KEIRINグランプリ
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KEIRINグランプリ概要
開催時期12月30日
開催地域持ち回り
愛称グランプリ
分野競輪
カテゴリーGP
形態一発勝負
主催者持ち回り
歴史
初回開催年1985年
開催回数33回(2017年)
初代優勝者
中野浩一
最多優勝者井上茂徳山田裕仁(3回)
直近優勝者三谷竜生(2018年)
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KEIRINグランプリ(ケイリングランプリ)とは、毎年12月30日に開催される競輪GP競走(レース)である(ただし1989年は労使交渉の決裂から開催中止、1990年はテレビ中継の関係で12月29日に開催)。

正賞は、経済産業大臣賞、日本放送協会杯、主催者市長賞、主催者議会議長賞、全国競輪施行者協議会会長賞、JKA会長賞、自転車競技会全国協議会会長賞、日本競輪選手会理事長賞、全国競輪場施設協会会長賞、日本自転車競技会会長賞。
目次

1 概要

1.1 レース

1.2 賞金

1.3 開催場

1.4 出場資格

1.5 出場特典

1.6 レース名

1.7 前夜祭


2 歴史

3 出場選手選抜方法

4 過去の開催場・優勝者・優勝賞金・入場者・売上額

5 開催場における特色

5.1 共通

5.2 立川競輪場

5.3 京王閣競輪場

5.4 平塚競輪場

5.5 岸和田競輪場

5.6 静岡競輪場


6 実況中継

7 2009年大会までの全出場者・全着順

8 特記事項

8.1 データ

8.2 その他


9 脚注

10 今後の開催予定

11 外部リンク

12 関連項目

概要

このレースは通常のトーナメント方式ではなく、一定の条件により選ばれた9人のS級選手による1レースのみの一発勝負である。

現在は優勝賞金が1億円超であること、2001年に競輪のグレード制が導入されてからはGIよりも格の高いグレードとして『GP』が用意されるなど、競輪における最上位のレースと位置付けられており、その年の競輪界の「真の実力日本一決定戦」とも認識されることもある[1]

2007年までは、各種公営競技を代表する年末のビッグレース(中山大障害有馬記念東京大賞典賞金王決定戦競走スーパースター王座決定戦・KEIRINグランプリ)の中でも最後に行われてきたことから、その年の「ギャンブル総決算」、あるいは「公営競技界最後の大一番」の意味合いを持つレースとして位置付けられてきた[2]。2008年以降はオートレースの「スーパースター王座決定戦」が、また2014年以降は競艇の賞金女王決定戦競走がそれぞれ大晦日に行われるようになったため、こうした「総決算」や「大一番」の座をそちらに譲ることになった。ただ、競輪界においては、GPがその年の開催場のシリーズ最終日の最終レースに行なわれるため、「グランプリファイナル」とも言われている。

現在は、毎年12月28日から12月30日までの3日間が「グランプリシリーズ」と題して寺内大吉記念杯競輪がアンダーカードとして行われており、各日最終11レースが「グランプリ」レースとなっている(初日である12月28日がオッズパーク杯ガールズグランプリ、2日目である12月29日がヤンググランプリ、最終日である12月30日がKEIRINグランプリ)。
レース

2825m(400mバンク7周)で行われる。ほとんどのレースでは1625mないし2025m、GIの決勝でも2425m(競輪場により周長が異なるため微差あり)で行われるため、競輪における全レース中で最も周回が多いレースとなっている。なお、400m以外のバンクを持つ競輪場での開催の可能性もあるが、過去の開催場は全て400mバンクであるため、一貫して2825mでの開催が続いている。
賞金

1着賞金は、第1回1985年)が1000万円であったが、以後少しずつ増額され第13回1997年)から7000万円となり、第20回2004年)からは先駆けて1億円とした競艇賞金王決定戦競走に合わせて1億円[3] に増額された。2014年はさらに170万円増額されて1億170万円となった(史上最高額)が、2015年以降は10万円減額されて1億160万円となっている。

なお、この優勝賞金の1億円(米ドルに直すと現在のレートで100万ドル程度)は競艇の賞金王決定戦と共に1レースの優勝額としては世界最高額としてギネス世界記録に認定されている(いずれも副賞込みの金額)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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