KARA
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KARA
2022年「WHEN I MOVE」のMVティザーにて。左からスンヨン、ジヨン、ニコル、ヨンジ、ギュリ。
基本情報
出身地 大韓民国
ジャンルK-POP[1]
活動期間

2007年 - 2016年

2022年 -

レーベル

LOENエンターテインメント

ユニバーサルミュージック

ワーナー・ミュージック

事務所

DSPメディア(2007年 - 2016年)

RBW(2022年 - )

公式サイト

韓国公式サイト

日本公式ファンクラブ


メンバー

ギュリ

スンヨン

ニコル

ジヨン

ヨンジ


旧メンバー

ソンヒ

ハラ

KARA
各種表記
ハングル:??
発音:カラ
英語表記:KARA
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KARA(カラ、: ??)は、2007年に結成した韓国女性アイドルグループ[2]RBW所属。公式ファンクラブ名はKAMILIA(カミリア、: ????)。2016年に活動を休止したが[3]、15周年記念アルバムのリリースに伴い2022年に再結成。

DSP ENT(現 DSPメディア)より第二のFin.K.L誕生を目指して、2007年3月29日にミニアルバム『the First Bloooooming』でデビュー。少女時代と並び、日本におけるK-POPブームの火付け役として知られており[4]、2011年にはNHK紅白歌合戦に出場した。

グループ名「KARA」は、朝鮮語で音調やリズムを意味する「カラク(: ??)」に、ギリシャ語で喜びや嬉しさを表す「ハラー(: χαρ?、: chara)」を加えて、「音楽を通じて喜びを与えたい」という想いを込めている[5]
来歴
the First Bloooooming:KARA結成

2007年3月29日、1集アルバム『the First Bloooooming』を発売。同日に、M! Countdownでタイトル曲の「Break It」を初披露し、パク・ギュリハン・スンヨンチョン・ニコル、ソンヒの4人組としてデビューを果たした[6]

「Break It」に続いて、「?? ?? (If U wanna)」、「Secret World」の曲で活動を行い、次のアルバム準備のため同年9月を最後にプロモーション活動を終了。この時点ではそう遠くない時期に新しいアルバムを発表し、活動を再開することが予告されていた。しかし、この年の新人賞も候補にはなったが受賞はできず、Wonder Girls少女時代といった他のガールズグループの後塵を拝すこととなっていた。不調に終わったプロモーション活動とソンヒの脱退(後述)により、KARAは10か月あまり、グループとしての活動がない空白期間を迎えることとなってしまう。その期間中、大学を浪人していたスンヨンがケーブルや地上波でソロ活動をしていた。
メンバーの脱退と加入

2008年、ソンヒが学業への専念を理由に脱退[7]。所属事務所は、KARAの今後について、メインボーカルとサブボーカルをケーブルチャンネルのMnetと連動して公開オーディションで選抜し、4月に5人組のグループとして活動を再開すると発表した。書類審査も含め、約6000人の候補者がいたが、最終オーディションでは、ク・ハラ、ハ・ヒョンジ、イ・アルム[注釈 1]が残った[6]。詳細は不明だが、ク・ハラ以外の2名が辞退し、当時中学生だったカン・ジヨンが追加された。
1st Mini Album:新生KARA誕生

2008年7月24日、追加メンバーのク・ハラ、カン・ジヨンの2人が加わった新生KARAとして「Rock U」を『M! Countdown』で初披露[6]。その翌日に『1st Mini Album』を発売。1集アルバムと異なり、Cuteで活動的なイメージを全面的に押し出したアルバムであり、プロモーション活動もそのイメージで展開された。また、1集アルバムプロモーション時は、歌謡番組を中心に活動していたが、新生KARAとなってからはバラエティ番組にも積極的に出演するようになった。ギュリは、プロモーションイメージに合わせるため10年間伸ばし続けていた髪を短くした。『1st Mini Album』のプロモーションは9月までの2ヶ月あまり行われた。

10月13日、初のデジタルシングル『GOOD DAY Season2』を発表。この曲は『1st Mini Album』収録曲の「Good Day」と同じ曲であるが、アレンジが変更されている。また、同曲のメイキング映像とオフショット映像で構成されたミュージックビデオも公開。
Pretty Girl:音楽番組で初の首位

2008年12月4日、2ndミニアルバム『Pretty Girl』を発売。同日に、タイトル曲の「Pretty Girl」を『M! Countdown』で初披露し、プロモーション活動を開始[6]。12月5日、『ミュージックバンク』のカムバックステージで披露された「Pretty Girl」のパフォーマンス中にハラがステージ上の紙吹雪に足を滑らせてニコルの足をふんでしまい、続けて「Ah-」という声を出してしまった様子がそのまま放映されてしまった。初披露に先立つ11月29日、「Pretty Girl」のティーザー映像が公開されると、12時間で40000以上の閲覧数があり最終的に「Pretty Girl」はヒットチャートで2位を獲得することとなった。

2009年2月14日、「Honey」を『ミュージックバンク』で初披露、2月16日に『2nd Mini Album Special Edition』を発表しプロモーション活動を開始。「Honey」は『Pretty Girl』1曲目の「??(ハニー)」のアレンジを変更したものであったが、3月5日には『M! Countdown』で、3月8日には『SBS人気歌謡』で1位を獲得し、歌謡番組のヒットチャートで初めて首位に輝いた。さらに翌週も引き続き1位を獲得した[6]

4月をもって、次のアルバム準備のためにプロモーション活動を終了。ただ、この後各種メディアへの露出が極端に減ったわけではなく、6月4日には携帯ゲームサイト "I-Musician"との連動企画で、デジタルシングル第2弾『同じ気持ち』をリリースした。
Revolution:トップアイドルへ第11回Mnet Asian Music Awardsにて(2009年11月21日)

2009年7月30日、新生KARA初のフルアルバムである、2集アルバム『Revolution』を発表[6]。その翌日にミュージックバンクで収録曲「Wanna」、「Mr.」を初披露しプロモーション活動を開始。それまでのキュートなイメージを覆し、ウエストラインを強調したセクシーな衣装・振付と、ポップでダンサブルな曲調に、メンバーは減量してスタイリッシュになった。「Mr.」の振付の特徴であるヒップダンスが、これはメンバーのニコルが考えたものである。結局、事務所は「Wanna」と「Mr.」のダブル・タイトルによるプロモーション活動を決定した。

8月30日、「Wanna」はSBS人気歌謡のヒットチャートで1位を獲得した。続く「Mr.」の大ヒット[6]を受けて、少女時代Wonder Girlsとともに、韓国の人気ガールズグループとなった。「Mr.」はチャート1位こそ取れなかったが、ヒップダンスは評判になった。同時に各メンバーもレギュラー番組を複数持った。

2010年1月4日より放送のドラマ『星をとって(?? ???)』の主題歌を担当。
LUPIN:韓国三大歌謡番組で初の3冠(2010年3月7日)

2010年2月17日午前0時、3rdミニアルバム『Lupin』のデジタル音源の発売が開始され、その翌日にCDもリリースされた[6]。2月25日、『M! Countdown』で「LUPIN」、「Umbrella」を初披露しプロモーション活動を開始。3月4日、『M! Countdown』で1位となる。また翌週も引き続き同番組で1位を獲得、さらに同週の『ミュージックバンク』、『SBS人気歌謡』でも1位を獲得し、KARAとしては初の韓国三大歌謡番組において全て1位獲得という三冠の快挙を達成した。『ミュージックバンク』で1位をとったのはデビュー以来初めて。同番組では翌週、翌々週と3週連続で1位を獲得した。4月15日、『M! Countdown』のステージを最後に、プロモーション活動を終了。スンヨンは番組収録前の撮影中に事故に遭い、右腕にギプスをして肩からつった状態で出演した。この週は、韓国哨戒艦沈没事件の影響を受けて、Mnet以外の地上波3局の歌謡番組は放送中止となった。

4月16日、2010 FIFAワールドカップの韓国代表の応援曲として、「We're with you」を発売することを発表。

6月2日に投票が行われた第5回地方選挙で中央選挙管理委員会の広報大使を務めた[8]

8月31日、日本でデビューしたKARAが、韓国ファンのためにデジタルシングル『2ME』をリリースした[9]
Jumping

2010年11月10日、4thミニアルバム『Jumping』のデジタル音源の発売が開始された。11月20日、『Jumping』のCDがリリースされた。12月10日のMusic Bankで、12月12日のSBS人気歌謡でも1位を獲得。「Jumping」の日本語版と朝鮮語版の振付では変更された箇所が少しある。サビの変更についてニコルは、前者をジャンピンダンス、後者をスキージャンプと呼んでいる。

2011年5月11日、騒動終結後初めてとなる、KARAとして2回目の韓国公式ファンミーティング「今、伝えたい言葉…」を、6月11日午後6時にソウル市松坡区蚕室洞の蚕室室内体育館で開催することを発表し、同時に今後「6月11日」は『KAMILIA デー』とされた[10]

8月10日、「韓国訪問の年記念2011年K-POP Cover Dance Festival」のPR大使に任命された[11]
STEP:初の単独コンサート開催Cultwo Showにて(2011年10月3日)

2011年9月6日午前0時、3集アルバム『STEP』の音源を公開した。韓国主要音源サイトリアルタイムチャート1位を独占、またCD売り上げチャートの主要サイトであるHenterチャートでリアルタイムおよびデイリー1位を獲得した[12]。タイトル曲「STEP」は「LUPIN」以来2度目の韓国三大歌謡番組3冠を達成した。YouTubeで公開された同曲のミュージックビデオはその後も再生され続け、発表から8年6か月後の2020年3月には再生回数が1億回を突破している。

2012年2月18日、ソウルオリンピック公園の体操競技場にて、初めてとなる単独コンサート「KARASIA」を開催した[13]

6月5日、韓国の観光振興に貢献した個人や団体に贈られる「韓国観光の星」功労賞に選定され、6月12日、ソウルにて授賞式が行なわれた。
PANDORA(2012年9月2日)

2012年8月22日、5thミニアルバム『PANDORA』をリリース。

8月23日、タイトル曲「Pandora」は、39日間音源チャートで首位を独走していたPSYの「江南スタイル」を抜き、韓国主要音源チャートにてリアルタイムで首位に立った。

8月29日、韓食(K-Food)広報大使に就任する[14]

9月7日、『ミュージックバンク』で、3週連続1位だったPSYの「江南スタイル」を、僅差で抜き1位を獲得。

9月13日、『M! Countdown』で、T-ARASexy Loveを抜き、1位を獲得。これにより、10月にタイで行われるMCountdown Smile-Thailandへの合流が決定した。
Full BloomDSP Festivalにて(2013年12月14日)

2013年9月2日、4集アルバム『Full Bloom』をリリース。このアルバムが韓国国内では、ギュリ、スンヨン、ニコル、ハラ、ジヨンでのKARAの最後の作品であり、プロモーション活動となった。

9月2週の『ミュージックバンク』でタイトル曲「Damaged Lady」で1位を獲得。この週は『ミュージックバンク』の特番があり、1位になる場面は放送されなかった。

12月31日、MBC『2013歌謡大祭典』にて「代表曲メドレー」を披露。翌年の1月にニコルが事務所と再契約しない意向を伝えている状態の中での披露であり、これが5人で行う最後のステージ披露となった[15]
再びメンバーの脱退と加入

2014年1月16日をもって、初期メンバーであるニコルが所属事務所との契約が終了し、グループを脱退[16]。4月5日、2期メンバーであるジヨンが契約満了をもって脱退[17]

7月1日、KARAの新メンバーを選抜するオーディション番組『KARAプロジェクト』に参加したDSPメディアの練習生であるホ・ヨンジが新メンバーに選出された[18]
DAY & NIGHT:新生KARA再びDAY & NIGHT』ファンサイン会にて(2014年8月30日)

2014年8月18日、ホ・ヨンジを加え再び4人体制となった新生KARAがプロデューサーにイダンヨプチャギを迎え[19]、6thミニアルバム『DAY & NIGHT』をリリース。ソウル上岩洞(サンアムドン)SBSプリズムタワーでショーケース及び記者懇談会が開催された。収録曲「??? (Story)」は、ギュリ、スンヨン、ハラが作詞を手がけた。これは愛する人と別れた後の気持ちを歌っているが、「これはグループを離れたニコルとジヨンへのメッセージか」という問いにスンヨンは「3人のそれぞれの物語を歌詞に移し、修正して合わせて作った。その中にある内容はみなさんの想像に任せたい」と伝えた[20]

2014年8月24日、SBS「人気歌謡」放送後、近くにあるクアム公園でミニファンミーティングを開催。メンバーたちが自ら企画し、自費で準備し、250人のファンに直接食べ物を配るなどした[21]

2014年8月27日、「SHOW CHAMPION in 清州」でタイトル曲「マンマミーア!」で1位を獲得。

2014年12月15日、DSPメディア所属アーティストが参加した初のプロジェクトアルバム『White Letter』をリリース[22]
IN LOVE:最後の活動(2015年6月21日)

2015年5月26日、7thミニアルバム『IN LOVE』をリリース。タイトル曲「CUPID」は、V.O.Sのチェ・ヒョンジュンとチョン・ホヒョンによるプロデュースチームe.oneとEJ SHOWが手がけた。

6月3日、『THE SHOW』でタイトル曲「CUPID」で1位を獲得。
事実上のKARA解散

2016年1月15日、2月2日付でギュリ、スンヨン、ハラのDSPメディア専属契約が満了することを発表した。ギュリ、スンヨン、ハラの3名は再契約しない一方、ヨンジは事務所に残り、DSPメディアで引き続き活動する旨を発表した[3][23]。その後、ハラがキーイーストと、スンヨンがJ,wide-companyと、ギュリがモーションメディアと専属契約を締結した。これにより、グループは事実上の解散となったが[24][25]、最終メンバー達は解散を否定している[26][27][28][29]


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