KEIBAワンダーランド
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、KBS京都テレビ制作の中央競馬中継について説明しています。その他の番組については「KEIBAワンダーランド (曖昧さ回避)」をご覧ください。

KEIBAワンダーランド
ジャンルスポーツ番組
出演者土曜日
出光ケイ(司会)
澤武博之
中野秀幸
藤井志保
日曜日
池山心(司会)
太平洋(司会)
藤田瞳
藤井嘉夫

放送
放送局京都放送
放送国・地域 日本
放送期間1969年4月5日 - 2010年12月26日
放送時間土曜 12:35-16:30
土・薄暮 12:35-17:00
日・前半 12:35-15:00
日・後半 16:00-16:45
日後・薄暮 16:00-17:00
放送枠京都放送
放送分180分
KEIBAワンダーランド
テンプレートを表示

『KEIBAワンダーランド』(ケイバ・ワンダーランド)とは、KBS京都テレビが制作し、西日本各地のテレビ局にネットしていた中央競馬実況テレビ番組。
概要

1969年(昭和44年)4月5日放送開始[1]。当初の番組名は競馬中継(けいばちゅうけい、2003年(平成15年)3月まで) → 土曜競馬中継(どようけいばちゅうけい・2003年(平成15年)4月以降の土曜日、ただしオープニング以外は従来通り)・競馬中継.exe(けいばちゅうけい イーエックスイー・2003年(平成15年)4月以降の日曜日)を経て放送開始からちょうど40年目にあたる2008年(平成20年)4月5日から現在のタイトルに変更となった。

競馬ブックが番組制作に協力している。専属評論家が解説者として出演するほか、奈良テレビ以外のネット局へCM出稿もしている。
土曜版

土曜日の中継はKBSのテレビ放送開局から4日後、最初の土曜日である1969年(昭和44年)4月5日に開始[1]

14:30から16:00まではテレビ東京と提携してメインレースの中継を相互に配信する。札幌函館開催の時はテレビ北海道福島第3場開催の時は福島テレビ新潟第3場開催の時は新潟放送新潟総合テレビが代理する時もある)、それ以外はテレビ東京が制作した映像を中継。KBS京都とテレビ北海道の間には直接の中継回線が引かれておらず映像・音声はテレビ東京経由。KBS京都側の切り替えタイミングがテレビ東京(『ウイニング競馬』)側とあわなかった場合、ウイニング競馬の映像・音声がそのままKBS京都で流れる。

『ウイニング競馬』は、前身の『土曜競馬中継』の時代から一貫して西日本の地上波放送局では放送していない。2005年(平成17年)4月改編からBSジャパンで同時ネットされるようになり西日本でも視聴可能になったが、西日本のTXN系列局のうちテレビ大阪は、従前から放送しているKBS京都とサンテレビで大阪府域をカバーしている事から、1982年(昭和57年)の開局以来競馬中継の放送を一切行っていない。またTVOよりも後に開局したテレビ愛知テレビせとうちTVQ九州放送はKBS京都制作分を放送している。詳細は「ウイニング競馬#在阪局の土曜中継との関連」を参照

以下の場合JRA公式映像(地上デジタル放送では4:3SD映像であったが、2008年(平成20年)6月より全場ハイビジョン対応)、ラジオNIKKEIの実況音声が配給されている。

関東主場最終レース、14:30以前に発走するレース(テレビ東京制作の場合もある)

福島第3場開催時に福島テレビ『エキサイティング競馬』が放送されないときのメインレース(FNSネットワークセールス番組放送の為の休止)

第3場開催のメインレース以外の特別競走(2005年(平成17年)より17:00まで放送が行われるときのみ)

テレビ北海道に代わってFNS系列局である北海道文化放送が中継する当日の函館・札幌のメインレース(宝塚記念札幌記念開催週及び札幌2歳ステークス当日)(ただし2009年(平成21年)、2010年(平成22年)の札幌2歳ステークスはテレビ北海道が中継したので例外)

小倉第3場開催時のメインレース(TVQが自社制作を行わない為。但し2004年(平成16年)までTVQは自社制作で『土曜小倉競馬』として中継をしていた)

日曜版

従来はラジオのみでの放送だった日曜日は、関西テレビ(『競馬中継』→『エキサイティング競馬』→『DREAM競馬』→『競馬beat』)とのリレー中継という体裁で、1985年(昭和60年)頃から始まった。同時にKBS京都ラジオでの競馬中継はテレビに移行する形で終了し、ラジオでの競馬中継からは撤退した。

田淵岩夫、青芝フック、太平洋の担当時には第1部のエンディング直前に「1時間のお休みをいただきまして、再び○○競馬場からお送りします」との挨拶を入れていた。例外として、京都新聞杯(?1999年)とKBS京都賞ファンタジーステークス(2000年?2009年)が開催された日曜日は、KBS京都のみ15時台の中断なしで放送していた(ネット局は通常通り15時台は中断)。「KEIBA BEAT#放送日時」も参照

以下の場合JRA公式映像(地上デジタル放送では4:3SD映像であったが、2008年(平成20年)6月より全場ハイビジョン対応)、ラジオNIKKEIの実況音声が配給されている。

関西主場以外の特別競走・最終競走(例外としてFNSの日の関係で完全中継する当日の函館メインレースはテレビ北海道の映像で放送)

なお、日曜日のレギュラー放送を開始するまでは、京都新聞杯の開催日に限り、1971年より放送されていた[1]
土日共通の概要

京都競馬場阪神競馬場で行われるレースを実況中継する。夏期開催の中京競馬場小倉競馬場でのレースもKBSのスタッフを動員して実況中継する(それ以外の第3場開催で行われる場合は、それぞれ地元局(テレビ愛知三重テレビ2004年(平成16年)まではTVQ九州放送も)が独自に放送する)。なお関西テレビを除き、関西で競馬中継を放送する局はラジオを含めてすべて夏期(中京・小倉)開催では現地まで出張して中継する。「KEIBA BEAT#制作局別のスケジュール」および「DREAM競馬#制作局のスケジュール」も参照

KBS京都の中継は、地上波テレビ放送の競馬中継としては1週間における放送時間が日本で最も長い(土曜日・3時間55分、日曜日・1部2部合わせて3時間10分)。この長時間中継を活用してレースの合間にインタビューコーナー、調教ビデオ・参考レースビデオなどを豊富に使った展望コーナーを充実させた放送を行っている。2008年(平成20年)最初の放送となった1月5日放送分からハイビジョン制作となり、地上デジタル放送ではハイビジョン放送となった。

副音声自動音声によるオッズの読み上げが放送されていたが、馬単・三連複の導入に伴い終了した。そのため、スポーツ中継としては珍しいモノラル音声で放送されていた。ただしTVQ九州放送では、独自にステレオ音声にして送出している。

年間最後の放送ではその年の全GIレースを、最後の直線でハイライトして行くコーナーで締め括る。

2008年(平成20年)1月5日から地上デジタル放送ではハイビジョン放送。取材VTRなどは4:3SDのままなので地上デジタル放送では4:3SD映像の両サイドに「CLUB KEIBA」(JRA2008年(平成20年)年間キャッチコピー)のロゴ入りサイドパネルを表示。尚、ハイビジョン制作移行後の土曜競馬中継のネット局はKBS京都とネット局間の伝送回線の関係でテレビせとうちの様にハイビジョン放送となっている局と全編4:3SDでの放送になっている局とに分かれる。併せて、出演者のネームテロップにも「CLUB KEIBA」のロゴが使われている。

2008年(平成20年)4月5日から番組タイトルを「KEIBAワンダーランド」と改めた(出演者は変更なし)。また新聞の番組表にはこれまで「競馬中継」と表記されていたが、この日より「競馬ワンダーランド」と表記している。オープニングタイトルは土日共通であるがテーマ曲はこれまでどおり土日別々の曲を使用しており、また土曜日は番組内の各種BGMを改題前からほとんど変更していないのに対し日曜日は全てのBGMを一新しており、またCM前アイキャッチ時のタイトルロゴやKBS京都のみではあるがオープニング・エンディングの制作クレジットも土曜日と日曜日で微妙に変えており改題前以上に土曜日と日曜日の中継で差別化を図っている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:82 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef