KITTE（キッテ）は、日本郵政グループの日本郵政不動産が大都市のターミナル駅前で展開する商業施設のブランドである。運営は日本郵政不動産の完全子会社であるJPビルマネジメントが手掛ける[1]。
概要

日本郵政が初めて展開する商業施設である。かつて郵便は鉄道輸送が中心であった名残から、日本郵政は全国各地のターミナル駅前の一等地に土地と建物を保有している。既に開業している丸の内・博多・名古屋の3施設はいずれも、各都市の都心部の鉄道駅に近接して建っていた比較的大規模な郵便局の跡地を活用したものである。

「KITTE」という施設名は、“切手”を貼ると郵便として大切な人に想いが届くのと同じように、商品やサービスに「KITTE」という付加価値を加えることで、それらに込められた想いまでもきちんと届けることができる施設でありたいという気持ちを込めて名付けられた。また「KITTE」には“来て”という意味も込められており、商業施設にとって大切な“賑わい”をつくることと、“多くの人に来ていただきたい”という想いを、楽しく伝えることを目標にしている[2]。
店舗

建物名商業施設名場所開業日店舗数延床面積
(m2)画像
JPタワーKITTE丸の内[3]東京都千代田区2013年3月21日989,400
KITTE博多KITTE博多福岡市博多区2016年4月21日18164,000
JPタワー名古屋KITTE名古屋名古屋市中村区2016年6月17日403,700
JPタワー大阪KITTE大阪大阪市北区2024年7月31日（開業予定）[4]10716,000

脚注[脚注の使い方]^ “ ⇒会社情報「会社概要」‐JPビルマネジメント株式会社”. jp-building.co.jp. 2023年3月5日閲覧。
^ 『2016年4月21日「KITTE博多」グランドオープン』（PDF）（プレスリリース）日本郵便、2016年1月18日。https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2016/00_honsha/0118_01_01.pdf。2018年12月27日閲覧。 
^ “ ⇒KITTE丸の内ｴﾎﾟｽｶｰﾄﾞ”. 2018年12月27日閲覧。
^ “「JPタワー大阪」竣工商業施設「KITTE大阪」2024年7月31日グランドオープン”. 日本郵便・JR西日本・大阪ターミナルビル・JTB・日本郵政不動産.

外部リンク

KITTE - 日本郵政不動産

表

話

編

歴
日本郵政グループ
グループ各社
持株会社の子会社

日本郵政不動産 - 日本郵政キャピタル - 日本郵政コーポレートサービス - 日本郵政インフォメーションテクノロジー - JPデジタル - JPツーウェイコンタクト - ゆうせいチャレンジド
事業会社の子会社

日本郵便

日本郵便輸送 - 郵便局物販サービス - JPビズメール - JPメディアダイレクト - 日本郵便デリバリー - 日本郵便オフィスサポート - JPコミュニケーションズ - 日本郵便メンテナンス - JP損保サービス - セゾン投信 - リンベル - トール・ホールディングス - JPロジスティクス