KeyHolder
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株式会社KeyHolder
KeyHolder, Inc.
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 4712
1998年11月26日上場
本社所在地 日本
150-0011
東京都渋谷区三丁目16番3号 エフ・ニッセイ恵比寿ビル7階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度38分58.6秒 東経139度42分36.7秒 / 北緯35.649611度 東経139.710194度 / 35.649611; 139.710194座標: 北緯35度38分58.6秒 東経139度42分36.7秒 / 北緯35.649611度 東経139.710194度 / 35.649611; 139.710194
設立1967年12月25日
業種サービス業
法人番号1010001110481
事業内容株式または持分の保有による事業会社(外国会社含む。)その他これに準ずる事業体の事業活動の支配及び管理
不動産の売買、仲介、賃貸、転貸、業務委託及び管理
M&Aに関する業務、仲介、斡旋及びコンサルティング
代表者代表取締役社長 大出悠史
資本金6,566,249,830円
売上高連結:167億86百万円
(2021年12月期)
純資産連結:167億69百万円
(2021年12月)
総資産連結:277億00百万円
(2021年12月)
従業員数連結:571人
単体:23人
(2021年12月現在)
決算期毎年12月31日
会計監査人太陽有限責任監査法人[2]
主要株主

Jトラスト 29.87%

秋元康 7.60%

倉田将志 7.24%

SKFINANCIALGROUPHOLDINGS 3.36%

SMEJ Plus 2.59%
(2021年12月31日現在)
主要子会社

allfuz 100%

ゼスト 80%

ノース・リバー 100%

FA Project 97%

UNITED PRODUCTIONS 100%

関係する人物
藤澤信義(元代表取締役会長)

秋元康(特別顧問)

北川謙二(取締役)

外部リンク ⇒www.keyholder.co.jp
特記事項:国際財務報告基準のため、売上高は売上収益、純資産は親会社の所有者に帰属する持分を記載。
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株式会社KeyHolder(キーホルダー)は、日本持株会社
概要

前身のシグマ社は、現金の代わりにメダルを使ってスロットマシンなどを合法的に楽しむメダルゲームという運営形態を発案した企業である。ゲーム機をただ並べただけのゲーム場が殆どだった当時、大人をターゲットにした豪華な内装と丁寧な接客を売りにした店舗展開を行い、メダルゲーム運営のパイオニアとしてのブランドイメージを確立していった。運営店舗の名前は当初は「ゲームファンタジア」で、社名をアドアーズに変更してからは店名も徐々に「アドアーズ」へと移行された。

他社への販売を第一目的としない開発部門を有しており、高品質なメダルゲームを自社店舗向けに数多く開発してきた。製造開発部門は、アルゼ(現・ユニバーサルエンターテインメント)の資本参加をうけた際、アルゼに統合された。2006年にアルゼ社から独立した後は、純粋オペレーターとしてサービス・接客の強化に注力しており、過去の機械による差別化から、ソフトでの差別化路線へシフトしている。2007年8月3日付の自己株式取得によりアルゼとの資本関係を解消している。

アルゼによる買収とそれに伴う焦土化経営を受けたゲームメーカーとしては、ゲームメーカーとしての機能は失ったものの唯一破綻することなく離脱することが出来た会社でもある。アルゼ傘下時代の焦土化経営の影響で脆弱となった経営基盤の急速な建て直しのため、得意とする首都圏駅前立地を中心に出店攻勢をかけていた上、2008年7月には同業オペレーターの事業譲受などを実施していた。2008年10月には銀座で賭博性の無い「カジノ」ゲームを提供する店舗を開設した[3]

2009年9月にネクストジャパンホールディングスと資本・業務提携を締結し、店舗開発等で協業を行う。首都圏にて、JJ CLUBのタイム制とアドアーズのゲーム性を取り入れた新しいカラオケ店を出店。2010年3月末をもって、ネクストジャパンホールディングスが株式比率24.9%を取得し、同社の持分法適用会社となる。2012年にJトラストが親会社となった。

2012年からは、JトラストグループのKCカードと提携し、新事業である「レンタル!アドアーズ」を3月から開始した[4]

ゲームセンター事業は、2017年10月1日にアドアーズ株式会社(新)へ移管された。

2018年3月26日付でアドアーズ株式会社(新)の全株式を福岡県小郡市に本社を持つ同業者のワイドレジャーへ譲渡したと同時に、KeyHolderはアミューズメント事業から完全に撤退した。

アミューズメント事業撤退後は、子会社によって映像制作、芸能事業やライブスタジオ「KeyStudio」(旧・スタジオアルタ)の運営などを手がけている。
沿革

1967年昭和42年)- 前身の株式会社シグマ設立。

1968年(昭和43年)- 葛飾区の新小岩ボウリングセンターの一角でメダルゲームの実験営業を始める[5]

1969年(昭和44年)- 渋谷区の緑屋(現・渋谷プライム)内のボウリング場「ホリデーボウル」に「ゲームファンタジア渋谷カスタム」を設置[6]

1970年(昭和45年)- 大田区のボウリング場「トーヨーボール」に「池上カスタム」を設置[7]

1971年(昭和46年)12月18日 - 新宿歌舞伎町に、他の施設の付帯施設ではない、シグマにとって初の単独店舗「ゲームファンタジア ミラノ」をオープン[8]

1977年(昭和52年)- 『ゴールデンナゲット』を発売。『ブロックくずし』のコピーゲームで、同社の自作テレビゲームデビュー作。

1979年(昭和54年)- 『ゴールデンインベーダー』を発売。『スペースインベーダー』のコピーゲーム。

1980年(昭和55年)-『THE 悟空』を発売。同社初のオリジナルゲームで、音源は『ゴールデンインベーダー」』の流用。

1998年平成10年)- 株式を店頭公開(現在のJASDAQ)。

2000年(平成12年)- アルゼ社(現・ユニバーサルエンターテインメント)の資本参加によりアルゼグループ(現・ユニバーサルエンターテインメントグループ)に参加。シグマ社とテクニカルマネージメント社、環デザイン社の3社が合併し、社名をアドアーズ株式会社に変更。

2004年(平成16年)- サービスを特化したハイローラーフロアをアドアーズ渋谷店に設置。以後各地に展開するも、現在は縮小傾向。

2006年(平成18年)- アルゼが所有する当社株の一部を投資ファンドに売却し、アルゼは第二位株主となる。

2007年(平成19年)8月2日 - アルゼ所有のアドアーズ株の大部分を自己取得し、アルゼとの資本関係を解消。

2008年(平成20年)10月13日 - 東京都南砂「SUNAMO」内にアドアーズ南砂町SUNAMO店開設。キッズ向け施設とラジコン関連テナントを併設。

2009年(平成21年)9月15日 - ネクストジャパンホールディングスと業務・資本提携を締結。

2010年(平成22年)3月31日 - 持分法適用によりネクストジャパンホールディングス(第二株主)の持分法適用会社となる。

2011年(平成23年)6月 - 第三者割当増資を行い、ネクストジャパンホールディングスが筆頭株主となる。

2012年(平成24年)

3月16日 - JトラストグループであるKCカードと業務提携。レンタル事業の「レンタル!アドアーズ」を、同月30日より営業開始。

6月 - ネクストジャパンホールディングスが4月にJトラストの完全子会社となったこと、第二位株主もネクストジャパンホールディングスを通じJトラストと緊密な関係にあると認められること、Jトラスト派遣役員の選任等に伴い、Jトラストが親会社となる[9]

7月1日 - ネクストジャパンホールディングスがJトラストに吸収合併され、Jトラストが筆頭株主となる。


2013年(平成25年)3月12日 - Jトラストの完全子会社であった株式会社ブレイク、キーノート株式会社を株式交換により完全子会社とする。

2014年(平成26年)11月5日 - 株式会社日本介護福祉グループを子会社化[10]

2015年(平成27年)8月11日 - 日本介護福祉グループを同社創業者に売却[11]

2017年(平成29年)

3月31日 - 株式会社ブレイクをフォーサイドに売却[12]

10月1日 - 株式会社KeyHolderに商号変更し、持株会社に移行。


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