TCP/IP群
アプリケーション層
BGP
DHCP
DNS
FTP
HTTP
IMAP
IRC
LDAP
MGCP
MQTT
NNTP
NTP
SNTP
TIME
POP
RIP
OSPF
ONC RPC
RTP
SIP
SMTP
SNMP
SSH
Telnet
TFTP
TLS/SSL
XMPP
カテゴリ
トランスポート層
TCP
UDP
DCCP
SCTP
RSVP
QUIC
カテゴリ
インターネット層
IP
IPv4
IPv6
ICMP
ICMPv6
NDP
IGMP
IPsec
カテゴリ
リンク層
ARP
SPB
トンネリング
L2TP
PPP
MAC
イーサネット
イーサネット (Ethernet) は、家庭・企業・データセンターなどで使用されるコンピューターネットワークにおいて、LANやWANを構成する有線ローカルエリアネットワークの主流な通信規格である。その技術仕様はIEEE 802.3で規定されている。 初期の同軸ケーブルによるLANから発展を続け、ツイストペアケーブル・光ファイバーケーブルを主に用いた有線LANの技術の進歩に合わせて、より通信速度が高速な、新たな規格が登場し続けている。今日では世界中のLANの多くがイーサネットを採用し、より広い範囲のネットワークであるMANやWANでも一部の技術は「広域イーサネット」という名称でイーサネット規格が取り込まれている。大小さまざまな組織でパソコン、ワークステーション、サーバ、大容量データストレージデバイスをサポートするために不可欠なものとなっている[1]。 イーサネットではOSI参照モデルの下位2つの層である物理層とデータリンク層に関して規定しており、2021年現在ではTCP/IPと組み合わせて利用される。物理層は伝送速度の違いや物理的な仕様により多種の規格に分かれるが、データリンク層は新旧の規格同士や無線LANとの間にも互換性がある。 通信速度は、1980年代初期の10メガビット・イーサネットから始まり、2000年代にはその10倍の伝送速度を持つ100メガビット・イーサネット、100倍の伝送速度を持つギガビット・イーサネットが普及している[2]。さらに、2.5Gbps・5Gbps・10Gbps・25Gbps・40Gbps・100Gbps・200Gbps・400Gbpsなどの通信速度を持つ規格がIEEE 802.3で策定されている[3]。
概要