KDDIビル
KDDI Building
西新宿・KDDIビル(同社の登記上の本店)
施設情報
所在地東京都新宿区西新宿二丁目3番2号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分16.3秒 東経139度41分42.6秒 / 北緯35.687861度 東経139.695167度 / 35.687861; 139.695167
KDDIビル(ケイディーディーアイビル)は、新宿高層ビル街の一群を担う超高層ビルの一つ。旧ケイディディ・国際電信電話の本社ビルであり、現在もKDDIの登記上の本店である。旧称は国際通信センタービル(KDD本社ビル)。 新宿高層ビル街の一群を担う超高層ビルの一つとしても広く認知されている。全体がメタリックシルバーの色調で覆われたビル。幅と奥行きがほぼ同じ、正四角柱のような形状が特徴。新宿高層ビルの中でも古くからある存在で、中には重要なライフラインである通信機器設備があるため(国際電話回線の手動接続オペレーション室もここにあった)、関東大震災クラスの10倍の地震でも十分耐えられるような頑強な造りをしたビルとして、当時は話題となった。後の日本の高層ビル建築にも影響をあたえたビルとして知られている。1974年から1985年までは、31階にFM東京の本社・演奏所が置かれていた。
概要
歴史
1974年 - 国際電信電話(KDD)のオフィスビルとして建設される。
1976年 - 第17回BCS賞を受賞。
1985年 - FM東京が千代田区麹町に建設したFMセンタービルへの移転により31階から退去。
2000年10月1日 - KDDとDDI・IDOの合併により発足したKDDIの本社機能所在地となり(登記上本店は東京都千代田区一番町8番地)、名称も「KDDIビル」となる。
2001年
4月1日 - KDDIの登記上本店および本社がKDDIビルに移転。
9月 - 有利子負債削減のため、KDDIが旧KDDのビル4棟(新宿・大手町・名古屋・大阪)の所有権をみずほ証券と大和証券SMBCがアレンジャーとなる特別目的会社に売却し証券化[1]。
2003年 - KDDI本社が飯田橋のガーデンエアタワーへ移転(登記上本店はKDDIビルに留まる)。
2008年 - 所有権を買い戻し、再びKDDIの自社所有となる。
1974年の空中写真。「3×3の敷地」の南東に建てられた。
主な施設
低層階の大半は、サーバ、ルータ、ハブなどが設置された通信機器室になっているため、窓枠状にデザインされている部分のガラス窓が極端に少ない。
高層階は事務スペースが大半を占めており、通信機器の運用部門や、コールセンター(auの電話受付センター)、au携帯電話の契約センターなどが入居している。