Kalafina
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Kalafina

基本情報
出身地 日本
ジャンルJ-POP
アニメソング
活動期間2008年1月 - 2019年3月解散
レーベルSME Records
2008年1月 - 2017年3月
SACRA MUSIC
2017年4月 - 2019年3月
事務所スペースクラフトプロデュース
共同作業者梶浦由記
公式サイト ⇒www.kalafina.jp

メンバーWakana
Keiko
Hikaru

旧メンバーMaya

Kalafina(カラフィナ)は、日本の3人組女性ボーカルユニットスペースクラフトプロデュース所属。レーベルはSACRA MUSIC。2019年3月に解散した。
概要
結成経緯

元々は全7部からなる劇場版アニメ空の境界』(からのきょうかい)シリーズの主題歌プロジェクトのために結成されたユニットであった。プロデューサーは同映画で劇伴も担当した梶浦由記。メンバー未公表のままデビューシングル「oblivious」をリリースしたのち、2008年4月29日に開催されたライブ『Revo&梶浦由記 Presents Dream Port 2008』に出演し、梶浦のソロプロジェクトであるFictionJunctionのボーカルとして活動していたWakanaKeikoがメンバーであることが明らかとなった[1]。梶浦は同ライブのパンフレットで「Kalafinaは定員の無い流動的なユニット」と語っており、その言葉通り2ndシングル「sprinter/ARIA」からオーディションで選抜されたHikaruとMayaが加わった。『空の境界』主題歌プロジェクトの楽曲が収録された1stアルバム『Seventh Heaven』リリースを機にMayaがユニットを離れて活動することが発表され「Wakana、Keiko、Hikaruの3名を正式メンバー」として活動を継続していくこととなった[2]
ユニット名

ユニット名についてはWakanaとKeikoがラジオ番組に出演した際「ユニット名の由来は秘密」と語ったりしていたが、名付け親の梶浦が「『Kalafina』は造語なんですよ。意味も由来も何もありません。」「意味は無いけど、ただちょっと東欧っぽい響きがいいな?と思って付けたことは確かだけどね。」とツイートしている[3][4]。「Kalafinaの名前の由来って何?と良く聞かれるんですが、実はあれ、ルーマニア古語の『Anifalak』の逆さ読みなんですよ。『神に背く者』という意味なんですって。」というのは梶浦のエイプリルフールネタである[5]
正式メンバー決定後

2009年3月4日、『空の境界』主題歌プロジェクトの楽曲が収録された1stアルバムと同時に、テレビアニメ黒執事』エンディングテーマである「Lacrimosa」をリリース。更に同年7月1日には、梶浦が音楽を担当していた歴史秘話ヒストリアNHK)のオープニングBGMを日本語詞でカバーした「storia」をリリース。同楽曲は2013年より同番組の正式なオープニングテーマに起用され、グループの代表曲の1つとなった。同年8月26日には初のワンマン公演「Kalafina LIVE 2009 “storia”」を Shibuya O-EASTで開催。

2010年2月から3月にかけて、初の海外公演となるアジアツアーを開催。同年7月6日にはベイエフエムでレギュラーラジオ番組の『Kalafina倶楽部』が開始した。

2015年2月28日と3月1日に日本武道館にてワンマン公演「THE Red Day」と「THE Blue Day」を開催。それぞれ前年にリリースした2枚ベストアルバムの収録曲を中心としたセットリストであった。同年9月16日にリリースされた5thアルバム「far on the water」は自身最高となるオリコンチャート週間2位を記録した。

2017年4月5日、新たに発足したアニメソングアーティストを中心としたレーベルであるSACRA MUSICに移籍。同レーベルの第1弾リリースでもある20thシングル「into the world/メルヒェン」がリリースされた。同年4月14日、単独の公式ファンクラブ「Harmony」をオープン[6]。同年8月9日、21枚目のシングルでありラストシングル「百火撩乱」を発売。

結成のきっかけとなったプロジェクト『劇場版 空の境界』を制作したアニメーション制作会社ufotableの制作作品とタイアップすることが多く、デビューシングル「oblivious」から最後の楽曲となった21枚目のシングル「百火撩乱」までに、全35曲のタイアップのうち15曲をufotable作品とタイアップしていた。また、梶浦がNHKの番組にて音楽制作を担当した縁からNHKが放送する番組とのタイアップも多く、過去にタイアップを6曲行っていた。さらに、『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌を担当して以降、同シリーズのタイアップを5曲担当した。
プロデューサーとメンバーの退社発表、後の解散報告
2017年
12月22日、梶浦が所属事務所の
スペースクラフトを退社することが発表され、これにより「Kalafinaも活動休止の方向へ」と報じられた[7][8]
2018年
1月23日、日本武道館で『Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018』を開催[9]。これがグループとして最後の主催ライブとなった。2月21日にプロデューサー梶浦由記がスペースクラフト退社、Kalafinaのプロデュースを降板した[10]。同年3月3日には合同ライブ『songful days[11]』3月11日に『Toyosu Music Collaboration』 ?チームスマイル東日本大震災復興支援LIVE?[12]に出演。3月13日には同月末をもって一部メンバーが脱退という週刊誌記事の報道がなされた。レギュラー放送のラジオ番組『Kalafina倶楽部』も3月末をもって終了が決定[13]。後にファンクラブサイトにおいてメンバー1人が事務所を退社するとの発表が行われた[14]。3月30日に封切られたドキュメンタリー映画『Kalafina 10th Anniversary Film ?夢が紡ぐ輝きのハーモニー?』の舞台挨拶を最後の活動とし、[15]4月13日にはKeikoが4月1日にスペースクラフトを退社していたことが報じられた[16]。9月 - 10月に開催されたWakanaのソロライブツアー『Wakana Live Tour 2018 ?時を越えて?』ファイナル公演(10月17日)において、シングル「時を越える夜に」でソロデビューする事が発表された。11月2日、Hikaruが10月20日をもってスペースクラフトを退社していたことが報告された[17][18]。退社によりグループは活動を停止した状態となった。現在はWakanaのみスペースクラフトに在籍し活動している[19]
2019年
3月13日、再開の道を模索するも活動を再開する事は困難とし、解散した[20][21]。Kalafinaファンクラブ「Harmony」は4月1日よりWakana オフィシャルファンクラブ「Botanical Land」に変更となった。[22]
解散後

2019年より、Wakanaがビクターエンタテイメント、2020年よりHikaruがH-el-ical//名義でNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、Keikoがavex traxよりそれぞれソロでメジャーデビュー。また、Kalafina楽曲はWakanaファーストソロライブを皮切りにメンバーの各自ソロライブやYouTubeのライブ配信等、元プロデューサーでKalafina全楽曲の作詞作曲を手掛けた梶浦由記は主催ライブで披露している。

各自ソロライブではWakanaがソロライブで比較的頻繁に披露しているが事務所を退社したHikaruとkeikoは現状、Hikaruは1stライブにて、keikoは2ndライブでゲスト出演のMay'nとのコラボでの披露以降ソロライブでの披露をしていない。

梶浦由記主催Yuki Kajiura LIVEでの披露はKalafinaメンバーによる歌唱ではない。主にメンバーWakanaが担当していた高音のメイン、コーラスパートは主催ライブのレギュラーボーカルの複数人が担当している。これまで主催ライブでKalafinaカバー[23][24]を披露する際はHikaruがゲスト出演している。
特徴

通称「
梶浦語」と呼ばれる意味の無い造語によるコーラス。

ライブハウスからアリーナまで公演を主催した経験を持つ。

役割分担としてはWakana(高音)、Hikaru(中音)、Keiko(低音)である。

NHK総合で放送されている歴史情報番組歴史秘話ヒストリア』やアニメテーマソングなどを担当しているため、コンサートの客層は10代後半?60代前後の男女と非常に幅広い。


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