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『L.A.ロー 七人の弁護士』(エルエーロー しちにんのべんごし、英: L.A. Law)は、アメリカ合衆国のテレビドラマである。1986年から1994年に渡って放映された[1]。ロス暴動を取り扱うなど、1980年代後半から1990年代前半にかけてのアメリカ社会の映し鏡ともいえるドラマである。 ロサンゼルスにある「マッケンジー&ブラックマン法律事務所」に所属する弁護士たちの活躍を描いたヒューマンドラマ。シーズン1から8が製作されたことから見ても、大成功を収めたテレビドラマのひとつであるといえる。映画『七人の侍』から着想を得ている。 エミー賞作品賞を1987年、1989年から1991年に渡って3年連続の計4回受賞している。1994年第8シーズンをもってシリーズ終了し、その後2002年には単発2時間ものTVムービー「LA・ロー 帰ってきた七人の弁護士(L.A. LAW_THE MOVIE)」が放映されている。 『アリー my Love』などで脚本を執筆しているデビッド・E・ケリーが、法関連監修役としてはじめてショウビジネスに足を踏み入れ、かつ第一シーズンにおいて脚本デビューを果たした作品でもある。 日本では地上波深夜にシーズン8まですべてが放映され、CS放送の海外ドラマ専門チャンネルでも何度かリピート放映されている。現在のところ(2016年7月)、DVDビデオはアメリカとイギリスでシーズン1から3までが発売されている。日本語版は今のところ発売されていない。 1986年に97分のパイロット版が制作されその後「カリフォルニア・ジャスティス」としてVHSテープで放映開始後には日本版も発売されている。舞台の法律事務所名称はシーズンを追って数度変更されている。パイロット版と初期は「マッケンジー・ブラックマン&チェニー法律事務所」で、税務に強いチェニー弁護士はパイロット版と第一回目に座った状態の遺体で登場、オフィスで残業中急死し週休明けの朝発見され警察の現場検証と遺体搬出の場面がある。
概要
登場人物
リーランド・マッケンジー
演 - リチャード・ダイサート、日本語吹替 - 西川幾雄マッケンジー&ブラックマン法律事務所の経営者(シニア・パートナー)、弁護士。ダグラスの父親とマッケンジー&ブラックマン法律事務所を創設。事務所の父親的存在で法廷に立つことは殆ど無く事務所の経営運営、訴訟戦術指示や助言、番組では描かれていないが企業の法律顧問など。地方検事の経験がある。シーズン3では連邦判事に指名されたが、事務所が受託したある上院議員に関する裁判に調整と統制(手心)を加える代償と知ると任命を辞退している。
ダグラス・ブラックマンJr.
演 - アラン・レイキンズ、日本語吹替 - 有本欽隆マッケンジー&ブラックマン法律事務所の経営者でパートナー待遇、リーランド・マッケンジーと父親が作った法律事務所を継いだ。シーズン5では共同シニア・パートナーになる。事務所のマネージング・プランナー、オフィスマネージメントを務め、法廷に立つことは少なく依頼者(クライアント)とその訴訟内容など案件を事前審査する決済責任者で、所属弁護士が私的依頼されあからさまに不利な案件や事務所の収益に成らないものは却下する事務所内では嫌われ者。恐妻家。いつも苦虫を噛み潰す表情とは裏腹に仕事を離れるとお調子者と描かれる場面が多い。また責任者として依頼を断った性同一性障害者の民事賠償訴訟を部下が私情で勝手に引受けてしまい、そのスケジュール都合からピンチヒッターで法廷に立ち勝訴に導くなど高い実力を持つ弁護士でもある。
マイケル・クーザック (シーズン5まで)
演 - ハリー・ハムリン、日本語吹替 - 大滝進矢弁護士、出資金無しで事務所経営には関与しない雇われのアソシエイト待遇。事務所のエースと自負し熱血漢。リーランドの推薦からパートナーに昇格し「マッケンジー・ブラックマン・チェイニー&クーザック法律事務所」と文字通りの看板弁護士になったが職務倫理でリーランドと対立し退所した。
ビクトル・シフエンテス (シーズン6まで)