KCモーターグループ
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出典検索?: "KCモーターグループ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年2月)

KCモーターグループ(: KC Motorgroup Ltd. KCMG)は、中華人民共和国香港に拠点を置く自動車関連会社である。モータースポーツ活動および部品製造業を行っている。
概要

2007年に中国・香港をベースとしアジア太平洋地域で新しいレーシングプロジェクトを展開、支援するために設立された。チーム名のKCMGは「クゥン・チン・モーター・グループ」の略称。これはチーム代表のポール・イップ (Paul Ip) の香港名がイップ・クゥン・チン (Ip Kung Ching) であるため。最初は全日本F3選手権とアジアF3へと参戦を開始。そこから徐々に規模を拡大し、今では日本のトップフォーミュラであるスーパーフォーミュラや、FIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラスなどをメインにアジアを拠点に世界でも活躍の幅を広げている。

傘下に炭素繊維強化炭素複合材料(カーボンコンポジット)製造を手掛けるKCMGコンポジットインターナショナル(KCMG-CIL、本社はダブリン)を持つ。本社にR&Dセンター、台湾・台中市に生産拠点を持ち、2020年に稼働予定の新工場は敷地面積51ヘクタール、従業員5,000人以上を抱える、世界最大規模のカーボンコンポジット工場となる予定[1]。2016年5月には童夢との提携を発表したが[1]、2019年に提携を破棄している[2]
レース活動

KCMGスーパーフォーミュラ(2015年)
国籍 香港
本拠地香港
創設者ポール・イップ
チーム代表ポール・イップ
活動期間2007年 - 現在
カテゴリJF3SFWEC、PCCJ、AsLMS
公式サイト ⇒KCMG
2024年のスーパーフォーミュラ
エントリー名Kids com Team KCMG
レーサー7. 小林可夢偉
8. 福住仁嶺
マシン7. Kids com KCMG Cayman SF23トヨタ
18. Kids com KCMG Elyse SF23・トヨタ
タイヤ横浜ゴム
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全日本F3

トムスの土居隆二が代表を務めるdtm(ディーティーエム)に日本での運営を委託し、PTRS (Ping Tzuo Racing Spirit) チームとして2008年の全日本F3選手権Nクラスに参戦。翌2009年にはアチーブメント株式会社をメインスポンサーに据え、「ACHIEVEMENT by KCMG」として全日本F3 Nクラスに2台体制で参戦する。翌年には3台体制に拡大する。

2013年には一時シリーズから撤退するものの、2014年にはNクラスに1台体制で復帰を果たす。2015年にはCクラスに1台体制で参戦。2016年以降は参戦していない。
フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラ

全日本F3に参戦を開始した翌年の2010年に、国内トップフォーミュラのフォーミュラ・ニッポン平中克幸を擁しステップアップを果たす。以後1台体制での参戦を続け、アレキサンドレ・インペラトーリ折目遼を起用。スーパーフォーミュラ (SF) へと名称変更後もリチャード・ブラッドリーと1年ごとにドライバーを変えながら参戦していたが、2014年からは2016年までは中山雄一、2017年からは小林可夢偉を起用し、第4戦もてぎで小林が2位に入りチーム初の表彰台を獲得した。

2018年よりパイオニア販売がメインスポンサーとなり、「carrozzeria Team KCMG」として参戦。2019年は松田次生がチーム監督に就任し、タイヤ2スペック使用ルールの盲点を突く「晴天下でウェットタイヤスタート」などの奇策を披露する[3]

2020年は2016年のSFチャンピオン国本雄資が加入し、チーム初の2台体制で参戦。
WECLMP2(2015年)

2013年にはアジアを飛び出し、WEC開幕戦のシルバーストーンラウンドでLMP2クラスへ参戦。さらにル・マン24時間レースにも挑戦し、中国系のチームとしては初めての参戦となり注目を集めた[4]

2014年にはオレカ・03でフル参戦を開始。ドライバーはKCMGと関わりのあるマシュー・ホーソン、リチャード・ブラッドレーに加えて開幕戦では松田次生を起用。このレースでは2位に入り、チーム初の表彰台を獲得。第4戦のアメリカラウンドでは再び松田次生が合流し、遂にクラス初優勝を飾る。その後第7戦、8戦でも勝利を重ねるなどの活躍を見せるも、ポイント係数が2倍のル・マン24時間レースでのリタイヤが響きランキング3位に終わる。

2015年はマシンを新型オレカ・05へスイッチ。第三ドライバーはニコラ・ラピエールニック・タンディを起用。ル・マンではポールポジションを獲得し、決勝も圧倒的な速さで念願のクラス優勝を飾った。年間では安定感に勝ったGドライブに敗れ2位となった。

2016年は新しいことに挑戦したいという理由から、ポルシェワークスのプロトン・コンペティションとジョイントしてLM-GTEアマクラスに参戦[5]。最高2位、年間4位で終えた。また前年クラス優勝によりル・マンのシード権を獲得していたLMP2にも、ホーソン・タンディ・松田で参戦したが、116周でリタイアに終わっている。

2017年以降はル・マン含めてWECには参戦していない。
GT

2016年からアウディ・R8 LMSカップに参戦。開幕戦では中山雄一を起用した[6]

2017年開幕のブランパンGTシリーズ・アジアには、竹田直人・白坂卓也を擁してアウディ・R8 LMSの2台体制で参戦している[7]

2022年はポルシェ・911 GT3 Rで、デイトナ24時間スパ24時間ニュルブルクリンク24時間などの耐久レースにスポット参戦している[8]
TCR

2018年はTCRヨーロッパ・シリーズにホンダ・シビックタイプR TCRで参戦。4勝を挙げチーム選手権ではチャンピオンに輝いた。更にWTCCに代わり新設されたWTCR(世界ツーリングカーカップ)にワイルドカード枠で第3戦ハンガロリンクに地元のアティラ・タッシ、第4戦ニュルブルクリンクにクリス・リチャードが出場した。しかし両ドライバーの最高位はタッシが15位、リチャードが16位だった。

2019年からWTCRに初のフル参戦を果たす。ドライバーに前年TCRヨーロッパ・シリーズでランキング4位のアティラ・タッシと前年の鈴鹿で1年振りの復帰を果たしたティアゴ・モンテイロを起用した。マシンはホンダ・シビックタイプR TCRの2台体制で出場。モンテイロは母国戦となる第6戦ポルトガルのレース3で実に2年振りの勝利を果たした。その後第8戦鈴鹿のレース1で3位表彰台に入り、ランキング20位となった。一方タッシは第5戦ニュルブルクリンクのレース2で表彰台一歩手前の4位に入るなど前半戦はチームメイトのモンテイロを上回っていたが、第6戦ポルトガルのレース3で初のポールポジションを獲得するも、レース本番ではエンジントラブルにより初優勝はならなかった。この影響なのか後半戦はほとんどのレースでモンテイロの成績を下回り、WTCR初年度はランキング24位で終わった。なおチーム選手権ではシーズン1勝挙げたにもかかわらず全13チーム中最下位に終わった。
FIA-F4

2019年11月、国際自動車連盟 (FIA) とSROが企画した国別対抗戦「FIAモータースポーツゲームス(英語版)」のフォーミュラ4 (F4) カップレースで使用されるF4マシン「KC.MG-01」を開発・製造した[9]。KCコンポジットが製造したカーボンモノコックに、アバルト製2.0リットルターボエンジンを搭載し、F1以外のフォーミュラカーでは初めてハイブリッドシステム (12 kW) を使用。また、F4マシンではまだ義務化されていない頭部保護デバイス「Halo」も採用した。
戦績
FIA 世界耐久選手権

年エントラント名使用車両ドライバークラス123456789Pts.Pos.
2014年 KCMGオレカ・03日産 マシュー・ハウソン
リチャード・ブラッドリー
松田次生(Rd.1,4)
アレキサンドレ・インペラトーリ(Rd.2?3,5?8)LMP2SIL
2SPA
2LMS
RetCOA
1FUJ
2SHA
RetBHR
1SAO
11303位
2015年 KCMGオレカ・05日産 マシュー・ハウソン
リチャード・ブラッドリー
ニック・タンディ(Rd.1,4,6?8)
ニコラ・ラピエール(Rd.2?3,5)LMP2SIL
4SPA
3LMS
1NUR
1COA
2FUJ
RetSHA
3BHR
21552位
2016年 KCMGポルシェ・911 RSR クリスチャン・リード
ヴォルフ・ヘンツラー
ジョエル・カマティアスLMGTE
AmSIL
4SPA
4LMS
5NuR
EXMEX
3COA
2FUJ
3SHA
3BHR
21254位

ル・マン24時間レース

年チーム車両クラスNo.ドライバー周回数総合順位クラス順位
2013
KCMGモーガン・LMP2・日産 VK45DE 4.5 L V8LMP247 アレキサンドレ・インペラトーリ
マシュー・ハウソン
ホーピン・タン241DNFDNF
2014 KCMGオレカ・03R・日産 VK45DE 4.5 L V8LMP247 マシュー・ハウソン


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