALE
Potpourri
Perspective
ANOTHER GAME
KARKADOR
ONE PATTERN
P-MODEL
big body
舟
電子悲劇/?ENOLA
音楽産業廃棄物?P-MODEL OR DIE
その他
アルバム
Perspective U