Kaby_Lakeマイクロアーキテクチャ
[Wikipedia|▼Menu]

Kaby Lake生産時期2016年8月30日から
生産者インテル
プロセスルール14nm
アーキテクチャx64
マイクロアーキテクチャSkylake
命令セットx86-64, Intel 64
コア数2から4
ソケット.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

LGA 1151

LGA 2066

前世代プロセッサSkylake
次世代プロセッサCoffee Lake
Cannon Lake
L1キャッシュコアあたり64KiB
(命令32+データ32)
L2キャッシュコアあたり256KiB
L3キャッシュ最大8MiB
ブランド名

Core m3

Core i3

Core i5

Core i7

Core i9

Celeron

Pentium

Xeon

テンプレートを表示

Kaby Lake(ケイビーレイク[1][2]またはカビーレイク[3])とはインテルによって開発されたマイクロプロセッサである[4]2016年8月30日に第7世代Intel Coreプロセッサとして製品化され[5]、一部は2017年8月21日に第8世代Intel Coreプロセッサとして引き続き使用された。モバイル向けは2016年第二四半期よりOEM向けとして先行出荷された[6][7]。一方デスクトップ向けはモバイル向けに数か月遅れて2017年1月より出荷が開始された[8]
概要

当初インテルはチック・タック戦略に沿って14nmプロセスのSkylakeから10nmプロセスのCannon Lakeシュリンクする予定だったが、10nmプロセスの立ち上げ遅れから2015年7月16日にCannon Lakeを延期し、中継ぎとして改良された14nmプロセス(14nm+)により製造されるKaby Lakeをロードマップに追加した[9][10]

Kaby LakeはSkylakeに対して動作クロックの向上やSpeedShiftテクノロジーの改善[11]などが行われているが、マイクロアーキテクチャ自体はSkylakeのままであるためクロックあたりの命令実行数については同じである[4]

また、Kaby LakeはGPUも最適化が行われ3Dグラフィクス4Kビデオ向けのパフォーマンスが強化されている[4][12]。新たな機能としてHDCP 2.2[13]、および、H.264,HEVCのメインプロファイルおよびメイン10/10bitプロファイル、VP9 10bitおよび8bitのハードウェアデコード機能が追加されている[11][14][15][16]。ハードウェアエンコード機能としてはH.264HEVCメイン10/10プロファイル,VP9 8bitおよび10bitがサポートされている。

Skylakeに引き続き、ハイファに拠点を置くイスラエルの開発チームが設計を担当している。[17][18]
特徴

14nm+プロセス (動作周波数の向上:最大300MHz)

Skylakeコア

DDR4-2400対応

HD Graphics 600 シリーズ (HDR・OpenCL 2.1に対応)

4K HEVC/VP9(10bit)のハードウェアエンコード

eDP Standard 1.4

HDCP 2.2のサポート (2017年出荷分以降)

ソケット1151

200 シリーズのチップセット (Union Point)

Intel Optane テクノロジーのサポート

互換性


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:51 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef