この項目では、ロックバンドについて説明しています。プロレスラーについては「KENSO (プロレスラー)」をご覧ください。
KENSO
出身地 日本
ジャンルプログレッシブ・ロック
活動期間1974年 -
レーベルキングレコード
公式サイトKENSO OFFICIAL HOMEPAGE
KENSO(ケンソー)は、清水義央(しみずよしひさ)を中心に結成された日本のプログレッシブ・ロックバンド。
略歴
1974年、バンドのギタリスト兼リーダーとなる清水義央を中心にバンド「県相(けんそう)」が結成される。当時清水は神奈川県立相模原高等学校の2年生で、バンド名は学校の通称から取った[1]。
1980年、自主制作盤である1stアルバム『KENSO』リリース。
1985年、キングレコード傘下のネクサスより3rdアルバム『KENSO』(1stアルバムとは別物)でメジャー・デビュー。
幾多のメンバーチェンジを経た後、1990年に当時芸大の作曲科の現役の学生だった光田健一が参加し、清水以下、光田健一(キーボード)、小口健一(キーボード)、三枝俊治(ベース)、村石雅行(ドラムス)のラインナップが完成。翌1991年には5thアルバム『夢の丘』を完成させ、リリースする。同作はフランスでも発売された。
2000年、ロサンゼルスで行われたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「PROGFEST」[2]に出演。
2002年に7thアルバム『天鵞絨症綺譚(びろーどしょうきたん)』をリリース。
2003年10月31日には、清水の出身校である神奈川県立相模原高等学校にて同校の創立40周年記念式典ライブを行う。
2004年、ドラムの村石に代わり、前年のライブにゲストとして参加していた小森啓資が加入。
2005年、ベツレヘムで行われたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「NEARfest」[3]に出演。
2006年に8thアルバム『うつろいゆくもの』をリリース。
2014年には8年ぶりの新作となる9thアルバム『内ナル声ニ回帰セヨ』をリリース。
メンバー
現在のラインナップ
清水義央(しみずよしひさ):Gt.
「KENSO」の中心人物にしてリーダー。少年時代にロックの洗礼を受けギタリストを目指した。流麗さとハードさが構築的に同居するバンドの音楽性にもそのロック志向が色濃く反映されている。1974年(昭和49年)にKENSOを結成して以来バンドを主導し続ける。ミュージシャンであると同時に神奈川県横浜市で開業している現役の歯科医でもあり、1990年(平成2年)に大脳生理学で岡山大医学部の医学博士号を取得[4]している[1]。KENSOのコンサートは清水の本業の多忙さと他のメンバーが平行して行っている活動の合間を縫って行われており、そのキャリアに比して露出的な活動は少ない。2003年(平成15年)に東京・池袋で行われたローランドのイベントに出演した際には「午前中は診察があったもんで、、、」と忙しさをうかがわせた。辛辣な毒舌が特徴で、サイトの日記上などでは他のアーティストに向けた歯に衣着せぬ暴言が飛び出すことは日常茶飯事であり、ライブにおいても同様である。上記のローランドのイベントでは自分がネクタイをしている事を冗談めかして「これは危険な発言をしないようにというローランドに対する忠誠の証としてつけてます!だからこれが外れたときは危ないですよ?。」と自ら言っていた。
小口健一(おぐちけんいち):Key.
現在のメンバーの中では清水を除いて最古参のメンバーで1983年(昭和58年)に加入。
光田健一(みつだけんいち):Key.
現在のメンバーの中では最年少で、1990年(平成2年)に加入。加入当時はまだ東京芸大音楽学部作曲科の現役の学生であった。