『KISS』
L'Arc?en?Ciel の スタジオ・アルバム
リリースKISS
2007年11月21日(日本CD盤,配信)
2008年4月18日(欧州CD盤)
2014年10月22日(High-Res)
2019年12月11日(定額配信)
KISS (Remastered 2022)
2022年5月18日
(CD[注 1],配信,High-Res,定額配信)
録音2005年, 2006年 - 2007年
ジャンルポップス
ロック
時間53分13秒
レーベルKi/oon Records (日本盤)
Gan-Shin Records (欧州盤)
プロデュースL'Arc?en?Ciel
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
チャート最高順位
週間1位 (オリコン) [1]
2007年12月度月間7位 (オリコン)
2007年度年間39位 (オリコン)
登場回数16回 (オリコン)
ゴールドディスク
プラチナ(日本レコード協会[2])
L'Arc?en?Ciel アルバム 年表
AWAKE
(2005年)KISS
(2007年)QUADRINITY ?MEMBER'S BEST SELECTIONS?
(2010年)
『KISS』収録のシングル
「Link」
リリース: 2005年7月20日
「SEVENTH HEAVEN」
リリース: 2007年5月30日
「MY HEART DRAWS A DREAM」
リリース: 2007年8月29日
「DAYBREAK'S BELL」
リリース: 2007年10月10日
「Hurry Xmas」
リリース: 2007年11月14日
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『KISS』(キス) は、日本のロックバンド、L'Arc?en?Cielの11作目のスタジオ・アルバム。2007年11月21日発売。発売元はKi/oon Records。 前作『AWAKE』以来約2年5ヶ月ぶりとなる11作目のスタジオ・アルバム。なお、本作は5ヶ月連続リリース(シングル・アルバム・DVD、合計6作品)の一環としてリリースされている。 本作には、アルバムに先行して2007年に発表したシングル「SEVENTH HEAVEN」「MY HEART DRAWS A DREAM」「DAYBREAK'S BELL」「Hurry Xmas」の表題曲や、2005年7月に発表した「Link」の表題曲を含めた12曲が収められている。なお、本作のマスタリングは、前々作『SMILE』及び前作『AWAKE』に引き続き、U2の『ポップ』やニルヴァーナの『ネヴァーマインド』のマスタリングを務めたエンジニアであるハウィー・ウェインバーグ(masterdisk)が担当している。 ちなみに、本作は前作『AWAKE』に続き、アジア圏を含め海外でもリリースされている。また、日本でのリリースから約4ヶ月後の2008年4月18日には、ヨーロッパにおいてアジア圏のアーティストのCD流通を行っているドイツのレコード会社、Gan-Shin Records バンドメンバーがソロ名義・別バンドで発表した 2005年9月に開催したバンド初のアジアツアー「ASIALIVE 2005」が終了してから約1年の間、L'Arc?en?Cielはソロ名義もしくは別バンドでの活動(hyde→ HYDE、ken→ Ken, SONS OF ALL PUSSYS、tetsuya→ tetsu, Creature Creatureサポート、yukihiro→ acid android)を主軸としていた。2006年10月にバンド結成15周年を記念し開催したライヴ「15th L'Anniversary Live」で久々にバンドメンバーが集結し、このライヴが終了してすぐに本作の制作が行われている。また、本作に収録された楽曲のアレンジ作業では、hyde曰く「L'Arc?en?Cielは縛りなく様々な音楽ジャンルにアプローチできるバンド」であることを意識していたといい[3]、本作にはこれまで以上に様々な音楽性を内包したポップ・ミュージックが収録されることになった。 前作『AWAKE』の詞世界はhydeの中で<愛と平和>がひとつのコンセプトになっていたが、本作では前作のような内省的なテーマではなく、<温かい愛情の表現[4][5]>をテーマに据えている。本作発売当時に受けたインタビューで、音楽評論家の平山雄一に「『AWAKE』が内面的だったから、『KISS』は正反対に感じる」と印象を告げられた際、hydeは「いや、結構自分の中では繋がってはいるんですけどね。『AWAKE』は世界的な視野で争いのこととかを中心にシリアスな感じっていうかな。その形で2年くらいやってるうちに、だんだん自分の中で熱の入る部分が変わってきた。もう少し自分の隣にいる人だったり、周りにいる人に対して歌いたくなった。もうちょっとミニマムな関係のことを歌うことが、自分の中で熱くなっていった。ただメロディを作ってるときはあんまりそういう世界観のことは意識してなかったですね。むしろ楽しんで作った[3]」と語っている。 また、hydeは今回自身が手掛けた歌詞のイメージについて「前回はもうちょっと刺々しい愛の表現だったと思うんだけど、今自分が一番グッとくるのは優しい愛であったり、日常的な雰囲気のほうが素敵だなって思う。だからそういう形になればいいなと思ったんです[5]」と本作発売当時に語っている。 『KISS』の録音作業は、2007年1月の曲出し会、個人プリプロを経て、同年2月頃から本格的に始まり、先行シングル4作品のレコーディングを挟みながら、同年6月から開催したホールツアー「Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!」の直前まで続けられている。
解説
背景とコンセプト.mw-parser-output .release_timeline{float:right!important;clear:right!important;width:auto!important;flex:1 1 100%;margin:0 0 .3em 1em;padding:.75em 1em;font-size:80%;line-height:.9;border-collapse:separate;border-spacing:0 1px;background-color:transparent}@media(max-width:550px){.mw-parser-output .release_timeline{width:100%!important;box-sizing:border-box}}.mw-parser-output .rt_left{float:left!important;clear:left!important;margin:0 1em 0 .3em}.mw-parser-output .release_timeline .rt_caption{padding:.4em .4em .2em;font-size:112.5%;text-align:center;display:table-caption}.mw-parser-output .release_timeline .rt_subtitle{padding-top:.3em;font-size:90%;font-weight:normal}.mw-parser-output .release_timeline td{border:none;padding:.4em;text-align:left;background:none;font:inherit;color:inherit}.mw-parser-output .release_timeline th{border:none;padding:.4em;text-align:right;background:none;font:inherit;color:inherit}.mw-parser-output .release_timeline .rt_first{padding:.4em .4em .2em}.mw-parser-output .release_timeline .rt_next{padding:.2em .4em}.mw-parser-output .release_timeline .rt_last{padding:.2em .4em}
スタジオ・アルバム(2006)2006『FAITH』 (hyde, HYDE名義)
『purification』 (yukihiro, acid android名義)
『AWAKE』は世界的な視野で争いのこととかを中心にシリアスな感じっていうかな。その形で2年くらいやってるうちに、だんだん自分の中で熱の入る部分が変わってきた。もう少し自分の隣にいる人だったり、周りにいる人に対して歌いたくなった。もうちょっとミニマムな関係のことを歌うことが、自分の中で熱くなっていった。ただメロディを作ってるときはあんまりそういう世界観のことは意識してなかったですね。むしろ楽しんで作った
- 『WHAT's IN?』2007年12月号、34頁、hydeの発言より
録音作業と音楽性